ぼぶさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

未来のミライ(2018年製作の映画)

3.5

くんちゃんの全表情がかわいい。
自分の中にはいったい何人のDNAが刻まれているのだろう。

光にふれる(2012年製作の映画)

4.0

光のない世界で一歩を踏み出すのはとても勇気がいる。
そんなセリフがあったけれど、これって目が見えない人に限った話じゃないよなぁ。例えば光を希望と置きかえたら、光のない場所から一歩踏み出すのって誰もが難
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

4.0

難解なストーリーではないんだけど、観終わった後の疲労感がものすごかった。
よく言う”幸せな家庭を築く”、そのことの大変さというか、家族揃って幸せに暮らしていくことってとても奇跡的なことなんじゃないかっ
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カメラを止めるな!(2017年製作の映画)

4.5

めちゃくちゃおもしろかった!前半の、明らかにあやしい視線や動き、伏線だらけなんだろうなぁって感じが気持ちよくどんどん回収されていって、もうたくさん笑った。
みんなでひとつのものを作っていくのっておもし
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キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン(2002年製作の映画)

4.0

なんという切ない話なんだ…。詐欺師として生きていくようになった理由、家族がたどっていく顛末。フランクの行動の根底にあるのは全て「幸せな家族の時間を取り戻すこと」なんだよね。どんな大金を動かしていてもや>>続きを読む

アメリ(2001年製作の映画)

5.0

何度観ても、一番の映画。大好き。
いつも、アメリは私自身みたいな一番の親友みたいな、そんなふうに思いながら観てしまう。一挙一動全部共感してしまうというか、不可思議なようだけど全部説明がつく感じ。あの行
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半世界(2018年製作の映画)

4.0

自分の知っている世界が全てでもなければ、自分の世界にいる人たちのことでさえ半分もわかってない。その、見えていない残り半分にちゃんと思いを馳せていたいと思った。それから、今自分が長い(と思っているだけの>>続きを読む

ホテル ビーナス(2004年製作の映画)

5.0

もっと早く観直せばよかった~!最高だった。子供の頃これを観て何を感じたのかなぁと気になったり、大人になって少しは人の痛みをわかるようになった今もう一度楽しめてよかったなぁと思ったり。
なんという優しい
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泥棒役者(2017年製作の映画)

4.5

セットとかセリフの感じとかすごく舞台っぽいなぁと思ったら、やっぱりもともと舞台だったんだね。ストーリーも楽しかったし、生でお芝居を観ているような勢いがあっておもしろかった。
「人生の続編」って言葉がす
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BALLAD 名もなき恋のうた(2009年製作の映画)

4.0

タイムスリップしてきた現代人やその持ち物に驚きつつも心を通わせていく…っていうのは定番だけどやっぱりおもしろい。
今では当たり前のように写真を撮っているし生まれた頃からの写真も残っているけれど、そこに
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下妻物語(2004年製作の映画)

4.5

あんな友達欲しいなぁとしみじみ思った。
私は精神も趣味も桃子寄りで、やっぱり血も涙もない時代があったわけだけど笑、見た目も中身もお人形みたいな桃子に血が通っていく様子はじーんとしたしすごく共感した。一
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

4.0

原作を読んでから行ったのだけど、新田と尚美がより魅力的なキャラクターになってたと思う。主演二人、声が良い!とても!
この二人だけでなく、新田と能勢のバディ感もよかった。
キャストもセットもただただ豪華
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海を駆ける(2018年製作の映画)

4.5

たくさん余白があって、それがいい感じな映画だった。ファンタジーのようなドキュメンタリーのような、爽やかな恋愛映画のような、何ともいえないかんじ。
ラウは、奪った命の分だけ他の命を救えるのかなぁと思った
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ファントム・スレッド(2017年製作の映画)

3.5

アルマはレイノルズのミューズというか、理想のモデルとして愛していたのだと思ってたけれど、いつ・どこに恋をしたのだろう。二人の微妙な、ちょっとぞわっとするような距離感や歪んだ愛情に怖くもなったけれど、恋>>続きを読む

サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

4.5

一本の映画の中の曲が全部有名ってすごい。ドレミの歌やエーデルワイス以外も知ってる曲ばっかりでびっくりした。
歌が生活を豊かにしてくれたり、思いを吐露させてくれたり。音楽ってステキだね、と思わせてくれる
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さよならの朝に約束の花をかざろう(2018年製作の映画)

4.0

子供の中には、自分自身だけじゃなく親が生きてきた日々も刻まれてるんだね。誰もが誰かのヒビオルなんだ。
血のつながりはなかったとしても、一組の親子の、というか一人の男の子の健全な成長を見て、うん、正直す
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

親子とか幸せって何なんだろうって考えちゃった。誘拐自体はもちろん犯罪だけど、でも誘拐された子だったとしてもあんなふうに自分のためだけにビデオを作ってもらえて、あれほどのめりこめるものを見つけられた人生>>続きを読む

鉄コン筋クリート(2006年製作の映画)

4.0

シロが、クロの足りないネジを持ってるみたいなことを言っていたけれど、シロとクロって二人合わせて一人の人間というか、一人の人の中にある多面性みたいなことなのかなぁって思った。善と悪とか子供と大人とか。誰>>続きを読む

真田十勇士(2016年製作の映画)

4.5

おもしろかった!最初、違う映画観始めちゃったのかな?って焦ったけど笑、すごいおしゃれでわくわくする始まり方だった。
歴史、というか全ての出来事って、誰の立場で見るかによってほんとに変わってくるな。勝ち
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ニューイヤーズ・イブ(2011年製作の映画)

5.0

いい映画!登場人物が少しずつクロスしていくようなお話も好きだし、なんだかんだやっぱりハッピーエンドがいいし、ほんとに観てよかった。ずっと気になってたけれど、この時期に観ようと思ってとっておいたのもよか>>続きを読む

ヘアスプレー(2007年製作の映画)

5.0

今まで観た映画の中で一番ハッピーだった。人って幸せな気持ちがMAXになると涙出てくるんだね。もうびっしょびしょ笑
人種も性別もコンプレックスも関係なく、生きとし生ける者は皆美しい。そんなメッセージを、
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

4.0

誰の目線から物語を見るかで、全然ストーリーが変わってきそうな感じ。
ブロンドがかっこよかったけど、とんだサイコ野郎だったな。かっこよかったけど笑

マリー・アントワネット(2006年製作の映画)

3.5

前に観た時は「可愛いものに囲まれて、こんな暮らしがしたいなぁ」とか無邪気に思っていたけれど、大人になってみるとそんなこと言えない笑
ドレスとか宮殿は最高だけど。
あの王族の生活になじめる人っているんだ
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映画 聲の形(2016年製作の映画)

4.0

この映画で原作に興味を持った人、読んでみてほしいなぁ。もっともっと胸を抉られるけれど、それを覚悟の上で。
登場人物の誰も、目をそらしたくなるくらい嫌なところがあるんだけど、それでも私に彼らを責める権利
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トレインスポッティング(1996年製作の映画)

3.5

どうしようもない奴らの、どうしようもない日常。
だけど、悔しいくらいおしゃれだった。あの生活の中には絶対入りたくないけど、ファッションもインテリアもすごくセンスが良くてちょっと憧れてしまって、それがな
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Mr.インクレディブル(2004年製作の映画)

5.0

もっとスーパーヒーローものな感じなのかと思ったら、めちゃくちゃ人間ドラマ。家族・夫婦・親子や会社の空気、インクレディボーイのオタクこじらせちゃった感じ、どこをとってもすごくリアル。
ダッシュのセリフで
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あゝ、荒野 後篇(2017年製作の映画)

5.0

めちゃくちゃ良かった。というか、とんでもないものを見てしまったって感じ。
もう役者さんたちが誰一人役者に見えない。実在する、そこに生きている人たちにしか見えなくて、彼らと一緒に一喜一憂してしまった。深
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東京ゴッドファーザーズ(2003年製作の映画)

4.5

クリスマスの奇跡な話って山ほどあるけれど、やっぱりいい。この映画も
好きになった。ドタバタで次から次にいろんなことが起きて、それがつながっていくのがすごく気持ちよかった。
家族はどうやってできていくの
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あゝ、荒野 前篇(2017年製作の映画)

4.0

青春!主人公二人が愛おしくなってくるし、どうにか救われてほしいと思ってしまう。いろんな思いを抱えながらも何かにまっすぐ向かって行く人は、やっぱりかっこいいな。
出てくる人たちがどんどんつながっていって
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ムタフカズ(2016年製作の映画)

4.0

画と音楽がすごくおしゃれで楽しかった!特にアイスクリーム屋さんのトラックから流れるメロディーに音楽が重なるところ、カーチェイスと相まってめちゃくちゃかっこよかったし耳に残った。
主役3人とも声優上手だ
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