狼狽さんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

荒野にて(2017年製作の映画)

2.9

イントゥザワイルドのように、自ら望んでタフな環境に挑むのならばまだ観てられる。
だけど、そんなサバイバルなんて望まない15歳の少年には過酷すぎやしないか。辛くて耐えられない。
危なっかしくてヒヤヒヤす
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

4.6

キャプテンマーベルを大好きなのは、強すぎてかっこいいから、というのも勿論あるけど、その前にルームやショートタームを観て、あまりにも素敵だったブリーラーソンをオーバーラップさせてしまっているから。
サノ
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.7

上映時間は長過ぎるし、情報量も多過ぎる。これは相当タフな鑑賞だ。
普通に2D、せめて3Dで観ればいいものを、MX4Dを選んでしまった。
ますます忙しい鑑賞だ。でも、この先何度も観るであろうこの作品だし
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

3.5

評判が頗る良いので鑑賞。
結局ラストのライブエイドでのクライマックスありきの映画で、それまではかなり退屈だった。それでも、Another one bites the dustのイントロが始まった時だけ
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アンダー・ザ・シルバーレイク(2018年製作の映画)

3.3

イットフォローズもアメリカンスリープオーバーもハマらなかったけど、これはまあまあ良かった。
レディプレイヤー1のように、お金をかけた大掛かりなポップカルチャーへオマージュはスピルバーグに任せておけばい
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.4

ゾンビ映画を純粋に楽しめない僕は、好きなゾンビ映画ベスト3を

3位 ワールドウォーZ
2位 キツツキと雨
1位 ゾンビランド

としている。
因みに、2019年にはゾンビランド2が公開されるので、ラ
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

クリントイーストウッドもショーンペンも僕の中では映画監督になってしまった。
ジョセフ・ゴードン=レヴィットに関しては、映画を撮っているけど役者としての彼の方が好き。
ベンスティラーは監督も役者も両立さ
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モリのいる場所(2018年製作の映画)

3.5

一番好きな監督は、沖田監督だと言いたいのだけど、最近は中野量太監督も好きで浮気しがちだ。
それでも、沖田監督の作品が誰も傷付けなくて、優しい映画だということは揺るがない事実なので、公開されたのなら嫁を
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犬ヶ島(2018年製作の映画)

3.7

ストップモーションアニメになったウェスアンダーソンの世界感はいつにも増して顕著で心地良かった。実写よりもあっている気がした。
ただ、キャストの人選は良し悪しあり。
ウェスアンダーソン作品によく出演する
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アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

5.0

今回のインフィニティウォーをもって、マーヴェルの作品をスターウォーズをも超える大河ドラマとして認定しよう。
既に公開されているマーヴェルの作品ほぼ全てを網羅して、全ての要素をうまく組み合わせて、完璧な
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シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.4

この映画は人によっていろんな観た方ができそうだし、解釈も人それぞれ違いそう。
素敵なファンタジーとするか、ぶっとんだ特撮コメディとしてしまうか…。
どっちにしたって楽しくて、いい映画だったと言える。
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.9

予告編を観ると、ただただ派手な演出で、ちっともワクワクしないし、しまいにはララランドの製作チームが…という宣伝文句。はいはい、他に魅力がないので仕方なくララランドの名前を出して宣伝するしかないのかと詮>>続きを読む

15時17分、パリ行き(2018年製作の映画)

3.4

試写会にて鑑賞。
実話に基づいたドキュメントなのだけど、当事者の3人が主演? というかつてない前代未聞の作品。
それは役者に任せたらいいのでは? と心配したが、全くの杞憂だった。演技なのか再現なのか、
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スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

4.9

これはすごい映画だ。
グラン・トリノを観た時の感覚に近い。
グラン・トリノのおばちゃん版とでも言おうか。そして、グラン・トリノ以上に感情をグラン・グラン揺さぶってくる、ジェットコースター並みの展開。こ
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.8

とってもキャッチーな感想を述べるなら、冒頭のカーチェイスはベイビードライバー、圧倒的な絶望感はスカイフォール、大御所エルトンジョンの使い方はゾンビランドのビルマーレイと言った感じで、みんなが大好きな要>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.7

500日のサマーは、なんだかんだでサマーことズーイーデシャネルの映画だった。
そして、今回のギフテッドはというと、やはりメアリーことマッケナグレイスの映画と言っていいでしょう。
マークウェブ監督は、メ
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.9

ロキは本当にどうしようもないな。
厄介な弟の存在だけでも大変なのに、更にとんでもない姉まで…。
癖のある家族だけでなく、仲間のハルクと再会しても、戦わなくちゃいけなかったり、災難ばかりのソー。今まで特
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

4.4

実話なのに、なぜか伊坂幸太郎の書いた物語のような気がしてならない。ゴールデンスランバーみたいな。
どこかに終盤に回収される伏線があるのではと、勘繰りながら見てしまう。

そして、緊張感のあるシーンも、
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

2.4

た、耐えられない。
何を見せられているのか。
戦争のシーンくどすぎる。

一度ハクソーリッジから引き返して、再び挑んでからの展開は本当にいらない。

軍隊に入るまでの色恋沙汰がツボだった。

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

5.0

僕の生涯ベストムービーには、イントゥザワイルドとリトルミスサンシャインがランクインし続けるのだが、このはじまりへの旅(原題:Captain Fantastic)を観てしまうと、2つの作品が霞んでしまう>>続きを読む

奥田民生になりたいボーイと出会う男すべて狂わせるガール(2017年製作の映画)

4.8

思いがけず素敵なラブコメだった。
大根監督はオリジナルの脚本が書けないのか書かないのかわからないけど、原作をこれ以上ないくらいにエンターテインメントとして楽しませてくれるので大好き。
今回も本当に最高
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パターソン(2016年製作の映画)

3.3

序盤、退屈でちょっと寝てしまったけど、終盤にこの映画の意味がわかった瞬間に、大好きな作品になった。
このパターソンという映画と、ヴィヴィアンマイヤーを探しては、生きていく上で支えになる映画だ。
クリエ
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ベイビー・ドライバー(2017年製作の映画)

5.0

最高だった。ゴリゴリにマッチョで、脳味噌まで筋肉なワイルドスピードという権威を、音楽と映像を組み合わせた圧倒的なセンスとスタイリッシュさでもって、華麗に駆逐するという奇跡を見た。
エドガーライト監督っ
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.9

サムライミのスパイダーマンはちょっとだるかった。マークウェブのアメスパも悪くないけど、今回のホームカミングの方が好きだ。

導入のシビルウォーの流れを汲み始まるPOVでがっちり持っていかれた。POV自
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未来を写した子どもたち(2004年製作の映画)

2.8

Netflixにて鑑賞。

子供達の未来に光を、と良い方向に導こうとする献身的な姿にぐっときた。
そして、子供達は写真を覚える。
子供達の感性で撮られる写真には、ハッとすることしばしば。

現実に目を
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サムサッカー(2005年製作の映画)

3.0

20センチュリーウーマンに感動し、人生はビギナーズを観て、そしてこの作品も観ることに。

マイクミルズの作品は、成長と家族の絆の映画だ。
たとえイマイチでも、観る価値はある。

グラン・トリノ(2008年製作の映画)

4.8

クリントイーストウッドが監督して、主演までする気持ちがわかる。
監督としても、役者としても、完璧な仕事だ。でかした!

『ヴィンセントが教えてくれたこと』や『しあわせなひとりぼっち』みたいな、癖のある
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ミスティック・リバー(2003年製作の映画)

3.1

やれやれな、なんとも言えない映画。
ごめんなさい、嫌いです。

人生はビギナーズ(2010年製作の映画)

3.3

20センチュリーウーマンが良かったので、Netflixにて鑑賞。
20センチュリーウーマンはとってもキャッチーな面白さだったけど、この作品にはそこまでハマらなかった。
でも、好きか嫌いかで言うなら大好
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