あつぼうさんの映画レビュー・感想・評価

あつぼう

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死に花(2004年製作の映画)

3.5

こんな老人達がトンネルを掘って銀行強盗をするって、ありえない設定やけど一生懸命な姿に感動しました。自分の人生が残りわずかになった時、のんびりと余生を楽しむか、何か凄い事をやろうか・・・自分やったらどっ>>続きを読む

靴に恋して(2002年製作の映画)

3.3

盗んだ靴をはく女
偏平足の女
スリッパをはく女
スニーカーをはく女
小さな靴をはく女
この5人の女性がくりひろげる群像劇。
群像劇って言ったら人がいっぱい出てきてごちゃごちゃしてる映画ってイメージを持
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マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

4.0

ボディガードと少女の心温まる交流と壮絶な復讐劇を緊迫感溢れるタッチで描いてます。
監督は【トップガン】【トゥルー・ロマンス】のトニー・スコット。
独特のカメラワークはこの映画でも健在で、そのカメラワー
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パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.7

同じ日を繰り返すタイムループものですが、ホラー要素はなくブラックなラブコメ要素が盛沢山で最後まで楽しめました。
妹の結婚式でナイルズといい雰囲気になったサラ。2人で結婚式を抜け出して、さぁ~これからっ
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バッドランド・ハンターズ(2024年製作の映画)

3.3

大地震によって無法地帯の荒野と化したソウルが舞台。
狂気に走ったドクターにさらわれた仲間の少女をマ・ドンソクさんが助けに行く話。とくに目新しい展開はないのですが、アクションシーンはキレキレで観ていて楽
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かがみの孤城(2022年製作の映画)

4.0

辻村深月さんの小説は面白くて読み漁ってたなぁ。最近は読んでないけど。
その中でも名作と名高い「かがみの孤城」が劇場アニメ化されてると最近知ったので鑑賞してみました。
小説を読んで自分の頭の中で、登場人
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.6

一流のマジックはタネや仕掛けのないことを観客に確認させる【プレッジ】、パフォーマンスを展開する【ターン】、そして最後に予想を超えた驚きを提供する【プレステージ(偉業)】の3パートから成り立つらしい。>>続きを読む

この子は邪悪(2022年製作の映画)

2.8

う~ん何とも微妙な映画でした。
交通事故で植物状態になった母親が家族の元に帰ってくるのは感動的なシーンであるはずやのに、奇妙な違和感が漂う展開に。その違和感が何なのかはストーリーが進むにつれて明らかに
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Winny(2023年製作の映画)

3.4

winnyの登場は衝撃的で、当時パソコンを所持していた友人や同僚のほとんどがwinnyを利用していた記憶がある。違法なファイルが蔓延していて著作権について問題になっていたけど、それはアップロードやダウ>>続きを読む

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.5

ラッセル・クロウ貫禄ありすぎ。
実在した神父ガブリエーレ・アモルトによる「エクソシストは語る」をもとに制作されたって事は実話なんですかね。この神父さん、生涯で数万回のエクソシズムを行ってるって驚愕の数
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世界侵略:ロサンゼルス決戦(2011年製作の映画)

3.5

シンプル・イズ・ベストって言葉がピッタリの映画。
何の前置きもなく、地球を侵略してくるエイリアン。侵略してきたエイリアンと闘う海兵隊。わかりやすい構図なんで何も考えずに観れるのが良かった。
侵略の目的
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ラストデイズ(2005年製作の映画)

2.5

人気絶頂の中、自ら命を絶った“ニルヴァーナ”のカート・コバーンの死に衝撃を受けたガス・ヴァン・サント監督が、その悲劇に到るまでの彼の心境に思いを巡らせて撮り上げたドラマ。

この映画ってカート・コバー
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ダムゼル/運命を拓きし者(2024年製作の映画)

3.3

貧しい土地の王女は、自分の民の生活を豊かにするために金持ち王子と結婚する事になったけど、この結婚には裏があって、王族が古代の契りを守るために王女を竜の生贄として利用するものであった。
良い話には裏があ
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クジラの島の少女(2002年製作の映画)

4.0

ニュージーランドの壮大な自然をバックに女として産まれてきたがために、試練に参加出来ない少女の苦悩と葛藤を見事に映像化していました。
伝統を重んじるがために孫を素直な目で見れない頑固な祖父・・・。
それ
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シェフ 三ツ星フードトラック始めました(2014年製作の映画)

4.2

映画を観終わった後、無性にキューバサンドイッチを食べたくなりました。キューバサンドイッチを食べる時の「カリッ」って音が食欲をそそります。
一流シェフとしてのプライドや料理にかける情熱が最高でした。そこ
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デイ・アフター・トゥモロー(2004年製作の映画)

3.0

地球温暖化って地球の気温が高くなっていくと思ってたけど、この映画のように地球全体の温度が下がって1万年前の地球と同じ氷河期のような、絶対零度の世界になる事もあるのかな。
地球規模の災害と親子愛がベース
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キラー・ジーンズ(2020年製作の映画)

3.1

ジーンズが人を襲うって、あの名作「キラーコンドーム」を思い出させるような設定が面白い。
誰にでもフィットする夢のようなジーンズの新作発表を控えたアパレルメーカーCCCを舞台にジーンズが殺戮を開始します
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リトルデビル(2017年製作の映画)

3.5

オーメンのようなホラー映画を想像してたけど、随所にホラー要素は散りばめながらも全く違う方向に物語が進んでいきました。
義理の息子ルーカスが6月6日生まれで6歳って完全にダミアンの666を連想させるし、
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プレデター:ザ・プレイ(2022年製作の映画)

3.7

300年前のアメリカを舞台に、人類とプレデターの狩るか狩られるかの闘いが始まります。
シュワちゃん主演の「プレデター」以降、数々の続編や外伝のような映画が制作されたけど、どれも自分にはフィットしない内
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初恋(2006年製作の映画)

3.4

あの3億円事件の犯人が女性っていう大胆な設定は面白かったけど、どうも最後までスッキリしなかったです。
まず犯人が女性って部分も、この映画の中では無理がありました。特に窓越しに「爆弾が仕掛けられてる」っ
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終わらない週末(2023年製作の映画)

4.0

この不安を煽る演出の数々は楽しい。自分なりにこうなるのではって考察しながら鑑賞したけど全然違うかった。全く何が起こっているのか先が読めない展開と謎の親子の登場で不安は募る一方。
タンカーが海岸に突っ込
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SISU/シス 不死身の男(2022年製作の映画)

3.7

まさに不死身の男。普通の人間なら確実に死んでるけど、伝説の男には死んでる暇はないんです。
第二次世界大戦末期のフィンランドってソ連に侵攻され、ナチス・ドイツに国土を焼き尽くされたって戦争の悲惨すぎるで
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おまけつき新婚生活(2003年製作の映画)

3.0

オマケと言うには、あまりにもやっかいなオマケやったコネリー夫人。
夢のマイホーム、そして新婚生活がコネリー夫人によって、とんでもない事態になります。このおばあちゃんという設定が曲者で、誰もがおばあちゃ
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息子のまなざし(2002年製作の映画)

3.8

最初は息子を殺されたオリヴィエのフランシスに対する行動に疑問を持ってしまった。自分なら息子を殺した犯人が目の前に現れたら復讐するはず。でもね実際はそう簡単な問題でもないんやろうけど、冷静にはいられない>>続きを読む

サンダーフォース ~正義のスーパーヒロインズ~(2021年製作の映画)

3.1

普通の女性がスーパーヒーローとなり、悪事を働くミスクリアンからシカゴの街を守るお話。ってストーリーを読めば期待は高まるのですが、とにかく全体を通してコメディ色が強く、今までのスーパーヒーロー映画のパロ>>続きを読む

宇宙人のあいつ(2023年製作の映画)

3.1

23年もの間、家族になりすましていた真田家4兄弟の次男・日出男。その正体は人間の生態を調査しに地球へ来てた土星人。その日出男が地球を離れ土星へ帰る日がやってきた。日出男との残された時間は3日間。その3>>続きを読む

ラストキング・オブ・スコットランド(2006年製作の映画)

4.0

悪名高い実在のウガンダ大統領イディ・アミンの実像に迫る政治サスペンス。当初は英雄として国民の期待を一身に集めながら、権力の座に就くや独裁者へと変貌、冷酷な殺人を繰り返すさまを、彼の側近となったスコット>>続きを読む

スペースマン(2024年製作の映画)

3.0

突然現れたチョプラ雲の探査とサンプル採取のため、単独で宇宙へ送られたヤコブ。単独宇宙飛行の記録を更新するが、孤独は徐々にヤコブを蝕んでいく。地球に残してきた妻との関係も終わりに向かっていて、その事がヤ>>続きを読む

PLAN 75(2022年製作の映画)

3.0

この先日本でも少子高齢化問題は今以上に議論されていく問題ではあると思うが、この映画の中で描かれている高齢者に対してのスタンスがあまり好きになれない。
必ず自分も老いていく中で、このような法案が可決・試
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シャンプー台のむこうに(2000年製作の映画)

4.0

最初に言っておきますが、レイチェル・リー・クックが出演してる時点で少し評価が高くなってしまいます。この当時の彼女は本当にキュートって言葉がピッタリでした。この映画では、いろいろな髪型の彼女を観れて大満>>続きを読む

ピラニア(1978年製作の映画)

3.0

この映画は小さい頃に洋画劇場で観て、ピラニアは人を襲うって印象付けられました。今ではピラニアが臆病でそんなに簡単に人を襲ったりしないとわかってるけど、小さい頃は本当にピラニアが怖かったものです。
20
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.8

小さいい頃からマリオブラザーズのゲームにお世話になってたので、その世界観がそのまま映画の中に再現されていたので嬉しくなった。
任天堂のゲームにハマった人ほど、この映画の小ネタを発見出来て楽しめるのかな
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死霊のはらわた ライジング(2023年製作の映画)

3.5

オープニングの湖のシーンが秀逸すぎて、一瞬でこの映画に惹き込まれてしまった。そこからのタイトルの出し方が見事。この映画が未公開とは驚きです。
壮大なオープニングから一転し、アパートのワンフロアが舞台に
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ナンバー23(2007年製作の映画)

2.5

様々な出来事には23という数字が関わってるという期待を煽るようなオープニングやったんですが、どうもその後の展開がイマイチでした。
23という数字にとりつかれていくけど、そこまでこじつけたら23になるや
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クレイジークルーズ(2023年製作の映画)

3.3

ミステリーというよりはラブ・コメとして楽しむ映画。
エーゲ海へ向かう豪華客船で殺人事件って所謂クローズドサークルものであります。まぁ~最初から犯人がわかってるので、いかにして犯人の悪行を暴き出すかって
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アンテベラム(2020年製作の映画)

3.6

構成が素晴らしく、伏線(ミスリード)の塩梅が良く、自分の脳が見事に違う方向に進んでいってました。やられたって思うけど、自分自身が持っていた黒人奴隷に対する固定観念を利用されたって感じで本当に目から鱗の>>続きを読む

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