ちょんまげくんさんの映画レビュー・感想・評価

ちょんまげくん

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ビリーバーズ(2022年製作の映画)

2.6

禁欲は、快楽の為のエッセンス。
途中から1.7倍速で見た。

ひとよ(2019年製作の映画)

1.0

これが異世界転生物なら最後まで視聴できたかも?
この監督は、才能が有る無い以前に、プライドがないのだろう。
暴力夫を殺人で15年はないよね?
15年間子供は面会に行かなった?
手紙すらなかった?
きっ
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万引き家族(2018年製作の映画)

2.0

これは感動ポルノだ。
境界性知能の夫婦が、懸命に生きた結果の悲劇の物語である。
「障碍者は純粋である。」という偏見が感動の構造となっている。
だから気持ち悪い。

「落ちていたから拾っただけ。」
「万
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怪物(2023年製作の映画)

2.0

頭の悪い教師達のドタバタコメディ風。
サイコパスな毒親のホラーサスペンス風。
主人公は一見複雑な感情がある風だが実は中身が何もない木偶の棒。
悲劇のヒロイン気取り風のBL小学生。
何かを達観している風
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ハンニバル・ライジング(2007年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

ここで描かれた主人公はレクターとは真逆の人物だった。
つまらない作品だったが、レクターを考察する反例としては役に立った。
なにかを考察するには2項対立から導き出すのはいい手法だというのを思い出した。
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残灰に(2024年製作の映画)

3.2

学校内は優等生がいて不良がいてイジメあり、家庭では親子の対立問題などはどの文化圏でも普遍的なテーマで、日本と同じ事が面白かった。

残酷で異常(2014年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

おっさんの恩返し~愛を教えてくれた人へ~
私が邦題を付けるならこうかな。

愛なき人生を生きてきたおっさんが、
愛を教えてくれた人への悲しくも感動の恩返し。
ラストのドヤ顔が心を打ちます。

類似の「
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コードギアス 復活のルルーシュ(2019年製作の映画)

3.0

こんなのコードギアスじゃない
みんな幸せハッピーエンド。
C.Cの涙でちょっと泣いちゃったよ。
いい映画だった。おかげで今夜はぐっすり眠れそうだよ。

シャーリーの死を無かったことにしてやり直したおか
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永遠の0(2013年製作の映画)

4.0

これはゴジラ-1.0ビギンズである
ラストの宮部の表情に鳥肌がたった。
彼が何故、特攻を志願したのか?
これが答えだ。

鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

ヴァージルに彼女に出会わない人生をやり直せると提案したら、
彼は人生をやり直すことを選ぶだろうか?
これはハッピィエンドなのかもしれない。

ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

4.0

男は妻の死に、女は母の死に罪を感じていた
時を経て残り続ける喪失感
それはある種の呪い

人は偶然に呪われ
人は偶然に救済される

それだけのストーリー
でもそれが人生

ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

5.0

これはアート作品かエンターテインメント作品かといえば、エンターテインメントに振り切った作品である。新しい価値観や生き方が描かれているわけではない。むしろ使い古されたテーマしか出てこない。しかし、私は上>>続きを読む

ナイチンゲール(2019年製作の映画)

1.0

主人公の女性がジャングルを抜けるあたりで、女性のマッスルぶりがあまりにリアリティに欠け見る気が失せてしまい、早送りで見てしまった。
オーストラリアが流刑地だったことや原住民との人種問題を歴史的な背景と
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ドント・ルック・アップ(2021年製作の映画)

1.0

コメディ?ふざけるな!脚本家は笑いをわかっていない。

大統領が彗星の衝突の話を聞いた時に、
「選挙があるので静観する」と答えたのはあまりにリアリティなさ過ぎてこれは無理だ。
これでは笑いにならない。
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ロスト・ドーター(2021年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公は、他者に何かを左右される事が気に入らない女である。
自由に生きることを選択できる者は、他者の気持ちに鈍感である。

彼女は自由に生きる為に娘を捨てた。
そして手に入れた人生は「最高だった。」は
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スーパー!(2010年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ヒーローは暴力を使う
ネタバレ
ヒーローは悪を倒すために暴力を行使する。
正義の為には暴力が必要だ。

正義と悪の暴力は違うのか?
暴力は世界を変えられるのか?

ジョックは問う「お前は俺と同じだ。」
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アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015年製作の映画)

3.9

何故、世界一安全な戦場なのか?
ネタバレ
ナチス兵士の虐殺行為は軍命令に従っただけなので、免責されるべきなのか?

その答えが「国際刑事裁判所 ICC規定 第33条」である。
その国際法によると、上官
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天気の子(2019年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

新海作品の魅力が生かされていない
秒速5センチのロケット発射シーン
ロケット発射に心を奪われる主人公、そんな主人公にヒロインは
「主人公は自分を見ていない、もっと違うものを見ている。」
ヒロインはそう
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かぐや姫の物語(2013年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

ロッテンマイヤーさんが出演
ネタバレ
世界名作劇場アニメシリーズを彷彿させるような出来栄えでした。

あらすじ
アルプスの大自然の中カグヤは健やかに育つ。
しかし将来を心配したデーテーさんに連れられ都
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劇場版 魔法少女まどか☆マギカ 新編 叛逆の物語(2013年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ほむらもまた悪魔になるしか無かった

物語の中心テーマは、ほむらの悪魔化です。
ほむらの心情について考察しまとめた。

魔法少女を救う為にまどかは神になった。

ほむら「まどかはそれで幸せなの?」
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秒速5センチメートル(2007年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

新海の絵は凄い。空に打ち上げられるロケットに心を奪われる主人公、ヒロインは「彼は自分を見ていない、何か違うものを見ている。」そう直感して絶望する。あのシーンを見ていない人にとってはヒロインの絶望を理解>>続きを読む

君たちはどう生きるか(2023年製作の映画)

2.0

宮崎駿が本気で作った子供向けアニメ
なにも難解ではない簡単なお話だった。
要約:家庭環境の変化に悩む少年が、野外活動という実体験によって、成長し新しい環境を受け入れられるようになる。
テーマ:少年は実
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シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

2.5

旧エヴァTVシリーズだけが最高で本物だった。
シン劇場版はそのことに気づかせてくれた ありがとう。

シンエヴァ制作現場のNHKドキュメンタリーで庵野監督は出来上がってきた映像に、これでは無いと何度も
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Swallow/スワロウ(2019年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

中絶批判派への反抗のお話です。

冒頭に映し出される「殺される子羊」と「ビー玉」や「異食症」これらは隠喩や比喩となっている。
「殺される子羊」の隠喩はキリスト教的に「生贄」である。
ここで映画のテーマ
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

2.8

禁欲的人物が極悪人として裁かれることもある。
酔っ払いのロクデナシが英雄になることもある。
人生の結末、それは誰にも分らない。
それなら、ほどほどに酔っぱらって生きていこうぜ!

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