バテラさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

コカイン・ベア(2023年製作の映画)

3.5

怖可愛いクマちゃんの逆襲だ!
老若男女を巻き込んでラリったクマがひたすら暴れ回る‼︎ シンプルな話だけど、こういう映画を観たい時だってある‼︎ その需要にバッチリ答えてくれます。

ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

5.0

国家がその元となる憲法を蔑ろにしようとした時、国家よりもその理念を体現した不屈の男の物語。

ニーチェの馬(2011年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ニヒリズムが世界の根幹ならば、それに人間はどう抗えば良いのか? それは食えないであろう生のジャガイモを食おうとした意志そのものだろう。たったそれだけの行為に崇高さすら感じさせた、とてつもない作品。

月に囚われた男(2009年製作の映画)

5.0

色々なSFのモチーフを大変上手く使っている作品。たった1人で月にいて、孤独に働き続ける男に何故か親近感を感じてしまう。
誰しも少しの孤独感を持っていて、淡々と生きてルーティンをこなす毎日。サムの姿に重
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

5.0

初見時にあまりに凄かったんで、即日2回目の鑑賞に突入してしまった。自分の中でそういう映画はそうそうない。ラストカットの発想に度肝を抜かれました。

ガメラ 大怪獣空中決戦(1995年製作の映画)

5.0

子供の頃、この作品を映画館で観た時の衝撃は凄かった。明らかに今までの特撮とは違うと幼いながらに感じた思い出深い一本。今でも大好きです。

バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

アメリカンニューシネマを代表する1本だろう。ニューシネマは「自由意志」が重要なテーマになっていることが多いが、この作品はその描き方が素晴らしい。主人公のコワルスキーはひたすら車を爆走させていく。これと>>続きを読む

スリー・ビルボード(2017年製作の映画)

5.0

凄まじい脚本。観てる間は終始揺さぶられ続ける。コレはサスペンスなのか?ミステリーなのか?コメディなのか?常に作品の色が変わっていく。一体何処に連れていかれるのか? しかし、最後にはしっかりとこの作品の>>続きを読む

イニシェリン島の精霊(2022年製作の映画)

5.0

実存的不安に苛まれた初老の男とあまりにニヒリズムを体現する退屈な中年男の喧嘩
彼が絶縁したかったのはこの世界のありようそのものだったのかもしれない

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