ぜるさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.5

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アンディ・サーキスが出演してたのは知らなかったから驚いた。

ゴッツいスーツのデザインも相まって、ロバート・パティンソンが格好良過ぎた。仕込み武器がいっぱいであんなん男の子は皆好きだろ…

バットモー
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仮面ライダーオーズ 10th 復活のコアメダル(2022年製作の映画)

4.4

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オーズ完結編。ファンが本当に望んでいたものではなかったかもしれないが、オーズの物語の根底にある「欲望」の存在と、火野映司という人間を短い時間ながら描ききった一作だったと思う。

過去本編で伸ばしても届
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.3

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結構胸糞と聞いてはいたがまぁ想像通りの範疇だった。とはいえ当然気分が良いものではなかったが。

偽クレアのどこまでが本音でどこまでが嘘だったのかはもう知るべくもないが、作中でも語られていたように「贋作
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劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONS(2015年製作の映画)

4.3

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評判も良くマスターデュエルで遊戯王が再熱したため鑑賞。面白かった。風間くんの演技はやはり癖になる魅力があり、かつてのキャストの方々の演技も沢山聞けて楽しかった。

敵側は可もなく不可もなくといった印象
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.7

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音楽も素晴らしければカメラワーク、演出等も一級品。圧巻だったのは聾唖者である父視点のコンサートの様子。耳が聴こえなくても娘の歌が人々にどのような影響を与えているのかを実感するとても良く、印象深いシーン>>続きを読む

ファイナル・デスティネーション(2000年製作の映画)

4.0

最後まで緊迫感があり死生観についても見直せるような内容だった。

銀魂 THE FINAL(2021年製作の映画)

4.4

原作を読了してはいなかったもののそれなりに楽しめた。

銀さんと高杉の関係性がより掘り下げられており、戦闘シーンとキャストの演技も気合が入っていたので迫力がありとても面白かった。

ラストのたまのシー
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残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

4.4

マッツ・ミケルセンが酷い目に遭う映画との前評判で気になってはいたが、確かにマッツ・ミケルセンが酷い目に遭う映画だった。

全編通して流石の演技力に脱帽。やっぱり綺麗なお顔してるんだよな…最高。

人物
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ザ・トリップ(2021年製作の映画)

4.2

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冒頭から中盤にかけては互いの計画のお粗末さに笑い、後半は夫婦の絆と愛が試されていた映画。コメディとバイオレンスとシリアスの塩梅が良い感じ。

殺し殺されの関係だったのがイレギュラーの介入によってそれど
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.9

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序盤、デアデビルMCU参戦かぁ…と。

最初にドック・オクが登場するシーンは予告で何度も見たのにやっぱり興奮した。久しぶりにアイアンスパイダーの活躍も見れたし、ピンサーとアームの打ち合いがドック・オク
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.6

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完璧な映像化。有難う呪術廻戦アニメスタッフ。

元々乙骨の声優は緒方恵美さんが良いなぁ、と思っていたのもあり、乙骨の演技があんまりにも自分が求めていた「乙骨憂太」像で鳥肌が立ちっぱなしだった。特にクラ
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.5

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視聴者が疑問に思ったことほぼ全てに解答が用意されており、「結局このシーンなんだったの?」という映画にありがちな印象が全く無かったのは流石。

空想上のガブリエルがどうして肉体を持っているのかというのも
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アンテベラム(2020年製作の映画)

4.5

ミスリードがとても上手く、終盤まで騙されていた。勘の良い人ならもう少し早く気が付くかもしれないが…。
終盤になるにつれて謎が次々と氷解していくのが気持ちよく、ラストシーンは大変見応えあり。

序盤から
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サイコ(1960年製作の映画)

4.3

「えっこいつ死ぬの?」の連続。

初殺害シーンは音楽も相まって結構怖かった。

確かな名作。

僕のヒーローアカデミア THE MOVIE ヒーローズ:ライジング(2019年製作の映画)

4.4

鬼作画。

デクに歩み寄る爆豪と二人の共闘が見れただけでも満足。

ラストでデクが言われて死ぬ程嬉しかった言葉を、憧れてくれている後輩に放つのは良い締め方だった。

CURED キュアード(2017年製作の映画)

4.2

もうアイデアの時点で面白い。

実際にそんなことがあったら自分も色眼鏡なしでは回復者のことを見れないと思う。それだけに難しい問題だなとも感じたし、人種差別を風刺しているのかなとも。

回復者たちがそれ
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見えない目撃者(2019年製作の映画)

4.6

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前々から見たかったものでようやく鑑賞。

少しずつ導線を辿っていき、犯人を追っていく展開はサスペンスの王道ながらもやはり良いものである。浜中さんと春馬くんに協力してくれていた刑事さん二人組も地味ながら
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

4.2

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1作目以上に仲良しになったエディとヴェノムのイチャイチャが見れたので概ね満足。ラストの浜辺のシーンとかもうほぼピロートークで最高なんだよな。

ただカーネイジの倒し方はもう少し一捻り欲しかった。原作だ
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モンスター・パーティ(2018年製作の映画)

4.0

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思ったよりもグロかったし思ったよりもやりたい放題してた。

殺人衝動を抑えて安穏に暮らしている一族という設定が良い。序盤は狼狽えていた主人公も後半になってくるとバッサバッサと敵を切り倒していく刀マンに
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.4

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エイミーの計画が過去類を見ないくらいに巧妙過ぎて拍手。

全てが明かされ繋がった時の爽快感と、自分よりもやべー奴に会ってしまった時のエイミーの「こいつマジかよ…」みたいな反応が面白かった。

リトル・ジョー(2019年製作の映画)

3.5

不気味な雰囲気は一級品。 

ではあるが主人公があまりにも人の話を聞かない上に平気で規則を破り結果取り返しのつかないことになっているので、作劇上致し方ないとはいえ流石に気になった。

何度も言うが全体
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

4.7

傑作。

映像がとても綺麗。基本コメディ調で進んでいくが、やはり背景にはヒトラー信仰とユダヤ人迫害が見え隠れし、当時はそれが当たり前だったのだと感じると共に不穏さも醸し出している絶妙な雰囲気。

スカ
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

マジで頭空っぽにして見れた。 

ちょっとチャラめの子のスカウト辞めたかった理由が、スカウトが嫌だったんじゃなくてただ単に周りの目が気になったのが理由で、3人で過ごした日々は彼にとってもかけがえのない
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ニュー・シネマ・パラダイス(1989年製作の映画)

4.4

トトとアルフレードの関係性がとても温かい。トトが迷った時には指針を示してくれるアルフレードは、常にトトのことを考え、想っていることが伺えた。

成長したサルヴァトーレが元映画館館長に「トト」と呼ばれる
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.4

ミゲルの家族は確かに彼のことを大事にしていたが、彼の本当にやりたいことには理解を示さず、ミゲルもミゲルでそんな家族の愛情には気づかないまますれ違っていく。

そんな彼らが、(ミゲル以外が)憎んでいた音
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べイビーわるきゅーれ(2021年製作の映画)

4.5

開幕からゴリッゴリのアクション。複数対一の近接戦闘は他の映画では中々お目にかかれない出来栄えであった。

中盤は殺し屋たちの日常ということで映像的に若干退屈ではあったが、サブカル系のパロディや世相を風
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.3

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「こいつが主人公か!?」と思ったらどんどん死んでいって一体誰がと思った矢先に本命が登場。初殺害シーンは痺れた。

結局、全く関係のない人が全部ぶち壊して終わる展開はとても痛快。ブラムハウスっぽいなと感
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エターナルズ(2021年製作の映画)

4.6

エターナルズ一人ひとりが特殊能力を持っており、映像的にもワンパターンにならず大変見応えがあった。特にクライマックスの浜辺での戦いは全員に見せ場がありとても格好良かった。

数千年を生き、人間らしさなど
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残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

4.3

怪異について調べるのはそれを解決するための手段だったのが、いつの間にか怪異を調べること自体が目的となっていく。

あたかも怪異それ自体が意思を持つかのように主人公達に干渉し、呪いを広める片棒を担がせて
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リング(1998年製作の映画)

4.6

日本のホラー映画の原点とも言っていい作品。とにかく映像の見せ方が上手く、視聴者を不安にさせる手腕が素晴らしい。
ビデオ鑑賞時にはビデオの映像が画面一杯にはめ込まれ、あたかも自分がビデオを鑑賞してるかの
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ドラゴンボール EVOLUTION(2009年製作の映画)

2.8

正直な所思っていたよりは酷くなかった。笑えるクソ映画の類。ただキャラクターの原作イメージとの乖離が凄まじい。

割と見応えあるアクションシーン所々があってびっくりした。吹き替えで鑑賞したがキャストが無
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