このレビューはネタバレを含みます
生きていくうえで恋愛というものは避けられないのか。
このテーマに真っ向から向き合った作品でした。
途中、主人公の佳純がオリジナルデジタル紙芝居を上映するシーンで、地方議員候補の人が、
「大人だから多様性は受け入れるが、子供には変な価値観を入れてはいけない。」
といったことを述べていたのが印象に残りました。ここまでステレオタイプな人はそうそういないと思いますが、かなりヒヤッとする場面でした。
三浦透子さん。透子という名前の通り、透明感がすごい。体の向こう側が見えそう。
ラストにちょこっと出てくる北村匠海、いいなあ。こういう人がたくさんいれば、世界は穏やかになりそう。