azkyonさんの映画レビュー・感想・評価 - 16ページ目

十九歳の地図(1979年製作の映画)

3.8

昔は嫌がらせ電話が鬱憤晴らしだったか。
そして新聞や電気、ガス代なんかも集金だった。
面倒な時代だわ。

19歳、世の中に不満がいっぱいだろうね。
人生なかなか上手くいかないってわかってくるお年頃だし
>>続きを読む

がらくた(2016年製作の映画)

3.8

ピカピカではなくちょっと暗くて重い青春のひとコマ。

まだ純粋さも残っている子どもと大人の狭間で大事なものを見つけていく。
最後はよかったね。

現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.8

キューブリックだった!
普通におもしろかった。

確かにこの荷物は機内に持ち込みたいねぇ。

何もかも上手くいってたのに、ラストは本当にTHE ENDでした。

シャニダールの花(2012年製作の映画)

3.0

綾野剛を見たかったので見たのだが…。
もっとおもしろく作れなかったものか。
キャストはいいのになぁ。

逆噴射家族(1984年製作の映画)

3.8

時代を感じるわぁ。
昭和が終わる寸前の、日本全体がお祭り騒ぎのような80年代が集約されているような感じ。

倍賞美津子がきれい。

ふがいない僕は空を見た(2012年製作の映画)

3.7

原作の方がいいのはもちろんだけど、映画も悪くはない。
でもちょっと長いなぁ。

斉藤くんやその友人たちの青春物語でもあり、母と息子の物語でもあり、生命の誕生、嫁姑、母子家庭、低所得世帯、認知症、世の中
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.9

何気ない1週間だけど同じ日は1日もない。
平穏にすぎていく毎日に少しだけいい事や悲しいことがあったりする。
それだけの映画なんだけど、じわじわくる。

飼っているブルドッグがいいアクセントになっている
>>続きを読む

十字架(2015年製作の映画)

3.3

重松清かぁ…原作はもっともっと重いんだろうなぁ。
読みたいような読みたくないような。

いじめられて自宅庭の木で首を吊って自殺した中学生がいましたね…。
それをモチーフにしているんでしょうね。

いじ
>>続きを読む

次は何に生まれましょうか(2019年製作の映画)

3.5

普通ってなんだろう。
20分じゃさすがに短すぎるけど、最近世間でやたらに言われる発達障害がテーマらしい。
シングルマザーのサトミとミユの関係性、そしてサトミとその母との関係性を具体的にしてきちんと長編
>>続きを読む

靴ひも(2018年製作の映画)

4.0

そうかぁ…ラストはこんな形なのかぁ…。
二人の生活に慣れてきて親子になって親友になってこれからなのに。
せつなすぎるなぁ。
せつなすぎてエンディング曲まで全部聴いて余計せつなくなった。
自分を事をそう
>>続きを読む

北の果ての小さな村で(2017年製作の映画)

3.7

郷に入れば郷に従え。
小さな村ではなおさら!

学校のお勉強もそこそこ大事だけど、この村で生きていくためにはそれ以上に大切なこともある。

でも、寒いなぁーー!!

くれなずめ(2021年製作の映画)

3.7

最初から最後まで仲間内のはちゃはちゃなバカ騒ぎを見せられたんだけど、つまらなくもなかったし、くだらなくもなかった。
こんなことができる仲間がいる人生って楽しい!

若くして同年代の友だちが亡くなること
>>続きを読む

武士道残酷物語(1963年製作の映画)

4.0

パワハラなんじゃないのーー!って言いたくなる。
いや、パワハラだよね!
パワハラ道!

明治時代に出てきた加藤嘉が気持ち悪い。
あれはセクハラ!
あ、第一話もセクハラだ。

もう!武士道はハラスメント
>>続きを読む

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.7

「鍵泥棒ーー」の監督さんでした。
「鍵泥棒ーー」の方が好きだけど、こちらもおもしろかった。
役者さんたちが芸達者なので余計におもしろい。

ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.3

「ミッドサマー」と同じ監督だったぁ。
やっぱりこちらも苦手だったぁ。
苦手なんだけど見始めたら最後まで見てしまい、訳わからなくて怖い!
こんなの継承しないでよ。

仁義なき戦い 完結篇(1974年製作の映画)

3.8

前作の頂上決戦から見やすくなってきたのは、自分が生まれてからの時代に入ったからなのかな。

ヤクザも大変な世界なのねぇと思いながら5作連続で見て、ヤクザになった気分、ははは。

1973年から一年半く
>>続きを読む

仁義なき戦い 頂上作戦(1974年製作の映画)

3.9

ヤクザ抗争に市民が巻き込まれてマスコミや警察が動き出す、若いチンピラ連中が暴れる、現実味が出てきた。

武田=小林旭の歩き方が、ものねされる時と同じだった。
本当にあんなふうに歩くんだぁ。

燃えよ剣(1966年製作の映画)

3.0

これからがおもしろいのに!ってところで終わってしまった。
やっぱり函館で死ぬまでやらなきゃ!

仁義なき戦い 代理戦争(1973年製作の映画)

4.0

三作目。
若き日の大物俳優を見るのが楽しくなってきた。

始まってすぐに殺すんだもの、最初から目が離せない。

そして前作も出ていた川谷拓三。
痛ぶられ殺されるために役者になったようだ。

菅原文太も
>>続きを読む

猿の惑星(1968年製作の映画)

3.9

いつ見たのか忘れたけど、ラストの衝撃は忘れない。

最悪は友達さ(2021年製作の映画)

3.3

24歳なんだからまだまだこれからよ!
がんばりやー!って感じですかね。

月子(2017年製作の映画)

3.5

連れ去られたことが分かっているのに、警察も施設の職員も何もせず誘拐犯として捕まらないってことがおかしいと思ってしまって、真剣に見られなかった。
車で移動してるわけでもなく、徒歩と電車移動、人がたくさん
>>続きを読む

仁義なき戦い 広島死闘篇(1973年製作の映画)

3.9

一作目よりさらに出血大サービス!
本作は千葉真一が目玉と聞いていたが、この狂犬っぷりは今のイカれ野郎たちに近いかも。

北大路欣也がヤクザ…うーん、悪になりきれない品があるような。

菅原文太の出番が
>>続きを読む

仁義なき戦い(1973年製作の映画)

3.9

こんな有名な大作なのに初めて見た。
戦後すぐの話だったことも初めて知った。

もう亡くなっている大物俳優がたくさん出て、次々に殺される。
菅原文太はもちろん松方弘樹、梅宮辰夫が良かった。
特に梅宮辰夫
>>続きを読む

ル・コルビュジエの家(2009年製作の映画)

3.7

太陽光を入れたいとある日突然壁を壊し始めた隣のビクトルがどれほど変わり者で嫌なヤツなのかと期待しながら見ていたのだが、どっちかというとレオナルドの方が嫌な奴に思えた。
いや、それ以上にレオナルドの妻が
>>続きを読む

弱虫ペダル(2020年製作の映画)

3.5

普通に青春もの。
見る気もなかったのになんだか魔が差して見てしまった。

夜の帳につつまれて(2021年製作の映画)

3.8

内容的にはいいと思っただけに、もう少し脚本を練って長いドラマにしたらよかったのに。

あんなに厚着している季節に海に入るシーンとか首をひねってしまった。

密告(1943年製作の映画)

3.6

田舎町の不倫ってだけでもスキャンダラスなのに、怪文書までばら撒かれるなんて、そりゃ町中大騒ぎですなぁ。
みんな疑心暗鬼で犯人探し。
一番怪しいのはあの人だけど犯人はあの人じゃないかと推理しながら見た。

燃えよ剣(2021年製作の映画)

3.6

幕末や新撰組が好きでよく知っている人にはすんなりと入ってくるだろうけど、そうじゃない人には分かりにくいかもしれない。

何人もの役者演じる土方歳三を見てきたけど、この岡田准一が一番似てるわ。

山田裕
>>続きを読む

ナイト・オン・ザ・プラネット(1991年製作の映画)

3.9

タクシー運転手と乗客の会話劇。
世の中にはいろんな人がいるんだよね。

タクシー運転手って見知らぬ様々な乗客を乗せて、時には聞きたくもない話を聞いたり、理不尽なことをされたり大変な仕事だわ。
まぁ、で
>>続きを読む

人斬り(1969年製作の映画)

3.8

勝新の岡田以蔵は私のイメージするところと違うのだが、仲代達矢の武市半平太はぴったりかも。

以蔵のことは、人斬りなんだけど極悪人とは思えなくてただただ気の毒でかわいそうとずっと思っている。

三島由紀
>>続きを読む

今さら言えない小さな秘密(2018年製作の映画)

3.7

本当に小さな秘密だけど、本人にとっては克服できないことがずっとコンプレックスとなってしまうんだろうね。

他人にとっては些細なことでも本人にとっては死んでしまいたいくらいなこと。
でもものすごく滑稽な
>>続きを読む