Pepさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

  • List view
  • Grid view

東京流れ者(1966年製作の映画)

-

仁義を守る硬派な任侠と、金のために手段を問わない現代的なヤクザの抗争。テーマ自体はよくある話。黒い背景に枯れ木の構図が象徴的。任侠映画と西部劇、ギャング映画が融合されている。色彩、構図、テンポ、キャラ>>続きを読む

悪い男(2001年製作の映画)

-

好きか嫌いかで言えば嫌い。ただ、映画としては見応えがあり、集中力が続かない俺でも最後まで止めずに見れた。言葉でなく、身体=暴力でしか愛を表現しない男の物語。鏡=スクリーンを通して愛する女を見つめる男(>>続きを読む

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

-

最近のディズニー映画の思想を知るには、これで良いのでないか。(最近のディズニー映画は特に見ていません。)

牯嶺街(クーリンチェ)少年殺人事件 デジタル・リマスター版(1991年製作の映画)

-

愛は届かず、それを抱えたままでは発狂するしかないし、社会は変わらず我々の前にそびえ立っている、以上。と、あまりにも世界がこの作品一つで隙間なく完結し過ぎている。隙がなさすぎる映画というのも考えもの。

不夜城 SLEEPLESS TOWN(1998年製作の映画)

-

雰囲気は良かった。原作の面白さは再現できてない。

Endless Waltz エンドレス・ワルツ(1995年製作の映画)

-

鈴木いづみ、こんな可愛らしい感じじゃないと思うんだよな。でもこれはこれで良いのかもしれん。

エロティックな関係(1992年製作の映画)

-

たけしの存在感がすごい
映画自体は退屈。バブル期で楽しそうでなにより。

ポランスキーの 欲望の館(1972年製作の映画)

-

不潔なジジイが、蝿が飛ぶ中、女の股間見て死ぬシーンが良かった。中盤寝てしまったので、よく覚えていない。

毛皮のヴィーナス(2013年製作の映画)

-

女優の演技力すごい(小並感
演出家の男と演者のガサツな女の、社会的関係と劇中劇の関係の逆転が繰り返され、後半にいくにつれ虚実入り混じり緊張感を生んでいる。

アンダーグラウンド(1995年製作の映画)

-

ユーゴスラビアの50年間を、記録映像と虚構を混ぜながら描く。ユーゴスラビアの記憶を、客観的記録だけでなく、人間の苦痛や夢や狂騒を含めて後の時代に伝えること。共産主義と人間の独占欲の問題。地下世界でクロ>>続きを読む

フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

頭空っぽにして見れるよくあるアクション映画かなと思ってたら、予想外に良かった。
たとえバーチャルの世界でも愛する人間がいれば生きてる実感が得られ、その世界で創造的に生きられる。逆にリアルの世界で欲望の
>>続きを読む

007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

3.5

世界の神になろうとする悪役やカラクリ仕掛けの秘密基地、q課の秘密兵器など、いい意味で馬鹿馬鹿しいロマン溢れる要素が復活していて良かった。旧ソ連のミサイル基地に日本庭園。
パロマもっと登場して欲しかった
>>続きを読む

アカルイミライ(2002年製作の映画)

-

海月のように、美しいけど触れると危険なものこそが世界を変えるきっかけになる。
俺もゲバラTシャツを着たヤンキーに加わろう。

ピアニスト(2001年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

3年ぶりに再鑑賞。
過保護な母親の元で育った結果、マゾヒスティックな願望を持つに至った主人公。好きな男に殴られレイプされ、母の支配下にある自分への自己嫌悪やマゾヒズムが、母=好きな男への殺意に変わり、
>>続きを読む

砂漠の流れ者(1970年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

西部開拓時代の終わり。自動車に轢かれるラストシーンはあまりに象徴的。
いい人間ではないけど人間らしい奴だった的な会話がグッときた。

秋津温泉(1962年製作の映画)

-

延々と同じbgmが繰り返され、男女の腐れ縁が延々と繰り返される、実験的な手法。