バテラさんの映画レビュー・感想・評価

バテラ

バテラ

若き見知らぬ者たち(2024年製作の映画)

3.0

監督の前作『佐々木インマイマイン』が非常に良かったから期待して鑑賞しましたが…。

うーん、良いシーンも勿論あるし、やりたいことも分かる気もするが、話の筋に少し無理を感じて、それがノイズになって乗り切
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碁盤斬り(2024年製作の映画)

3.5

白石和彌監督だから、バイオレンスな映画かと思ってが、正統派の時代劇。しっかり纏まっていて面白い。草彅剛の演技も良い。

エイリアン:ロムルス(2024年製作の映画)

4.0

続編やスピンオフが出る度に、設定や内容が少しとっ散らかっていったイメージのあるエイリアン。
今作は原点回帰してシンプルなSFサバイバルホラーに仕上がっていて面白かった。
現代のエイリアンとしてしっかり
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デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.0

割と何を言ってもネタバレになる様な内容なんで、大雑把な雰囲気だけで…。

かなりワチャワチャした愉快な映画に仕上がっております。話はとっ散らかっているものの、楽しさという点では近年のアメコミ映画でもト
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クワイエット・プレイス:DAY 1(2024年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

想像した映画とは違いましたが、大変情緒的な映画で、主人公の内面が丁寧に書かれている。

普通のモンパニやホラーは、主人公が恐怖の対象から逃げるか、若しくは倒すかに主眼が置かれるけど、この映画のアプロー
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

3.5

600mのテレビ塔の上に取り残されるというワンシチュエーションスリラー。

ともかく高さの臨場感や恐怖感が抜群で、
観てる間中、私の脳みそまで高所にいると思い込まされたのか、足はゾワゾワ、スースーとし
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

4.0

前作の怒りのデスロードは純度100%の最高のアクション映画だった。ストーリーすらアクションで語ってしまう本物のアクション映画で奇跡の様な出来だった。

それ故にハードルが上がりすぎた感がある今作だった
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ジェニファーのしたこと(2024年製作の映画)

3.0

タイトルがネタバレ気味なのは気になるけど、衝撃的な事件のドキュメンタリー。

本物の警察の事情聴取の映像が使われてるのが見どころで、見る機会がそんなにないから興味深く観られました。

内容書くと殆どネ
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窓ぎわのトットちゃん(2023年製作の映画)

4.0

アニメーションは美麗で、トットちゃんの目から観た当時の日本を見事に描き切っている。綺麗なだけでなく、表現も豊か。自由な発想のトットちゃんの空想などを見事に映像で表現している。
この絵を見るだけでも価値
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ウマ娘 プリティーダービー 新時代の扉(2024年製作の映画)

4.0

初のウマ娘劇場版である。
映画も好きで、競馬好き、ウマ娘はリリース日からプレイし続けてる私は、期待半分、不安半分というテンションで観に行った。こういうアニメやゲームが原作のアニメ映画はクオリティが微妙
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(2023年製作の映画)

3.5

北野武による戦国バイオレンスブラックコメディ。

かなり暴力的だが、全体に笑える作りになっていました。権力への欲、男色を軸にした愛憎入り混じる乱世。誰かにフォーカスすると悲劇になったり真面目な作風にな
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ミッシング(2024年製作の映画)

4.0

まず俳優陣の演技が素晴らしい。
石原さとみの演技はまさに迫真だし、脇を固める俳優陣たちもお見事。特に石原さとみは熱演で、他の俳優陣と温度差が凄いのだが、それが素晴らしいリアリティを出していると思う。キ
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猿の惑星/キングダム(2024年製作の映画)

3.5

相変わらず猿さん達の動きは生き生きしていて、CGも美麗。映像面では文句なし。

映画としては壮大なプロローグといった感じで、ややカタルシスに欠ける作り。
もっと色んな猿さん達の生態や文化をみたかったけ
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バトル・オブ・サブマリン(2022年製作の映画)

3.0

ポーランドの潜水艦オジェウ最後の航海を映画にした作品。

殆どが潜水艦内だけで話が進行するので、静かで息苦しく単調で、派手な海戦もない。リアリティはあるものの、映画として面白いかというと素直に面白いと
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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.5

ゴジラとコングが熱い友情タッグを組んで、大暴れ‼︎

良い意味でのバカ映画でした。ひたすら暴れ回る怪獣たち。ボディランゲージを駆使してコミニケーションをとる怪獣たち。僕には昭和ゴジラにあったような吹き
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ミュータント・タートルズ ミュータント・パニック!(2023年製作の映画)

3.5

タートルズのアニメーション映画。

タートルズたちのティーン的なノリがほのぼのしててキュート。彼らの感じている閉塞感、広い世界に出て行きたい、人に認められたいという願望も、現実のティーンにリンクするの
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恐怖のメロディ(1971年製作の映画)

3.5

70年代にストーカーを題材にしたのは先進的なんじゃないだろうか?

徐々に異常性が明らかになってくのは、しっかりと怖くて良い。

あとなんでこの題材で撮ろうと思ったのかに興味があります。
クリント・イ
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.0

新海誠なりのあの震災の被災者や犠牲者へのレクイエム。演出やストーリーテリングも毎回ちゃんと上手くなっていっていると感じる。震災を経験した事から、死ぬのは怖くないや生死はただの運など死生感が達観しすぎた>>続きを読む

ビルとテッドの大冒険(1989年製作の映画)

3.5

シリーズを追いたくなったので初鑑賞。
根強い人気のあるコメディ映画。
若き日のキアヌが主演です。

とてもチャーミングな感じの映画で、爆笑って感じではないが、ほっこりします。

偉人たちのキャラクター
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レナードの朝(1990年製作の映画)

4.0

観る前は感動系の映画かと思っていたが、非常に重い内容で、デニーロの演技も凄まじかった。

一度は見えた希望が…辛い。

食人族4Kリマスター無修正完全版(1980年製作の映画)

3.5

いくら文明化されていても、人間は本質的には野蛮というテーマを明示しながら、しっかりとおどろおどろしい、グロテスクな表現の数々を楽しませてくれる作品。

アランたちがあんなに野蛮で無礼な振る舞いをしたの
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チェンジリング(2008年製作の映画)

3.5

実際の事件を基にした非常に重い話。

腐敗した警察権力、社会的に弱い立場の女性など、社会問題を盛り込んだ作品。

アンジェリーナ・ジョリー演じる、息子が失踪してしまったシングルマザーの不屈さや芯の強さ
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魂のゆくえ(2017年製作の映画)

3.5

ポール・シュレイダーの繊細な脚本を、
これまた繊細な演技でイーサン・ホークが支えてる作品。

信仰と現代的な教会のあり方に対するジレンマを感じるシナリオ。中盤からの物語の転換が予想外。そういう話になる
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エンド・オブ・ホワイトハウス(2013年製作の映画)

3.0

北朝鮮出身のテロリストにホワイトハウスが占領されてしまう、ジェラルド・バトラー主演の超大味アクション映画。

冒頭のAC-130が領空侵犯して暴れ回るシーンから、荒唐無稽感が凄いのだが、まあアクション
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未知への飛行(1964年製作の映画)

4.5

米ソ冷戦時に水爆を積んだアメリカの爆撃機の編隊が、機械の故障から誤った指令を受けてしまい、モスクワに核攻撃に向かってしまう…というポリティカルスリラー。

特筆すべきは映画の殆どの場面が、空軍司令部、
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

4.0

マクレーン刑事がテロリストに占拠されたナカトミビルで、孤軍奮闘するアクション映画の金字塔。

本作は良いところ挙げていったらキリがないと思うので、マクレーン=ブルース・ウィリスに絞って書きたい。

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サカサマのパテマ(2013年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

目を惹くのはそのアイデアの面白さだ。
ある実験の事故で、重力がサカサマになってしまい、多くの人や物が空に落下してしまう状況になった近未来が舞台で、主人公のエイジとヒロインのパテマが出会うボーイミーツガ
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ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.0

ヴァチカンの実在したエクソシスト、アモルト神父の著作を元にしたホラー映画。

アモルト神父曰く、悪魔付きと思われるケースの98%は精神疾患や病気だという。こういう理屈を最初に掲示してくれるのは、自分の
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とら男(2021年製作の映画)

4.0

1992年に金沢で起きた水泳コーチ殺人事件。
残念ながら未解決のまま、2007年に時効が成立してしまった事件が題材なのだが、
この映画が異色なのは、主演にその事件を担当していた元刑事、西村虎男を据えた
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

SFホラーの傑作の本作。生物に同化、なりすまし、勢力を拡大する謎の物体Xを描いている。
南極観測隊の基地という閉鎖空間で、誰が物体Xに乗っ取られてるか、分からない状況で隊員たちは疑心暗鬼に陥っていく。
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劇場版 ヴァイオレット・エヴァーガーデン(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の新聞の切り抜きが風に乗って街を駆け抜けるシーンは息を呑むほど美しい。京都アニメーションの技術力の高さが存分に発揮されていて、素晴らしい導入です。

中盤まではヴァイオレットと大佐、病床の少年がメ
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ドント・ブリーズ(2016年製作の映画)

3.5

大金を持っている盲目の老人の家に、簡単な仕事だと思い盗みに入ったら、実はこの老人は…というワンシチュエーションスリラー。

いくら金が必要だからって盲目の老人を狙うなんて…と主人公にはイマイチ感情移入
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.5

当時コロナ禍に一応の終息が訪れたので、映画館に観に行った。客入りも盛況。久しぶりの娯楽大作だ。
オープニングで鳴り響くデンジャーゾーンと発艦していく戦闘機。映画が帰ってきたと感じ、それだけで感傷深いも
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クロール ー凶暴領域ー(2019年製作の映画)

3.5

水泳選手のヘイリーが、ハリケーンが迫っている中、父と連絡が取れないので実家に探しに行ったら、父は地下で負傷していて、そこにはデカいワニちゃんが…。

ワニちゃんだけでもピンチですが、ハリケーンのせいで
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ゼア・ウィル・ビー・ブラッド(2007年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

妻を亡くした主人公プレインビューが幼い息子とともに、石油を掘り当て、成り上がっていく…。簡単に説明すると実にアメリカンドリームな話だが、この作品は痛烈に近代のアメリカを皮肉った作品だ。

序盤のプレイ
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バトルシップ(2012年製作の映画)

4.0

戦艦やら駆逐艦やらがド派手に戦う、男の子歓喜のポップコーンムービーだ。
原作というか、着想元が海戦ゲームだそうで、よくあのアナログゲームを基に映画を作ろうと思ったものである。

簡単なあらすじは、リム
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