何もかも空っぽ。
哲学的なモチーフを齧る創作者として、卵を使いたくなる気持ちはよくわかるし、実際のところ古今東西さまざまな作品で扱われている。であるが故に、高評価しづらい点は否めない。
「6年間の夫婦生活でで2回しか殴ってない。少ないだろ?」というセリフが良い。
映像はカッコよかった。
が、ストーリーは希薄だし長回しの連続だし、動きはないしで、疲れた。
映像はカッコよかった。
久しぶりに見た。
セカイ系によくある、世界とヒロインどちらを取るかという選択の問題が、政府とテロ組織によってすでに結論づけられているため、主人公らの葛藤が劇的なものにならない。これを構造的欠陥と呼ぶか>>続きを読む
キリスト教の文脈から解体すると面白い。物語の組み立て方が凄まじく上手い。重力による時間のずれをこんなに効果的に使う映画はなかなかないと思う。津波の映像も良い。もっとも、あれだけ壮大な世界観でありながら>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
序盤の一目惚れするシーンはやや雑であるし、前半と後半で物語構造が大きく変化するのはなんだかバランスが悪い。が、それはそれとして面白かった。
全体→セカイ系
前半→魔法少女・バディもの
後半→喪失と回>>続きを読む
何もかもが薄っぺらい。せめて脚本の勉強をしてから映画を作って欲しい。
どのような意味づけを行うにせよ、ソレが偉大であるのは間違いない。
話が遅々として進まない。面白いから良いけど。
「ズレ」と「一致」という視点で見たら面白かった。調和からへ狂気へ。物語にしても音楽にしても、新海誠『君の名は。』と共通する構造が多い。「面白さ」の作り方は緻密な一方、それを支える物語や、キャラクターの>>続きを読む
幸福の科学による同人アニメ映画。前作より作画レベルは上がったが、代わりにストーリーがダメになった。パクリ元の名作の凄さを再発見できる映画。ヒロインが可愛くないのは致命的。
序盤 戦隊ヒーロー+ウルト>>続きを読む
大隈講堂の上映会&対談で。
面白かった。
色々な見方ができそうな作品。
美女と野獣/ネットにおける匿名性の否定/行きて還りし物語/メタバースと現実との比重/ネットにおける情報の優劣(サイバー空間の描き>>続きを読む
言わずと知れた幸福の科学によるアニメ映画。制作総指揮をとる大川隆法の少年時代の「好き」が詰まった、金のかかった同人SFアニメ。
序盤→90年代ジュブナイルSF
中盤→銀河鉄道999
終盤→ウルトラマ>>続きを読む
吸い込まれるような映像の暴力。壮大で荘厳で壮麗で。観た後に映画を撮りたくなる作品だったので、★5。
思い返せば、テレビ版では強かったカレンの存在感が映画では薄れて、C2がよりヒロインらしく描かれている気がした。バランスが良くなった。
相変わらず面白い。
妹に無理やり見せている。
厨二病に罹患するのが楽しみ。
「一度きりの青春」という言葉に表れるような、「自我」だとか、「他者との関係性」だとか、そういうものへの刹那的な世界観、あるいは儚さみたいなものを表現しているように感じた。また、テクニカルな面で非常に参>>続きを読む