なべさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

なべ

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映画 聲の形(2016年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

被害者と加害者について、たっぷり時間をとって考えている映画です。
人生にこういう時間は必要だと思います。『聲の形』という作品を介して、過去の思い出と向き合う良い機会です。

内容について↓
被害者(ま
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

いや、見ましたよ。IMAXで最高の音質と共に見ましたよ。
すごい。この一言につきます。

作画について↓
当時私は生まれていなかったわけですが、今のアニメでも再現できないような作画の繊細さ、躍動感が凄
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カラフル(2010年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

冒頭の演出がとても計算されています。プラプラの言葉(標準語の文面で関西弁のなまり)、3DCGでの人間の機械化など、期待感を煽るのが上手いなあと思いました。内容は男性優位の社会がそのまま現れていて、あま>>続きを読む

天気の子(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

作品に道徳性はありません。映画にそれは求めていないのですが、求めている人は違うと感じるかもしれません。日常風ですが、発砲シーンや逃亡の描写があり、刺激的でした。作画と音楽は圧巻です。

劇場版 あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。(2013年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

死生観の学習のために観ました。6,7年前にテレビシリーズを見ており、映画も見たはずなんですが、結構忘れてましたね。じんたんがあの世とこの世をつなぐ存在になっている箇所が興味深かったです。

君の膵臓をたべたい(2017年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

死生観の研究のために見ました。
序盤の「カニバリズムにでも目覚めたの?」に形容し難い居心地の悪さを感じ、少し引いて見てしまいました。デリカシーの無さがところどころ浮き彫りになっており、これは主人公の未
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

馬締さんが林さんに最後まで敬語で話していたところが、とても好印象でした。月の下で猫を抱えながら登場する林さんが印象的です。
見る前は二階堂ふみさんだと思っていたので、いやはや......記憶違いでした
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ハリー・ポッターと賢者の石(2001年製作の映画)

4.9

大好きな映画のひとつです。名前は知っていたけどなかなか見なかった作品でもあります。噂通り本当に面白かった。ハーマイオニーの描かれ方に希望を感じます。

虐殺器官(2015年製作の映画)

3.5

聖書モチーフ、ですかね。感情移入しすぎてしまいました。

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

面白い、ですよね。すごく面白かった。しかし、人によってはこの面白さというのは初見だけかもしれません。決してスルメ映画などではないですが、私は何回も見て何回も泣くでしょう。面白さとは別に、愛があるので。

ハーモニー(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

WatchMeに飼い慣らされた人間は、もはや人間ではない。自由意志を持ってこその人間だ。世界は残酷で、ミァハは自分で自分を殺せなかった。人に尻拭いをさせるのはお門違いでしょうか。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

二度と見たくないと思いながらも、見ている間は少し幸せでした。しかしながら、映画のシーンが頭から離れません。特に主人公が泣き叫ぶシーン。こんなに泣いたら気持ち良いだろうなあ、こんなに泣いているところを誰>>続きを読む

天使にラブ・ソングを…(1992年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

有名な歌のシーンが見たくなったので、久しぶりに見てみました。一致団結していく姿は見ものです。

スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

この時代ならではの作品。今の時代にはそぐわない表現が出てきますが、沁みてしまいました。富士の樹海を散歩する『天国旅行』を思い出してしまいます。

ジョーカー(2019年製作の映画)

3.5

どれが現実で、どれが妄想なのか。世界がひっくり返ったとしても彼は妄想し続けるのでしょう。

パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.5

ドキドキしながら飽きずに見れました。社会情勢を入れ込んでくる韓国映画、本当に尊敬します。この映画が流行ったのは韓国の、レベルの高い客層だったからこそ。