Bmさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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フライト(2012年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

飛行中に制御不能に陥った機体を見事操り胴体着陸させた機長のウィップ。彼は英雄扱いを受けるが、実はアルコール依存症であり血液からアルコールが検出されたことで一転糾弾されることとなる。

冒頭の墜落シーン
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ミセス・ダウト(1993年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

あり得ないようなことが次々起こるドタバタコメディに家族愛。
失業した俳優・ダニエルは子煩悩な父親だが、生活能力の無さから養育権を得られず子供と会う機械が限られてしまう。しかし、元妻・ミランダが家政婦を
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花宵道中(2014年製作の映画)

2.0

女郎の朝霧と染物屋の半次郎の悲恋。
遊女の物語で悲恋なので、特に新鮮さはなし。また、吉原が燃えた後の仮住まいでの話なので吉原というとイメージされる赤い建物は登場せず、さくらん的な色彩を期待して見ると拍
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蛇にピアス(2008年製作の映画)

3.0

冒頭の眩暈がするような渋谷の景色からどんどん引き込まれる。
原作は発表されたときに読んだが、人間が演じているというだけで原作より登場人物を生きた個人として感じられた。それと同時にイケメン二人に挟まれる
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名探偵コナン 純黒の悪夢(2016年製作の映画)

3.0

原作でもどんどん新キャラが登場しているし、20周年記念作品ということで新しいチャレンジなのか。
お決まりの「らーーーーーん!」「新一ーーーー!!」展開にならなさそうなので久しぶりにこれからどうなるのか
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ゲキ×シネ「薔薇とサムライ」(2011年製作の映画)

3.5

五右衛門ロックシリーズでは一番好き。
天海祐希は歌やダンスが素敵なだけでなく、立っているだけでも舞台映えする。衣装替えも盛りだくさん。
展開はベタでつっこみたくなる部分もあるものの、それを王道ストーリ
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

2.8

仮想空間の描写、ラブマシーンの造形が好み。

テンプレ田舎の大家族、白いワンピースで学園のマドンナのヒロインというひねりの無さ…。
宴会の準備も子供の世話も全部女性陣がやっているのをあれだけ描いていな
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時をかける少女(2006年製作の映画)

2.5

抜けるような青空に制服の少年少女。
脚本には?となる部分もあるので、何も考えずに物語のスピードに流されて見る映画。

さよなら渓谷(2013年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

時間をゆっくり使った見せ方、郊外の夏の空気、狭い部屋の生活感は好みだった。
しかし、そのせいで社会問題に切り込んだ部分が中途半端になってしまっていうようにも感じる。
ラストシーンで渡辺が尾崎に「もしあ
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

2.5

原作だとホルモーがなんなのかが分かるまで結構ぞわぞわ感があったのにそれがなくなっていて残念。序盤の不気味さがあったからストーリーにメリハリがあったと思う。出演者が豪華でコメディ展開でも楽しめたけど、笑>>続きを読む

人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

4.5

自由奔放な美人講師に恋する美大生の青年の話。

他愛もないおしゃべりやその間に漂う空気をこっそり覗き見ているような気持ちになる。
だらだらと山場もなく無駄なシーンが続くように見えるが、何も起こらないか
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シネマ歌舞伎 野田版 研辰の討たれ(2007年製作の映画)

4.0

足跡姫を見たので見直してみたら涙が出た。

冒頭からとんでもないスピード感に圧倒される。
斬新な演出や時事ネタを多用していても、ちゃんと歌舞伎に見えるのが歌舞伎役者なんだなぁとしみじみ。
前半はドタバ
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バケモノの子(2015年製作の映画)

1.0

いろいろ詰め込み過ぎで説明不足。世界観と作画がマッチしてて好みだったのに、結局どういうこと?という引っかかりのせいでストーリーにのめり込めないまま終わってしまった。
中途半端なヒロインなら出さずに男同
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ガールズ&パンツァー 劇場版(2015年製作の映画)

3.0

また廃校ネタ?と思ったものの、やはりオールスターはアツい。
遊園地というフィールドでキャラクター全員の魅力を余すところなく見ることができた。

クワイエットルームにようこそ(2007年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

酒と一緒に薬を飲んだら昏倒、目が覚めたら精神病棟に運ばれていた女性の話。
奇妙な行動があるもののどこか憎めない患者たちがコミカルに描かれていた前半と主人公の明日香がなぜオーバードーズの自殺志願者として
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グッバイ、レーニン!(2003年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

東西分裂時代のドイツで社会主義活動をしていた母が意識を失っている間に東西ドイツは統合された。母親に精神的なショックを与えないために主人公は共和国が存続しているように見せかけるため奔走する。
街中の景色
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おおかみこどもの雨と雪(2012年製作の映画)

1.0

無責任に子供を作っただけにしか見えなかったので、母の愛が~と言われてもなんだかなぁという感想。
どうやって生計をたてているのか不明な上、女一人で古民家のリノベーションはあまりにも現実離れ。ファンタジー
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愛のむきだし(2008年製作の映画)

3.0

愛だけじゃなく、いろんなものがむき出し。
エロ、グロ、暴力、血、宗教を詰め込んだごった煮、いろいろと雑でB級感満載なのに4時間を長く感じさせない。
パンチラに似合わない女装に盗撮、恋した相手が義理の妹
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サプライズ(2011年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

両親の結婚35周年を祝うために集った家族を突如襲う動物の覆面を被った集団。「You're Next 」という文字が残され、一人また一人と殺害されていく…。
とにかく冷静で強いヒロインが見どころ。初めは
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ベンジャミン・バトン 数奇な人生(2008年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

80歳で生まれ年を経るごとに若返っていく男性の物語。
しかしこの奇妙な現象の原因は特に重要視されず、彼がどう生きたかが恋人のデイジーの回想によって描かれる。
幼いころは見た目のせいで同年代の友人と遊べ
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ムーンライト(2016年製作の映画)

3.8

あらすじからアメリカの貧困街のドラック依存や同性愛といった社会問題メインの映画かと思っていたので、こんなに繊細なラブストーリーだとは。
幼少期(リトル)、ティーンエイジャー期(シャロン)、成人期(ブラ
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十三人の刺客(2010年製作の映画)

3.0

難しく考えずに見られるチャンバラ時代劇。
オリジナルとの大きな変更点は斉韶をワガママな殿さまからサイコパス路線に変更したこと、アクション重視になっていること。こちらのほうがストーリーにメリハリがあるよ
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テッド(2012年製作の映画)

1.5

一時間半もあるのに下ネタとブラックジョークの応酬があったことしか記憶に残らない!

リリーのすべて(2015年製作の映画)

3.0

前半はアイナー(とリリー)、後半はゲルダに感情移入する部分が多かったが、夫婦どちらの感情も丁寧に描かれている。

ゲルダの夫の希望に寄り添いながらも葛藤する様が非常につらい。
愛する夫には望むように女
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エスター(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

三人目の子供を流産した夫婦が引き取ったエスターは聡明ないい子…だったはずが、彼女のせいで家庭にひびが入っていく。あまりにも狡猾に弱みを握り邪魔者を排除していくエスター。彼女は実は外見が成長しない30代>>続きを読む

ヘルタースケルター(2012年製作の映画)

3.3

鮮やかなセット、りりこの衣装はさすが。内容的に2時間は長い気もするが、どのカットが決まっていて見応えあり。
ただ、蝶や羽の演出がチープで劇中音楽もちぐはぐな印象。写真集やイメージビデオとしてなら良くて
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300 <スリーハンドレッド>(2007年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

途中からクリーチャー系の敵が登場し、ラスボスも謎のピアス怪人でちょっと笑ってしまった。
大群から放たれる矢で太陽が隠されるくだりなど、戦闘シーンの演出はカッコイイ。

私の男(2013年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

原作の現在→過去というストーリーの進み方あってこその淳吾と花の関係性の不気味さや閉塞感が感じられ、物語に引き込まれていったのに。
映画の脚本は全く好みではなかった。
また、花と淳悟の心情や関係性がほぼ
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キャビン(2011年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

山小屋で若者たちがホラー映画のセオリー通りに襲われていく。しかしそれは謎の組織が監視し怪物を管理しており、若者たちの行動も誘導されたものだった…
とにかく観客の予想を裏切り続けようとする展開が爽快。
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鈍獣(2009年製作の映画)

3.0

笑っていたはずなのに徐々にゾクッとしてくる。
殺しても死なない男を何とかして殺そうとする登場人物たち。安定のループエンド。
印獣、万獣こわいも映画化したらいいと思う。

WOOD JOB!(ウッジョブ)神去なあなあ日常(2014年製作の映画)

3.5

テンポよく進むストーリーにさわやかな下ネタ、きちんと回収される小ネタ。
パンフレットに美人が映っていたからという理由で林業体験に参加したゆとり主人公が林業と村での人間関係を通じて自分のやりたいことを見
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パッセンジャーズ(2008年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

分類がサスペンスになっていたため、期待はずれな印象を持ってしまった。
実は飛行機事故で死んだしまっていてその事実を受け入れるまでという話。とはいえ、空港で大声をあげた主人公に周囲の人は明らかに注目して
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赤×ピンク(2014年製作の映画)

3.0

原作のメイン3人(プラス千夏)の他にも個性がある女性キャラを出すなら、オリジナルシリアス展開よりも女の子たちを掘り下げてほしかった。
映像化するなら原作通りではなくスクリーン映えする展開に変わるだろう
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HK 変態仮面(2013年製作の映画)

3.0

くだらないと失笑しながらも最後まで見てしまう。こういう映画は好き。
安田顕が変態としてはっちゃけていて驚き。鈴木亮平の肉体美との対比もいい味を出している。

ウィッカーマン(2006年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

古い習慣を守り外界との接触を避ける村、排他的な村人というテンプレに、隠し事をしている元婚約者と本当にいるのか生きているのかも分からない娘。要素としては面白そうなのに、何とも言えない残念さ。
ニコラスケ
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ターミナル(2004年製作の映画)

4.0

主人公の愚直さに徐々にまわりの人が惹かれていき、最後はハッピーエンド。
都合が良すぎると感じる箇所がないわけではないが、あたたかさに心が洗われる。