(20140515)
個人的にリチャード・リンクレイター(1960-)作品は「スクール・オブ・ロック」についで2作目、作風のギャップに驚きますが本作のスタイルが素に近い感じですね。
この作品の前日譚>>続きを読む
(20140605)
個人的にはブライアン・シンガー(1965-)作品は「ユージュアル・サスペクツ」と「X-MEN2」以来。本作はX-MENシリーズの最新作で現代編と過去編の両方の続編という謳い文句で>>続きを読む
(20140617)
日本のエンタメの要素を実写で再現したとして昨年かなり話題になった作品。端的にいうと、ティピカルなキャラクター達が、ティピカルな舞台背景とシチュエーションで、ティピカルな行動をする>>続きを読む
(20140624)
同名小説のミュージカル版を映画化した作品。作品の特性としては本来ならミュージカルではなくオペラとして取上げられるべき内容ではありますね。個人的にはオペラ映画として観た、という印象>>続きを読む
(20140630)
ジャン=ルー・フェリシオリ(1960-)とアラン・ガニョル(1967-)はフォリマージュなる製作会社に在籍するアニメーション作家。本作は2011年から12年にかけてアカデミーを含>>続きを読む
(20140728)
スウェーデンの、デザイナーでもあるオラ・シモンソン(1969-)と音楽家でもあるヨハネス・シェルネ・ニルソン(1969-)のコンビによる初長編映画。手術室や銀行、工事車両、高圧線>>続きを読む
(20140812)
I see trees of green, red roses too
I see them bloom for me and you
And I think to myself>>続きを読む
(20140814)
テリー・ギリアム(1940-)監督のマイノリティへの愛が全編にあふれている作品。その中心にフィッシャー・キングとしてロビン・ウィリアムズがいる、という形になっています。ジェフ・>>続きを読む
(20140815)
現実に侵食してくる能力のあるボードゲームをめぐる子どもたちの成長の物語。物語上の過去と現在をつなぐキーとなる人物役にロビン・ウィリアムズ。
「バック・トゥ・ザ・フューチャー」的>>続きを読む
(20140816)
ミュンヒハウゼン男爵の冒険を、彼をテーマにした演目を演ずる劇団に本人が闖入する形で重層的に描く作品。頭部と下半身が分離する月の王をロビン・ウィリアムズが演ずる。下半身的欲望と頭部>>続きを読む
(20140911)
映画X-MENの新しい3部作の1作目。この時系列はスターウォーズ(4→5→6→1→2→3)をなぞっているという事に今気付きました。
今作ではこのシリーズの2人の主人公が出会っ>>続きを読む
(20140825)
この10月からテレビでの放送が始まる富野由悠季(1941-)総監督最新作の冒頭3話を先行して劇場上映。
文明論や社会論を世界観にきっちり落とし込みつつの活劇になっているのは富>>続きを読む
(20140901)
WOWOWでX-MENシリーズを一通りまとめて放送するということで録画したものを視聴。ミュータントたちの特殊能力描写をふんだんに導入しつつも、前2作はマイノリティの問題に焦点を>>続きを読む
(20140319)
公開当時の日本では「マーベル・シネマティック・ユニバース」というコンセプトは全く語られておらず(少なくとも自分のアンテナには全く引っ掛からなかったのが悔やまれる)、事後的に観る事>>続きを読む
(20140917)
マーベル・シネマティック・ユニバースの10作目(フェイズ2の4作目)。今回はマイティ・ソーやアベンジャーズで垣間見えていた地球以外の世界を舞台にしたスペースオペラ風活劇ということ>>続きを読む
南アフリカ出身のニール・ブロムカンプ(1979-)監督は、前作「第9地区」での高い評価をきっかけに次世代映画監督としてよく名前を聞くようになりました。個人的にはこの「エリジウム」がはじめて。
◇
前知>>続きを読む
ジャン・トゥーレ(1953-)の小説「ようこそ、自殺用品専門店へ」をパトリス・ルコント(1947-)がはじめてアニメーションとして監督した作品。作画監督はフロリアン・トゥーレとレジス・ヴィダル(どちら>>続きを読む
(20141222)
先日NHKでジョン・ラセター(1957-)のドキュメンタリーを本作の製作現場を中心にした形でやっていました。当たり前といえば当たり前なのですが、多大な資金が集まる産業になった中、>>続きを読む
技術的に目処がついて満を持しての映像化だけにビジュアルのインパクトは絶大な、元祖大人向けファンタジー小説の映画化作品の年末一挙放送を録画視聴(20150114)。
指輪からの悪影響もあってやること>>続きを読む
(20150203)映画館で観る映画が安くなる日と言う事で、公開がそろそろ終わってしまいそうなホビット第三部を映画館で鑑賞(はじめの2つはBSプレミアムシネマとWOWOWにて視聴)。
ストーリー>>続きを読む
WOWOWでワイダ(1926-)の特集があったということで、大学時代に16mmフィルムを借りてきて文化祭で上映して以来の再視聴。あまりにも救いのない悲惨な内容の本作をなにゆえ文化祭などで流そうと思い立>>続きを読む
ウェス・アンダーソン(1969-)は気になっていた映画作家の一人ですが、今まで観る機会を作れていませんでした。先日WOWOWにて視聴。
導入部が入れ子状になっていて一見複雑そうな印象がありますが、>>続きを読む
「地獄への逆襲」は弟の復讐を兄フランクがはたすまでのお話。フリッツ・ラングが渡米して撮った商業映画のひとつですが、フランク自身が直接人を殺す描写が巧妙に避けられているにもかかわらず釈然としない感が少な>>続きを読む
<ちょいネタバレ>
「地獄への道」は弟ジェシー・ジェイムズが仲間の裏切りで殺されるまで。
生き別れていた息子とのつかの間の再会のとき、息子ジェシー・ジュニアが近所の子どもたちとガンマンごっこをして>>続きを読む
監督ディン・シェン(丁晟)は1970年生まれ、北京電影学院でジャッキー・チェンに見出されて、彼のサポートの元で経験を積んできた人物のようです。作品は5年前のある事件の真相を探ろうとする人物が、当事者>>続きを読む
ハンス・ペーター・モランド(1955-)はオスロ生まれのノルウェーの映画監督。英題は“IN ORDER OF DISAPPEARANCE”、そして誰もいなくなった、というような感じですね。
一人息>>続きを読む
東京国立近代美術館フィルムセンターと角川映画が2011年に共同で行ったデジタル復元版による放送を録画視聴(NHK-BSプレミアム)。パルムドールを受賞した衣笠貞之助(1896-1982)監督57歳の>>続きを読む
「パシフィック・リム」の時にも感じたことですが、主要なキャラクター(メカニック/クリーチャー)が適正値以上に大きいものである場合、それをリアリティに落とし込むと、それらのマッシヴ感が持つある種の鈍重>>続きを読む
アルフォンソ・キュアロン(1961-)監督の52歳の時の作品。映像美的な面を除くならば、スペースシャトル/宇宙ステーションを舞台にした民話/寓話的なものとして観るのが正しいのでしょう。サイエンスフィ>>続きを読む
スタンリー・キューブリック(1928-1999)監督が36歳の時の作品。ブラックコメディとしての面白さについては言わずもがなですが、極論するならばピーター・セラーズ(1925-1980)の演劇人として>>続きを読む
フランク・キャプラ(1897-1991)監督が49歳の時の作品。年末年始に「風と共に去りぬ」というような良くわからない習慣に比べると、アメリカでこの映画が年末の恒例になっているらしいというのは非常に>>続きを読む
安っぽいマンガチックな映画をあえて目指してクソ真面目に作る、という路線は物量的な基礎体力が少ないところで商業映画を撮ろうとする時に有効なスタンスといえます。ここでクソ真面目に作るから高級なもんだとか>>続きを読む
フォークシンガー デイヴ・ヴァン・ロンク(1936-2002)の伝記をベースにした、1960年代初頭を舞台にした作品。ジョエル (1954-)/イーサン(1957-)・コーエン作品をほぼ20年ぶりくら>>続きを読む
溝口健二(1898-1956)監督55歳の時の作品。お話的には当然の事ながら類型化されたもので、大事な事を言っているのも確かですが特筆すべきところはない印象。映像/演出的には京マチ子(1924-、こ>>続きを読む
1の時もそうだったけど、有名シンガーの楽曲よりも実はルドヴィク・ゴランソンのサウンドトラックが作品のトーンを決めるのに非常に重大な役割を果たしているのだと思う。年代的に音源のコレクションがCDなので、>>続きを読む