えびしおさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

えびしお

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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

4.0

今より少し未来の「トゥルーマン・ショー」。
本来パッとしないはずのモブキャラが主人公。決められたことをするだけじゃなくて、誰でもしたいことをすればいいし、生きたいように生きればいいと思える作品。
ゲー
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.5

アメリカの映画は現場の警官の汚職率が高い気がする。
よくある感じの話ではあるけど面白かった。

存在のない子供たち(2018年製作の映画)

4.2

面倒を見れないなら、不幸にするくらいなら子供を産むな、というメッセージが刺さる。
学校にもいけず子どもの頃から働かされ、兄弟の面倒を見る子ども。幼くして結婚と出産をさせられる子ども。無責任な大人の犠牲
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プロフェシー(2002年製作の映画)

2.5

カメラワークや演出、作品の雰囲気は良かった。
始まり方が不穏な感じでじっとり系のホラーを期待していたが、モスマンという馴染みのないアメリカの都市伝説を扱った作品であり、興味の持てないテーマだったので点
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フライト・ゲーム(2014年製作の映画)

3.8

怪しいと思ってた人、犯人じゃなかった…。最後まで誰が犯人なのか分からずスリルがあるし、怪しく見せかけるのが上手い。
冷静に振り返ると説明不足な部分はあると思うが、単純に楽しめた。

現金に体を張れ(1956年製作の映画)

3.5

ある一つの物事を色々な登場人物の視点から追っていくのが面白い。
同じような手法なら後の世に撮られた映画の方がスタイリッシュで、比べるとどうしてももっさり感はあるのだけれど。

コントロールできない他人
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

2.5

キャストがやたら豪華でゴジラまで出演😂
人類に対しても火星人に対しても虐殺シーンが物足りなかった。火星人のアホっぽい言語とか犬とくっつけちゃうような悪ふざけは好き。

バルカン超特急(1938年製作の映画)

3.8

密室で起こるミステリーという大好きなシチュエーション。途中、撃ち合いのところで減速した感じはあるが、ミステリーありアクションありラブロマンスありの盛りだくさんな展開で大変良かった。

レインメーカー(1997年製作の映画)

3.5

最後まで自分の信念を貫く主人公がかっこいい!
不利に思える方が巨大な敵を打ち負かすのはいつ観てもカタルシスを得られる。
相棒のおじさんがいい味を出してる。

回路(2000年製作の映画)

2.0

インターネットというなんだか得体の知れない新しい技術がもたらした世紀末(この世の終わり)という、2000年にしか作り得なかった作品。

題材は興味を惹かれるし雰囲気もいいものの、起伏のない展開が続くの
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死霊館 悪魔のせいなら、無罪。(2021年製作の映画)

3.0

劇場で観たから音の迫力がすごくて、心臓に悪かった笑
1作目、2作目のようなじわじわと怖い感じを期待していたので、その点は物足りなかったかな。
リアルタイムで起こっている物事の捜査という、これまでと違
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ミッドサマー ディレクターズカット版(2019年製作の映画)

3.5

期待し過ぎた。綺麗な「ウィッカーマン」という感じで、フォーク風の服と花冠がとても可愛い。

同じ価値観の中で納得づくならいいのだけど、部外者を騙して連れてきて儀式に参加させるのは酷いなあと思う。
クリ
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ゼイリブ(1988年製作の映画)

3.5

〈再鑑賞〉

資本主義への批判をストレートに描くのではなく、宇宙人による侵略に見立てたのがすごく面白いと思う。

ホリーは人間でありながら、勝てないと悟って宇宙人側に立ったんだろうな。資本主義システム
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リトル・ミス・サンシャイン(2006年製作の映画)

4.0

〈再鑑賞〉

家族でステージでダンスするシーンが良すぎる。
挫折やどうにもならないこと、人に受け入れられないことがあっても味方でいてくれる人がいればそれは幸せなこと。

セルラー(2004年製作の映画)

3.5

スピード感ある展開で面白かった。
クリエヴァが若い

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.5

ストーリーはそこまで面白くないが、全てのシーンが素晴らしい配色でうっとりした。画面の色合いや構成を観るだけでも楽しい映画。

アーミー・オブ・ザ・デッド(2021年製作の映画)

1.5

テーマを詰め込みすぎ。
「傭兵軍団がゾンビを掻い潜って一攫千金を狙う」という設定なんだから、ここに集中してほしかった。過剰な人間ドラマや行方不明者の捜索なんかはこの設定の上でやる必要はなかったのではと
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ミッドナイト・ランナー(2017年製作の映画)

3.5

主人公2人のみずみずしい若さが見ていて爽快。スピード感もあり面白かった。
警察がすぐ動いていたらもっと救えた命があったし、この2人も大人しくしていただろうに、罰せられるのは何か理不尽な気がする。
パク
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マトリックス レボリューションズ(2003年製作の映画)

3.0

〈再鑑賞〉

スミスが機械と人間の共通の敵になったことで、ネオが人間(と機械も)を救うことができたものの、機械たちには人間が必要だし、根本的な解決にはなってないと思う。

マトリックスからの人間の解放
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孤狼の血(2018年製作の映画)

3.0

役所広司が渋くてかっこいいですね。全体的に配役がいい感じ。
ヤクザモノの皮を被った新米警官の成長物語だった。

残穢 住んではいけない部屋(2016年製作の映画)

3.5

現在起こっている現象から過去を紐解いていくような謎解き系ホラーが好きなので面白く観れた。
怖い画よりも雰囲気で怖がらせるものだったり、謎を調べていくホラーが好きな人向けかな。

最後の、急に人を直接襲
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ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

2.5

ドラマは未視聴。

話は「え、終わり?」と思うくらいあっさり目だけど、マブリーの拳がとりあえず全てを解決する系で見てて楽しい。
他のキャラは出番は多いものの個性を活かしきれていなかったように思う。
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見えない恐怖(1971年製作の映画)

3.5

死体があることに気づかず過ごす主人公。こっちは死体があるのが見えるからゾッとする。
犯人の顔を映さないことで、主人公と同じ恐怖を少しでも味わえるようになっていると思う。助けを求めた相手が犯人かもしれな
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マトリックス リローデッド(2003年製作の映画)

3.5

以前観たことあったけれど、全く覚えていなかった2作目。

想像を全て形にしてるような映像表現が素晴らしい。高速のシーンかっこいい。アクションのシーンで流れるBGMもめちゃくちゃ好き。

現実の世界の問
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白い恐怖(1945年製作の映画)

2.5

謎解きの要素が弱くてあまり好みではなかった。

ダリの世界観が見られたことと、ダリにマッチするテーマなのはよかった。アンダルシアの犬より絵画的で、屋根のシーンでは何故か”El gran masturb
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ダイヤルMを廻せ!(1954年製作の映画)

4.0

これは傑作。本当にすごい展開だった。
最初からタネが明かされている中で、あのラストに着地させたのが素晴らしい。

マトリックス(1999年製作の映画)

4.5

4作目の前に再鑑賞。

何回観てもかっこいい。画の作り方かがかっこよすぎる。
現実に似たマトリックスの世界で、現実と空想の掛け合わせによって創り出される無限の映像世界。

トリニティの”Dodge t
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フラッシュダンス(1983年製作の映画)

3.0

ダンスシーンが圧巻。すごく楽しそうなのが伝わってくる。
チャンスが転がってきたときのために、普段から準備しておくのって大切だなあ。

容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

3.0

ガリレオはドラマ未視聴、原作を10年以上前に一冊読んだことがあるだけ。本作はガリレオ色が弱いので、馴染みがなくても楽しめた。

シンプルに見える事件で、ストーリー自体は地味。しかし実は大きな謎を孕んで
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マローボーン家の掟(2017年製作の映画)

3.5

悲しいけど美しいお話。
ネタバラシによって違和感の正体がわかり、パズルが組み上がった時のようにすっきりする。伏線に気づくのも面白い。

リーサル・コネクション(2019年製作の映画)

2.5

1.検索で入っている動画配信サービスにチェックを入れる
2.目を瞑って制作国を選ぶ
の順で見つけたので観てみた、初めてのモンゴル映画。

すごくベタな感じのアクション映画で、ハリウッドを意識してると思
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EXIT(2019年製作の映画)

3.5

ボルダリング、一回やったら翌日トイレに行けないくらい筋肉痛になった。続けておけばこういう非常事態に役に立っただろうなあ…

毒ガスから逃げるというのがあまり見ない設定で面白い。主人公たちが壁をよじ登っ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

4.0

ノスタルジックな空気感が好き。

少年の、何者かになりたくて無理して何かになろうとする感じ。右も左もよくわからない、でも自分を確立したい繊細な年頃。

仲間一人一人の立場や考え方が違うのが印象的だった
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グッドナイト・マミー(2014年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

今日がたまたま配信最終日だったらしい。前から気になっていたのでラッキー。

かなり胸糞が悪く、絶望的で、子供なんて生まない方が幸せだと思う一本だった。

BGMがほぼなく、セリフも最小限タイプで淡々と
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.5

カッコいいけどいまいちノリきれず。
一つの物語をバラバラにして再構築し、見終わった時には全てが理解できている作りは見事。

ゆりかごを揺らす手(1991年製作の映画)

3.0

日常を侵食する不安系。

クレアとペイトンの描き方や容姿が対照的。

一番悪いのは犯罪者の産婦人科で、クレアもペイトンも本当は被害者。
ペイトンは完全に逆恨みなんだけど、可哀想でもある。家も買い、優し
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