atsushiさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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ブランカとギター弾き(2015年製作の映画)

4.2

両親のいないブランカ。
ストリートの隅に作られたダンボールとゴミでできた彼女の家。ハートの小窓から外を眺める彼女の姿が愛らしい。

盲目のギター弾きピーターとの出会いから始まる物語。
路上のベンチにど
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わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

イギリスの格差社会。
貧困層。どうにもならないもどかさ。金の無い辛さ。極限の空腹。

壁に書いた彼の叫び。"私はダニエルブレイク"俺は俺だと。街の人々から歓声を浴びる彼。胸を撃つ名シーン。59年間真面
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未来を生きる君たちへ(2010年製作の映画)

4.5

いじめられっこのエリアス。
父、アントンはアフリカ難民キャンプで働く医師。
母を失くしたクリスチャンは暴力に屈さず正義感の強い少年。
子供のいじめ、アフリカでの弱者に対する卑劣な行為から暴力と赦しを問
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アフター・ウェディング(2006年製作の映画)

4.0

インドで孤児院を経営するヤコブ。(マッツ)デンマークの実業家ヨルゲンから多額の寄付の話があり彼に会いに行くことになる。ヨルゲンがヤコブに伝えたかったコトは…家族愛について考えさせられる。

草原の実験(2014年製作の映画)

4.0

360度見渡す限り広がる地平線。静寂の中、聞こえる鳥のさえずり、水のせせらぎ。優しい風が吹き込む、小さな家での父と少女の生活。青い空の雲と羊毛の対比。永遠に続く筈の日常…その世界に引き込まれる。凛とし>>続きを読む

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.2

1985年、アイルランドを舞台にした、青春物語。
主人公は仲間を探しバンドを組む。理由は不純。だがそのプロセスの楽しさ、ワクワク感が良く伝わる。
劇中、彼らが演奏するオリジナルのニューロマンティック風
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ラブ&マーシー 終わらないメロディー(2014年製作の映画)

4.0

ビーチボーイズ、ブライアンウィルソン。
名盤「ペットサウンズ」を制作した60年代、精神的に苦しんだ80年代。それぞれの時代を2人の俳優が演じた本作。
60年代はレッキングクルーでも触れられていたが、8
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ぼくのエリ 200歳の少女(2008年製作の映画)

4.2

いじめられっこの12歳の少年オスカー。
隣りに越してきた同年代のエリ。
2人は壁を隔てモールス信号で会話を始め、オスカーはエリに惹かれ始める。
人に知られてはならない秘密を持つエリ。
近所で起こる猟奇
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三度目の殺人(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

30年前に殺人を犯した三隅(役所)の2度目の社長殺人事件。本人も殺人を認め、死刑判決が濃厚な裁判の弁護人を重盛(福山)が引き受ける。獄中で証言が度々変わる三隅だが…法廷では人が人の罪を裁き、金目当てか>>続きを読む

キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

4.2

諜報機関キングスマン。
ハリー亡き後、彼の教えを継ぐエグジーがメインとなる本作。

オープニングからプリンスをバックにハイテンポなカーチェイス、車に仕込まれたロータスエスプリばりのギミック。麻薬組織ゴ
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ハイジ アルプスの物語(2015年製作の映画)

4.2

昔見た、名作ハイジ(アニメ)のイメージそのまま実写化。
木小屋、山羊、とろけるチーズ、景色、青い空。自由なハイジに周りの優しい人々。短い時間に印象的なエピソードがうまく描かれている良作。

ボブという名の猫 幸せのハイタッチ(2016年製作の映画)

5.0

ドラッグ中毒治療中のストリートミュージシャン、ジェームズ。
彼の前に現れた野良猫ボブ。
ボブと彼の生活が始まる。

生きる喜びを見つけ満たされ始めた彼とボブとの生活にもう何も起こらないでくれと思いなが
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

4.0

愛すべき若干15歳の新スパイダーマン。トニー・スタークに認めてもらえるよう奮闘する本作。ポップな電撃バップ。スパイダースーツの補助輪モードを解除して、ラスボスサノスと、アベンジャーズでどんな戦いをする>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

4.2

近未来、VR 空間オアシス。序盤のレースシーンからその迫力に息を飲む。その後ステージクリアの裏技では2Dでの観賞ながら体に吹き付ける爽快な風を感じた。デロリアン、金田のバイク、ガンダム、その他諸々…。>>続きを読む

レッキング・クルー 伝説のミュージシャンたち(2008年製作の映画)

3.8

永遠のモータウンと内容がかぶる。
60s、70s LAで活躍したスタジオミュージシャン集団レッキングクルー。
フィルスペクターのウォールオブサウンドを作り上げ、バットマンのテーマ、スパイ大作のテーマ、
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永遠のモータウン(2002年製作の映画)

3.8

スプリームス、フォートップス、マーヴィンゲイなどの数々のヒット曲を打ち出し時代を築きあげたモータウンレーベル。
そのヒット曲を演奏し続けた音楽集団、ファンクブラザーズ。
彼らによる当時の話と、チャカカ
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永遠の反逆児 ヴィヴィアン・ウエストウッド/ヴィヴィアン・ウエストウッド DO IT YOURSELF!(2011年製作の映画)

3.8

70年代から型にはまらない事を信念に創作活動を続けるデザイナー、ヴィヴィアンのドキュメント。
パンクという思想、ファッションを牽引し、1つのジャンルを作り上げたファッション界の巨人の素顔。
70歳にし
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イット・フォローズ(2014年製作の映画)

3.2

自分にしか見えない何かに追われるホラー。
ゆっくりと常に追われるというのが怖い。
“それ“は、いろいろな姿に変わる。男女の関係で感染する。感染させても、死んだら自分に戻ってくる。目には見えないが実態は
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ダウン・バイ・ロー(1986年製作の映画)

4.0

トムウェイの曲をバックに流れる風景で始まるオープニング。
ポン引きジャックとDJザック。
ハメられた2人の監獄に入れられたイタリア人ボブ。
3人の距離が次第に縮まり彼らは、脱獄を企てる。

3人の空気
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

3.5

どれが現実かいろいろな解釈の仕方があり結論がでない不思議な作品。ファンタジー?
十徳ナイフのごとく道具として活用できる死体、ニュータイプのゾンビ?を演じるダニエルラドクリフの表情が良かった。

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.2

シンプルなサクセスストーリー。キラキラ輝くショー。最初からエンドロールまで無心で楽しめ純粋に泣けた。ディズニー映画をみた後のような感覚。

ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣(2016年製作の映画)

4.0

世界的ダンサー、セルゲイ。一切無駄のない鍛え抜かれた肉体に彫り込まれた8箇所のタトゥーは道を見失いかけた時の苦悩の印。何かを成し遂げるには多くの犠牲を払わなければならない。本人はもちろん家族も。トップ>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

4.2

詩を愛するパターソンの1週間の日常。

仕事仲間、バスの中や行き着けのバーでのたわいもない会話。
沈黙と間。

志せば誰でも詩人になれる。良いものを良いと感じる彼の気持ち。

ランドリーのラッパーや道
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ギミー・デンジャー(2016年製作の映画)

4.2

ストゥージズのボーカル、イギーポップへのインタビューを中心に過去の映像でバンドの歴史を振り返る。

貧しくて、幼少から暮らしてた、バスハウスの話。
コメディグループ、スリーストゥージズに同じ名前を使用
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

4.0

過去作品では地球侵略、ソーへの裏切りを繰り返し悪行三昧の弟ロキ。
本作では程よい笑いの要素も加わり新しいキャラクター性を確立。今後の行動にも期待したいものだ。
後半、自分の力に目覚めるソー、また、美し
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光のほうへ(2010年製作の映画)

4.2

アル中の母親の元、少年時代に辛い経験をした兄弟。
成長した2人はやはりまともな大人にはなれなかった。
トラウマと戦いながらも幸せを求め生きる2人の物語。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.5

長い映画だが、途中カットインする綾野がなかなか良かった。ラストも良い。

ブロンソン(2008年製作の映画)

4.0

現在も服役中のイギリスでもっとも有名な囚人の実話を元にした話。

兎に角、有名になりたい彼が選んだ道は暴力。
大した罪は犯してないブロソン。刑務所をホテルのようだと言い、看守に従わず、暴れまくる。
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偽りなき者(2012年製作の映画)

4.5

冤罪がテーマ。
主人公ルーカスに疑いがかかりはじめてから、胸が締めつけられる思いで食い入るように見た。恐ろしい話だ。

ポルカ・キング(2017年製作の映画)

3.2

ジャックブラックイコール、ロックというイメージだが今回は人がいいポルカ歌手。
バンド運営の為の資金を集っていくうちに、巨額の詐欺事件に発展する実話を元にしたストーリー。相変わらずの個性と目力だが、話は
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クローバーフィールド・パラドックス(2018年製作の映画)

3.8

資源の減少。
クローバーフィールド宇宙ステーションでの成果に地球の運命は委ねられる。
実験により起こったパラドクス。驚愕のラスト。

ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998年製作の映画)

3.8

カードの達人エディ。
彼は悪仲間4人であわせた金10万ポンドを元手に、残忍な男として名高い "手斧のハリー" に賭けを挑む。
ストゥージズの"お前の犬になる"がかかるタイミングと映像が絶妙でよい。

サバイバルファミリー(2017年製作の映画)

3.6

復旧しない停電。
なぜかバッテリー関係も全て動かなくなり数週間。
不器用で、考えなしの日本の父が一家の長として一路南へ行く決断をする。
普段はダメ親父だが、こんな状況でもやっぱりダメ親父なのか?
途中
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イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ(2010年製作の映画)

4.2

カメラ好きで日常を撮影し続けるティエリーグエッタ。
ストリートを舞台にゲリラ的に自分を表現するアーティストたちに魅了され彼らの映画を作る事に。完成した映画を見た彼の尊敬するアーティスト、バンクシーが言
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パンズ・ラビリンス(2006年製作の映画)

4.0

1940年代、ゲリラとの内戦の続く最中、地上で人間になった地下の世界のお姫様が、元の世界に戻る為の3つの試練。

クリーチャーが魅力的だった。特に白塗りのは不気味で良い。ラストが憂い。

ドリーム(2016年製作の映画)

4.2

1960年代、天才的計算能力がある3人の黒人女性がNASAでの有人宇宙飛行のプロジェクトメンバーとして活躍する話。
コンピューターが無かった当時、人種差別に負けず誇りを持って働く彼女たちの姿、心動かさ
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