中野量太監督の作品を全く観たことがなかったので、本谷有希子さん原作で吉田大八監督の『腑抜けども、悲しみの愛を見せろ』みたいな感じかな、と勝手に予想していた。
やたら長いタイトルだし、ちょっと暴力的で奇>>続きを読む
一足先に試写会で観た、中野監督の『湯を沸かすほどの熱い愛』があまりにも素晴らしかったので、監督の前作となるこの『チチを撮りに』をレンタルして鑑賞。
序盤の食卓を囲んでお寿司を食べるシーンを観た時点で>>続きを読む
すごい傑作ではないけど、埋もれるには勿体無い、好きな要素がたくさんある作品。
とてもおばあちゃん子な青年。
ご近所さんを「いい天気だし、一緒に散歩でもどう?」と誘うシーン。
癖のあるちょっとませ>>続きを読む
とんでもない映画体験になると思って、意気揚々とシネマカリテへ。
もうチケットを買う時から緊張感が違う。
ガニ股でクー! という例の挨拶をすると、チケットが割引になるのだ。
緊張するなぁと思いつつも>>続きを読む
つ、つらい。
こんなに身を削っていたなんて。
そして今年の映画、海よりもまだ深く然り、シンゴジラの石原さとみ然り、おばあちゃん子の活躍が目ざましいけど、まさかエイミーワインハウスまでおばあちゃん子だ>>続きを読む
庵野監督、ゴジラはいいからエヴァを早く!
なんて思いながら、怪獣にも特撮にも萌えない僕はスルーするつもりでいたことを猛省した。
とんでもない傑作!
ザッツエンターテインメント!
エヴァに興奮した人>>続きを読む
いきなりスクリーンでやるほどの内容ではないと思う。
テレ東の深夜の枠で試運転して、少し慣らしてから満を持してのスクリーンだったら、もっとハマった気がする。
ただ、こういうダラダラゆるい感じは好き。画面>>続きを読む
全く持ってノーマークだったのだけど、俺たちのニックホーンビィの脚本ということを知り、急遽鑑賞することに。
言わずもがなニックホーンビィ原作の作品と言えば、ハイフィデリティ、アバウトアボーイあたりだと>>続きを読む
評判通り、とても面白くて大満足だった。
公開からだいぶ経っていたし、もうわざわざ映画館で観なくてもいいか、とも思ったけど映画館で観て良かった。
昨日の敵は今日の友だし、情けは人の為ならず自分の為だ、と>>続きを読む
お正月に見た芸人キャノンボールが本当に面白かったので、元ネタで評判も良いこの作品を鑑賞。
確かに面白いけど、これは笑えないし、感動はない。
相手を出し抜くにしても、狡猾さはなくて、執念で体を張るだけ>>続きを読む
ウォークよりも面白いと評判だったので観たけど、まあまあ退屈だった。
ウォークのがエンターテイメントで、こっちはドキュメント。
こんなスリリングな内容はエンターテイメントであるべき。
映画に対するアンテナは割と敏感に張ってるつもりでいたのだけど、この作品も監督も全然知らなかった。
風と共に去りぬとかゴッドファーザーのようにスケール感のある名作として扱われるには、ちょっと気を衒い過>>続きを読む
予告編のテンポの良さや、2時間があっと言う間という口コミに惹かれて観たのだけど、僕にはあまりハマらなかった。
予告編観た時は本当にワクワクしたのに、ちょっとがっかり。わざわざ映画館で観なくてもよかっ>>続きを読む
社会派のドキュメントは退屈だ。眠たくなる。魅力的な際立ったキャラがいたらいいのだけど、レイチェルマクアダムスもマークラファロもマイケルキートンもなんてことないしがない記者でしかなかった。
去年観たフォ>>続きを読む
3時間はあまりにも長過ぎた。2時間くらいで観たかった。長くても2時間半くらいであって欲しかった。
黒木華は幸薄そうな役がハマってて良かったが、それ以上に綾野剛が素晴らしかった。
あの飄々としていて、>>続きを読む
マイヤー自身はあまり人付き合いがうまくいかなかったり、内向的で孤独だったようだけど、彼女の写真を見る限りでは、間違いなく人間が好きな人が撮る写真だった。
インスタって便利で、世界中の写真の上手な人の>>続きを読む
フラガールやリトルダンサーみたいな感じかと思ってたけど、これはリトルミスサンシャインだ。最高の家族。黄色い車もかわいい。
確かに面白かった。
だけど、好きかと言われたら、嫌いと答える。
告白みたいな、ちょっと毒のある、多少倫理的にどうか、という作品でも勧善懲悪的な、悪い奴を懲らしめるものであれば、そんなに嫌いじゃな>>続きを読む
ストーリーがつまらないのは仕方ないとしても、スマートさも派手さも中途半端で、痛快の域に達しないアクション。
それでいて、なんだかいちいち鼻につく見せ方にモヤモヤした。
10年くらい前の映画でリアルタ>>続きを読む
キャストが好きな人ばっかりだし、中村監督だし、まあまあヒットしてるみたいなので、期待して観たのだけど退屈だった。
それでも最後にはとんでもないオチがあると信じるも、なんてことない結末。まあホラー映画>>続きを読む
宇宙モノはゼログラ、インターステラーやらで擦られ尽くされたと思っていたのだけど、全くの杞憂だった。
ゼログラのようなアート感、インターステラーのようなインテリ感って、少し鼻につくのだけど、このオデッセ>>続きを読む
の・ようなものを見たことはないのだけど、このの・ようなもの のようなものには、僕の大好きな森田芳光で溢れていた。
森田監督作品のベスト3を挙げるなら、間宮兄弟・サウスバウンド・僕達急行なのだけど、そ>>続きを読む