けあれすみすさんの映画レビュー・感想・評価

けあれすみす

けあれすみす

異人たち(2023年製作の映画)

-

人間の寂しさ、胸に残る「しこり」を丁寧に描いている。
そのしこりをこれ以上大きくしないようにしよう、そんなセリフが印象的。辛い現実は消えない、それが覆ることもない。ただ、誰かの手を借りながら受け止めて
>>続きを読む

チェリまほ THE MOVIE 30歳まで童貞だと魔法使いになれるらしい(2022年製作の映画)

-

ふたりの周りの大切な人が、みんないい人でよかった。

町田啓太の独特な存在感が好きです。

劇場版 おっさんずラブ ~LOVE or DEAD~(2019年製作の映画)

-

公開時すぐ観に行きました。
ドラマリターンズもめちゃめちゃ面白かったです。

劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

-

安定の穏やかさでございます。ほっこりする。

ドラマ版、原作既刊全巻見ています。

ドラマより時間に余裕があるおかげで、この作品で大切な料理や会話シーンを丁寧に描いていたのがよかったです。この作品は、
>>続きを読む

変な家(2024年製作の映画)

-

以前から本屋で見て気になっていた「変な家」。怖いという情報だけを入れて鑑賞しました。

前半は家の間取りについていろいろ推論を立てる段階で、少し単調な印象を受けました。後半は打って変わってガッツリホラ
>>続きを読む

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

-

朝イチIMAX行ってきました!!!

すごい。本当に映画というものを体感した感じ。

前作よりさらに美しく、綿密になった映像。音響もズドンと重さを感じます。
映画鑑賞のひとつの目的は、現実にない世界に
>>続きを読む

そばかす(2022年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

生きていくうえで恋愛というものは避けられないのか。
このテーマに真っ向から向き合った作品でした。

途中、主人公の佳純がオリジナルデジタル紙芝居を上映するシーンで、地方議員候補の人が、
「大人だから多
>>続きを読む

パレード(2024年製作の映画)

-

藤井作品オールスターズ!!!が大集合。キャストの皆さんの心意気が伝わってきました。

気になった点としては、
死後の一時的な世界にいる人たちは、未練がなくなれば天に昇っていくのですが、そのお迎えが来る
>>続きを読む

劇場版ハイキュー!! ゴミ捨て場の決戦(2024年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

アニメシリーズの時からものすごいスピード感、迫力、演出でこれは映画館向きだ!!!!と思っていたハイキュー。

最高だああああ!!!!!!
筆舌に尽くしがたい。これは映画館、それもなるべく大画面で観た方
>>続きを読む

すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

-

面白い!!!
設定が君の名はよりすんなり入ってきた。

明るい未来を期待すること、それが生きていく希望なのだと感じた。

新海作品、安定の素晴らしい映像の美しさでした。

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

-

IMAX限定再上映で鑑賞

人生初IMAX!!!!!
2021年公開時に見逃し非常に後悔していたこの作品。今回いいチャンスに恵まれ、満を持して鑑賞してきました。

まずスクリーンが大きい!!!!スピー
>>続きを読む

哀れなるものたち(2023年製作の映画)

-

とても面白かった!!!!

常識・良識にとらわれないベラ。強い、強すぎる。だがさまざまな経験を通して、命の大切さや人と共生することも学んでいく。我が道を行く強さと、人を思いやる優しさ、この2つが揃った
>>続きを読む

カラオケ行こ!(2024年製作の映画)

-

ヤクザの皆さんの歌下手具合が最高。
原作の空白の部分をうまく解釈して作り上げていた。さすが野木亜紀子さん。

今後の齋藤潤さんの活躍がとても楽しみです。

笑いのカイブツ(2023年製作の映画)

-

オードリー若林さんのエッセイ「社会人大学人見知り学部 卒業見込」で、一際目を引いた“人間関係不得意”という言葉。
この言葉に自分は心当たりがありすぎる。今作には、人間関係で苦しむツチヤがとても鮮烈に描
>>続きを読む

戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

やっっっっと観れました。

観て疑問に思ったのは、クリスマスのシーンは短いのに、何故「戦場のメリークリスマス」というタイトルなのかということ。
また、映画の終盤、ローレンスさんがハラ軍曹と面会するシー
>>続きを読む

PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

この作品は同じ習慣を繰り返す日々が何回も描写される。変化のない日々を描きたいと思いきや、どうやらそうではなさそうだ。
平山は、木漏れ日のようなその瞬間にしかないもの、変わっていくものを愛している。布団
>>続きを読む

ドント・ウォーリー・ダーリン(2022年製作の映画)

-

何が現実で何が夢なのか、見ているこちらも分からなくなる。

何を信じ、どのような行動を選択するかは自由だが、他人をひどく巻き込むことは絶対にしないようにしようと思った。

タイトルの「Don't wo
>>続きを読む

ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

-

ひたすら楽しかったです。

シャラメさんコメディもすごくいいです。
歌声が思ったより低音だった。

世界中の全ての人がチョコレートを楽しめるようになるといいなあ。

(2023年製作の映画)

-

天下を取ることが一度でも頭をよぎってしまうと、全てを利用し、裏切り、貪り尽くしていく。
そんな運命に振り回された人々を、ハードな描写で鮮明に描いていた。


北野映画初鑑賞。
あまりに日常から離れた暴
>>続きを読む

福田村事件(2023年製作の映画)

-

お国のために、村を守るために、という大義名分で、はかない命が犠牲になった。80年ほど前まで、国のためならどんなものを踏みつけにしてもいいというナショナリズム、そしてそれを国が提唱していたという事実には>>続きを読む

正欲(2023年製作の映画)

-

明日舞台挨拶がありますが、どうしてもいち早く見たくて見てきました。


大也が言っていた「この世に持ってはいけない感情はない」というセリフに強く同意。持ってはいけない感情はないし、それを否定することは
>>続きを読む

御法度(1999年製作の映画)

-

制限された環境の中で、隊員たちの欲求はいわゆる美男子に向かった。
あの特殊な環境下で、人は平然としていられないだろう。

松田龍平の顔が、今と全く変わっていない。

この20年くらいの間に、カメラワー
>>続きを読む

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

-

アデルの表情から、すべての感情が伝わってくる。

愛というものは、性別に関係なくやってくるものだと実感。
終盤は心にグッとのしかかってくる。

主演2人のあまりにも自然すぎる演技、そしてその自然さを映
>>続きを読む

影裏(2020年製作の映画)

-

画がずっときれい。水描写好きにはたまらない。
無言のシーンが多く、綾野剛と松田龍平の表情の説得力がすごい。
筒井真理子さんの溶け込み具合。

日浅さんは生きているんですかね。

春画先生(2023年製作の映画)

-

R15指定納得の内容。

春画に関わらず、日本の性に関する文化を学ぶことができた。

どうやって自分を解放していくべきなんですかね。

(2023年製作の映画)

-

私たちは普段、見たくないものを都合よく見ないようにしている。そしてその蓋をした物の中から、原型を捉えられないストレスが溢れ出ている。
事件を起こしてしまったさとくん、主人公に思わず心ない発言をした陽子
>>続きを読む

>|