ユージーンさんの映画レビュー・感想・評価

ユージーン

ユージーン

キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

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マシューヴォーンによるマシューヴォーンのための映画かと思いきや、ちゃんと原作があるようで……原作コミックスを知らずにキングスマンシリーズを観ているため、1や2とはガラッと雰囲気が変わる今作は本当にキン>>続きを読む

ゴッドファーザー(1972年製作の映画)

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半世紀(50年)以上も前の作品だが、それを感じさせないほどの力強さを感じる仕上がり。

正直、わりと終盤まで登場人物の顔を全く見分けられなかった…という点で大した感想を残せないのだが、半世紀前の作品だ
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

ジャンルタグにはホラーとあるが、ホラー苦手な自分でも問題なく観られた程度にはさっくりした仕上がりで、スリラーではあったので程よく楽しめた。

マミーの催眠術一強すぎて一家はもっとマミーを護衛した方がよ
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

原作もミレニアムも未読、未視聴。

メインキャストがダニエルクレイグとルーニーマーラ。それだけで最高すぎる。
湖畔で襲撃されて情けなくわたわた走るダニエルクレイグ、額に切り傷ついちゃって風呂場でふえ〜
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

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いまや時代も代わり、考え方も多少異なる部分があるが、だからこそ映画として一種の虚構を楽しむことができる。

刑務所というある種のディストピアから脱出する筋書きは、長い忍耐と強い精神力のもと大成する。
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オットーという男(2022年製作の映画)

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絶対泣くの分かってたから興行中は手を出せず今更ながら配信での鑑賞。

あらすじには「町一番の嫌われ者」とあったが特に町一番に嫌われてはいない。
「なんだあの偏屈ジジイ」と思われながらもご近所さんからは
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最後まで行く(2014年製作の映画)

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全員悪徳汚職警官すぎて同情の余地なし感情移入なし。

なんでこんなやつらのために(映画観る)時間を使わなきゃいけないんだて気分になってた……のに終盤で急に面白くなって笑った。

コ刑事、家でフグ飼って
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ダークナイト ライジング(2012年製作の映画)

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ノーラン監督らしい長尺映画ながらも爽快なカット割りで目まぐるしく展開されるストーリーは、名優たちの演技とともに出し惜しみなく効率的に魅力を発揮する。

暴力的で無慈悲なヴィランに叩きのめされるも、泥臭
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最強のふたり(2011年製作の映画)

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それぞれの生きづらさを抱えながら、お互いの「生きる」を見せる話。

ダンスホールと化したフィリップの誕生日会、ちらちらと舞い踊る人々の足に目を向けてやまないフィリップ役フランソワクリュゼの演技が上手い
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レッド・ワン(2024年製作の映画)

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クリスマスシーズン、日本でもショッピングモールなどでよく見かける子供向けのサンタグリーティング。
J.K.シモンズ演じるサンタクロース、もとい“レッド”の背後に控えるはどうみてもカタギじゃないドウェイ
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ブレット・トレイン(2022年製作の映画)

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原作未読。
……というより、作風が性に合わず途中断念。
そんな印象から入った今作だが、正直バカバカしさがかなりハマってて好きだった。

やたら東京がいかにもネオン街だしなんか日本刀使うし古い固定観念だ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

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現在中国語を独学している身として、中国語と英語のハイブリッド構造を楽しむ……という気持ちでなんとか乗り切ったが、正直『100メートル先、右折。その先、目的地です』という距離感の話を2時間かけて回り道さ>>続きを読む

グリーンブック(2018年製作の映画)

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粗雑な人間だが愛に満ちてる主人公、ヴァレロンガ。序盤は観てて「なんやこいつ!?」と嫌悪感で溢れていたが、物語が進むにつれ「まあ悪くない」といった印象に切り替わっていく。

ケンタッキー州行ってフライド
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ダークナイト(2008年製作の映画)

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ブラウン管テレビから地デジに切替わる前の時世、当時映画館でこの作品を観た人たちが羨ましくて仕方がない!

いまこそあらゆるマルチバースとして様々なアメコミ映画が展開されているが、前作「バットマンビギン
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パージ(2013年製作の映画)

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鑑賞して得たフラストレーションはどうパージすればいいですか

周囲があまりにも面白いと絶賛なので期待値を上げすぎてしまったかもしれない。

バットマン ビギンズ(2005年製作の映画)

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随所随所に挟まれるイギリス節のジョークがめちゃくちゃ面白い。
そんなコメディシーンとダークシリアスなアクションシーンが織り混ざって終始退屈せずとてもワクワクして観られた。

バットマンという現代社会に
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バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

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なまじ腕がいいばかりに、アメリカ各組織から狙われたプロパイロット。

飽和するほどの金。
映画後半には紙幣がもうほぼ紙屑にしか見えない。
その金は回り回って誰の懐に入ったのか。

レベル・リッジ(2024年製作の映画)

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スカッと爽快リベンジアクションかと思ったら、主人公が度々追い詰められるためなかなかしんどさがあった。

でも腐敗した体制のなかにも一抹の正義感はあって、様々な人物の内面が見えたのはよかった。

アメリカン・スナイパー(2014年製作の映画)

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イラク側では「マラディの悪魔」、米国側では「伝説の狙撃手」として名を馳せたクリス・カイルの自伝をベースに映画化した作品。
戦争体験に妄執し、妻の言葉ではなく友の言葉が響くシーンはひどく悲しい。

ネイ
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ジョーカー:フォリ・ア・ドゥ(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

大衆が求めているのは、
ジョーカーであってアーサーではない。
「僕はアーサーだ」
とアーサーが告白した場のしらけ具合。

これは映画館の観客ともリンクして、
僅かなメタ構造になっているような感覚だ。
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シビル・ウォー アメリカ最後の日(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

敵も味方もわからない。
まったく同じ背格好の相手を、進行方向と相対するものであれば撃ち殺す。

「どういった種類のアメリカ人だ?」
と言った質問が指すディストピアの顕現。
大統領の失墜から、そこにはも
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

鑑賞後のなんとも言えない妙な高揚感。
かなしいしくやしいしモヤモヤするのに、じわじわふよふよしたような気分になる。
これぞ映画を観る醍醐味だとおもう。

レオンは殺し屋で人殺しの技術に長けていて、クー
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ジョーカー(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

うーん、これってアメコミヴィランの映画よな?とところどころ感じた。
まるでそれを免罪符に反体制を掲げたカタルシスのようだ。
すべてが現代社会に刺さり、自身の弱さを自覚する観客にとっては今作のジョーカー
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

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どうしても母親のことが気になってしまう。

どこまでも前向きに描き出すストーリーはさすがだが、だからこそ腑に落ちないというか、すんなりとは飲み込めない不満がある。
『現実世界の人間ドラマ』に勧善懲悪を
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バビロン(2021年製作の映画)

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『セッション』『ララランド』と観てきたデイミアン・チャゼル監督作品だが、個人的にはどれもこれも「すごくきらいだ」といった感情になる。

もちろんこの作品も、観ていて「きらいだな」となった。
なぜそこま
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ザ・キラー(2023年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

淡々としたモノローグでだらだらした話を垂れ流すな…と思ったらのっけから失敗するあたりで、残念ながら感情移入が途切れてしまった。

以降は人目を気にしながら逃亡劇と復讐劇で緊張感のあるスリラー。

精神
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運び屋(2018年製作の映画)

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『家族との時間を大切にしろよ』
というメッセージ。

イーストウッドとブラッドリークーパーの会話はまるで役以外に個人そのものの掛け合いのようでいて、人情味に溢れている。

イーストウッド作品は、やはり
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セブン(1995年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『ペシミズムとの戦い』がテーマの一つか。

終盤、自供した犯人が指定した場所へ向かうクライマックス前にバディが並んで胸毛を剃るシーン、覚悟を決めるためかな…新鮮な演出だ……と思ったら隠しマイクつけるた
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ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

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『報道機関が仕えるべきは統治者ではなく国民よ』
メリル・ストリープが言うとさらにカッコイイ。
かくあれかし。

アビゲイル(2024年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

▲物語の本筋とはまったく違う感想です

予告を観ての鑑賞だったので、ある程度物語のベースは掌握しながら、むしろスプラッター目当てで今作を楽しみにしてました。

結果、個人的に求め描いていたスプラッター
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

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吹替

勧善懲悪。

ティムバートンの『チャーリーとチョコレート工場』を、最近子どもの頃ぶりに観てめちゃくちゃワクワクしたんだけど、今作は少し物足りなかったな。
全身赤タイツのエナメル質ウンパルンパと
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アグリーズ(2024年製作の映画)

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ネトフリ垂れ流し再生でそのまま鑑賞。

ルッキズムに異を唱えたいスモーク側に説得力のある醜形がいないし、そもそもプリティ後も容姿が千差万別ならルッキズムの思想が破綻するのではないだろうか。
なりたい自
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

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ワルい❣️かわいい❣️悪可愛い❤️‍🩹❤️‍🩹

ハーレイクインから化粧を教えてもらいたい