生まれて初めて観たクリストファー・リーの映画。
全体的にちょっと地味なのと、ヘイデン・クリステンセンの大根演技が鼻につくが、観て損はない。当時小2の俺には、パドメがエロ過ぎた。
世評は悪いのかもしれないが、ジャー・ジャー・ビンクスは必要です。
エルマンノ・オルミ、アッバス・キアロスタミ、ケン・ローチによる、列車が舞台のオムニバス映画。
オルミ篇はいかにもイタリア。ほのかに香り立つ上品な色気が魅力。年寄りの恋をしんみりと、シンプルに描いてい>>続きを読む
コーエン兄弟の「ブラッド・シンプル」、ノーランの「メメント」、ボイルの「シャロウ・グレイブ」、タランティーノの「レザボア ドッグス」、ウォシャウスキーの「バウンド」。
いろんな映画監督が低予算のサス>>続きを読む
たかだか就職試験のために他者を傷つけたり、モノを破壊したりする。そのための理由付けがほぼ皆無(金以外で)。
登場人物間の感情がコロコロ変化しすぎ。さっきまで争ってた2人が次の瞬間まともなやり取りをし>>続きを読む
なんともいえない映画。
パラレルワールドと内面世界を軸にしながら、描かれるのは鬱々した「償い」の話。
地球規模の話と孤独な主人公の償いがどう絡むのか、と思いきや、観た後はなかなか考えさせられる。低予>>続きを読む
小さい頃に連れてかれて観た。確か、当時としては珍しいIMAXの3Dだった。場所は、品川プリンスだった。
とにかく、ケヴィン・スペイシー演じる悪役がスーパーマンになかなかトドメを刺さないのにイライラし>>続きを読む
リンクレイターによる「ウェイキング・ライフ」でも用いたロトスコープのアニメ、ということで観たが。
地味。麻薬映画って、たいてい麻薬による幻覚をどう描くか、に集中しすぎて退屈な場合が多いな。
周防版にはあった泥臭さがなくなり、オシャレすぎる作りに仕上がっている。
それを良いと思うかどうか。それだけです。
この映画自体はたいしたことないが、IMAGICA BSはシネフィルイマジカ時代に戻って欲しい、と思える映画。
「シザーハンズ」や「ビートルジュース」みたいなカラフルなファンタジーか、本作や「スウィーニー・トッド」みたいなゴシックなスプラッターか。
どっちが好きかはともかく、両方ともティム・バートン。
首がバ>>続きを読む
ジャン=ピエール・ジュネの悪いところ(シュールなブラックジョークのせいで無理やり詰め込んだテーマが見当たらず、破綻する)がわかり易く伺える映画。
金もかかってるし、美術セットは相変わらずよくできてる>>続きを読む
可愛い可愛いワシコウスカ、いつも通りなジョニデ、いつも通りなボナム・カーター、「サンセット大通り」のノーマ・デズモンドを参考にしたというハサウェイ、一瞬だけのクリストファー・リー、カエル、魚、ウサギ、>>続きを読む
記憶に残らないほど地味で退屈な映画。
とにかく長く、ソン・ガンホの無駄遣い、韓国映画にしては静か、ということだけ覚えてる。
イ・チャンドンは「ポエトリー」が好き。
リーアム・ニーソンがジャン・バルジャンで、ジェフリー・ラッシュがジャベール。ミスキャストも甚だしい。
原作物語のド真ん中あたりで終わるのも、単なる尺不足でしかなく、やはり無理にこんな大河ドラマを二時>>続きを読む
アニメーションとしてもドキュメンタリーとしても中途半端。「虚実」入り交じった映画を目指したのだろうが、「実」が見当たらない。
ラストでそれを説明されても、今更何を、という感じだ。
ひたすらのド下ネタの連続、父を楽にする方法など、疑問ばかりが残る「感動モノ」。
見た目だと同じ言葉を話すから区別できないけど、カナダ人とフランス人だと、やっぱりちょっと違うよね。
前作「アメリカ帝>>続きを読む
いわゆるリブート?っていうの?
わざわざ何百億もかけて作る意味って何?単にREDのカメラを使いたかったの?
なかなかにドラマがある。限界集落は、世界中どこにでもある。ノスタルジーによる美化も、嫌らしくないが、実際にはなかなかシビアな噺。
ちょっと前に観た。
山下敦弘らしさはあるが、やはり、卒制。つまらん。
まあ、ある意味では親近感。
照明部仕事しすぎだろ。
不意に現れるホラー映画のような場面、人間の怖さ。しかし、根底にあるのは笑いだったりする。テンポといい、台詞回しといい、とにかく、黒沢清らしい。楽しめる。
しかし、ちょっと後>>続きを読む
コーエン兄弟の中では最もシュールで、コメディらしいコメディをやってのけた一本。登場人物の個性は、後の「ビッグ・リボウスキ」に匹敵する。
アホみたいに動くカメラは、初期のコーエン兄弟を支えた撮影監督・>>続きを読む
一番無難に受けている感のあるコーエン兄弟の映画。だが、普通に面白い。
全体を覆う青白い色、北欧的な音楽、誰ひとり美男美女がいないキャスティング、可笑しいけど生々しくて残酷で、静かでリアルなのにどこか>>続きを読む
コーエン兄弟のデビュー作。内容は極めてシンプルだが、カット割りといい、カメラワークといい、遊びまくってます。
ユダヤ人コミュニティにカンパを募って作り上げたらしいが、なかなか凄い。特に、探偵役のM・エ>>続きを読む
J・K・シモンズのキャラのウザさにちょっと負けてるトム・ハンクス。
本来他人がやる企画だったからか、コーエン兄弟の中ではかなり微妙な部類。
万人受けしない、ユダヤ人の世界。
ただただ悲惨な目に遭うだけの主人公なのに、なぜこうも面白いのか?
コーエン兄弟の、ある意味で到達点なんじゃないだろうか?
ガブリエル・バーンの色気、タトゥーロの不気味さ、何より、フィニーの渋み。
ユダヤ的なユーモアが特徴のコーエン兄弟による、アイリッシュなギャング映画。
こんなにアイリッシュウィスキーが似合う映画もなか>>続きを読む