ユージーンさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

レ・ミゼラブル(2012年製作の映画)

3.0

おそらく初めて観るミュージカル映画作品がこれだったら、自分はミュージカル映画に苦手意識を抱いてしまうだろう、というのが正直な感想だ。歌は素晴らしいし登場人物みな演技も上手いのだが、画面で観るものとして>>続きを読む

帰ってきたヒトラー(2015年製作の映画)

4.5

なんて痛烈な作品だろうか。ここまで心に刺さる撮り方をした作品に出会った事はない。

ゼヒ、観てもらいたい一本。
生々しい現地民の声が聞こえる。扇動と洗脳を自覚したとき、おぼえる一抹の不安が醍醐味。強烈
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.9

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マ゛ァ゛リ゛ーーーーーーン゛!!!!!!!!!!!!!

キングスマンはハリーとエギー以外皆いなくなってしまった。清々しいほどに。だが、これがマシューヴォーンだな、と。美しく、そして粗雑に、まるで嘲笑
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コードネーム U.N.C.L.E.(2014年製作の映画)

3.0

吹替。
映像美が楽しい。ただ、残念な事にそこまで深い面白さを感じ取れず、惹かれずに観終わった。
しかしエンドロールに至るエンディングの演出、またスパイ映画の醍醐味プロットツイストはやはりワクワクさせて
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マネーモンスター(2016年製作の映画)

3.4

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こういった映画作品は何ていうジャンルに分別されるのだろう。
擬似ドキュメンタリー、メタドラマというのか、その類が個人的に好きなので(わざわざ劇場のスクリーンで観る必要はあまりない映画となるが)これもま
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SPY/スパイ(2015年製作の映画)

3.0

吹替。
こ、こんなポンコツなジェイソンステイサムがいるなんて。このジェイソンステイサム、全力でポンコツだ。

と、常に失笑してしまわずにはいられない。何も考えずに見られる楽しい作品。

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

-

“ニュージャージー州出身・男性ユニットの音楽映画”
というコピーを見、勝手に『ピッチパーフェクト』と同じようなものかと勘違いしながら鑑賞。

したらなんと、劇中で、おそらく誰もが一度は聴いたことのある
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.1

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ガンギマリ。

まさにそれこそが鑑賞後の状態だ。刺激剤をキメたかのような高揚感の残る、痛烈で爽快な作品だった。痛快でありながら、どこか既視感のある展開はおそらくわざとなのかもしれないが、「一作目」らし
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二ツ星の料理人(2015年製作の映画)

3.8

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最初は主人公アダムの問題児ながら高飛車な態度に不快感を覚えていたが……………話が進むにつれ気が付けば食い入るように画面を見、またアダムに感情移入をするまでに至った。


*
担当医がごく自然な顔してア
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Mr.ホームズ 名探偵最後の事件(2015年製作の映画)

3.3

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オリエント急行事件同様、探偵ものにはあまり明るくないまま鑑賞。

まあ、誰でも一度は聞いた事あるであろう、アーサー・コナン・ドイルの、今ではすっかり代名詞となってしまうほど有名なシャーロックホームズ作
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オーシャンズ11(2001年製作の映画)

3.5

これでもか、というほどひっくり返してくるプロットツイストを楽しめる映画。

ワルいヤツらの連みは観ているこちらまで口角の上がりそうな感覚にした。
人間ドラマとしてはそこまで面白いとは思えなかったが、た
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

3.8

あらすじ(要約練習):世界三大宗教とも言われるキリスト教。その水面下ではカトリック教会の聖職者である神父の一部が無垢で敬虔な子どもたちの精神を利用し、まさに心的凌辱とも言える狡猾な手段で性的虐待を繰り>>続きを読む

ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

上映時間の都合上吹替で観賞。
しかし覚悟していたよりずっと楽しんで観られた。日本の充実したサブカルチャーがあるがゆえの吹替技術にいささか偏見を抱きすぎていたかもしれない。

途中監督の交代などもあり、
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

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原作未読。
また名探偵ポアロも名前を知ってる程度の知識ながら興味本位で鑑賞。
前知識もなく、今作で初めてこの事件の内容を知ったので、展開に関しては「読める」といった感覚を除き初見のようなもの。

カメ
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ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

3.7

Dude! 下品でイカしてる、まさにアメリカンガイズのノリ。ちょうど私情からして数倍たのしめる心境だったからちょうどよかった。
jew, gingerなどの準差別用語、ゲロ 下ネタ 容赦ない。そんなバ
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斉木楠雄のѰ難(2017年製作の映画)

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福田監督は原作ファンを怒らせない塩梅で自分の作品を作るのがうまいと感じる。キャラのベクトルが各位少しずつズレていたが、まあオマージュ別作品として観ると面白いものになっていると思う。
主人公が、当然モノ
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