セルさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.2

実写にも耐えうるストーリーと、虚構と現実が入り混じるアニメでしかできない演出が高いレベルで組み合わさった傑作。

グランツーリスモ(2023年製作の映画)

4.3

ディストピアSFばかり撮ってきた監督の作品とは思えない超どストレートスポ根映画。

ディテールのこだわり、かっこいい魅せ方はアクションSFを撮ってきた監督の良さが出ている。

デヴィッド・ハーバーのツ
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マッドマックス/サンダードーム(1985年製作の映画)

3.1

相変わらずストーリーにメリハリが無く、サンダードームでの決闘がピーク。

小道具や服装、車両などの視覚面のアイデアやクオリティは素晴らしい。

クロムスカル リターンズ(2011年製作の映画)

3.3

前作の主人公にめちゃくちゃイライラしていたので今作は観やすかった。

ボススカルと部下スカルのバトルか!と期待したがあっさりと終わってしまったのが残念。

ゴア描写が前作同様刃物一辺倒だったのでもっと
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アステロイド・シティ(2023年製作の映画)

3.4

初ウェス・アンダーソン。

映像のディストピア感や豪華俳優陣の演技、宇宙人の件は楽しい。

全体的にオフビート過ぎて退屈だった。

クライムズ・オブ・ザ・フューチャー(2022年製作の映画)

3.5

近年のプラスチックごみ問題からプラスチックを主食とする新人類の出現、そこからSFクライムサスペンスへと持っていくアイデアのフレッシュさに脱帽。

お得意のエロ・グロ描写に大満足。

スキャナーズやビデ
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MEG ザ・モンスターズ2(2023年製作の映画)

3.6

サメ映画からモンスターパニック映画へ。

ステイサム兄貴の安心感。

CGのクオリティが前作よりダウンしているが、振り切ったおバカ映画にお金かけてくれてありがたい。

ミッション:インポッシブル3(2006年製作の映画)

3.5

バチカンのミッションまでは良いが、後半はハプニング頼りだし結局何を追っていたのか分からずじまい。

今に続くド派手アクションの片鱗はあるが尻すぼみ感が否めない。

(2021年製作の映画)

3.7

オオカミの家よりも映像的におぞましいことが起こっていることがわかりやすい。

この作品も政治的なバックグラウンドがあるので予習か復習が必須。

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.5

カルトが作ったプロパガンダ作品(という体)。

フィル・ティペットの「MAD GOD」とは別ベクトルの悪夢的映像。

コロニア・ディグニダのプロパガンダ作品という体を知っていないと退屈な作品になってし
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ミンナのウタ(2023年製作の映画)

3.7

意外と良かった。

演者が演者だけに血生臭い描写はほぼ無いが、呪怨の系譜を感じる恐怖表現が素晴らしい。

ミステリー要素や伏線が丁寧で納得感が高いのも良い。

この感じでもっと過激なのが観たい。

ミッション:インポッシブル/デッドレコニング PART ONE(2023年製作の映画)

4.2

AIによって最新技術が封じられ、生身でどうにかせざるを得ない状況に持っていく脚本はお見事。

無茶苦茶なアクションもあるにはあるが、大部分は見せ方でスリルを感じさせる原点回帰的な表現で良かった。

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トランスフォーマー/ビースト覚醒(2023年製作の映画)

3.7

あまり期待していなかったが楽しめた。

各トランスフォーマーが差別化されたデザインなので観やすい。

アクションはやはりアガってしまうし要所に入る音楽もクール。

ビースト達の活躍をもっと観たかったが
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ミッション:インポッシブル2(2000年製作の映画)

3.4

アクションは良いが騙し合いがマスク頼りなのが物足りない。

全体的にジョン・ウー節が濃く、スパイ物としての良さが無くなっている。

ミッション:インポッシブル(1996年製作の映画)

4.0

スパイ物ならではのエンタメ性とデパルマの癖、シリアス寄りなストーリーが良いバランス。

銃撃戦無しにも関わらず、最後まで敵が分からないお見事なストーリーと派手なアクションのお陰で地味にならず楽しい。
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.2

劇場で観られるのがありがたすぎる。

何気ない会話が他のシーンの伏線になり、徐々に3つのエピソードがシンクロしていく脚本はお見事。

ドキュメンタリーと続けて観たので楽しさ倍増。

クエンティン・タランティーノ 映画に愛された男(2019年製作の映画)

3.5

ヘイトフルエイトまでの裏話を知れたのは良かった。

ユマ・サーマンの怪我やワインスタインの関係性の深掘りが無く褒めるだけに終始しているのにはモヤモヤした。

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

3.5

物語的に蛇足感は否めないが無事シリーズが完結して安心。

インディの年齢的にアクションの説得力が無く乗れなかったが、マンゴールド監督お得意の枯れた男の最期の物語としては良かった。

ヴァチカンのエクソシスト(2023年製作の映画)

3.7

死霊館的なホラーだと思って観たが良い意味で裏切られた。

ホラー描写はしっかりありつつ、インディ・ジョーンズ的な遺跡探索、謎解き、悪魔とのバトル等エンタメ要素盛りだくさん。

たくさんの要素を103分
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.5

人体破壊描写は抑えめだが超能力バトルものとして意外と楽しめた。

抑えめではあるものの丁寧な人体破壊描写は見応えがあるし、話もシンプルでわかりやすかった。

テリファー 終わらない惨劇(2022年製作の映画)

3.4

前作より何倍も物語としてしっかりしていて感心した。

CGで何でもできる時代だが、ゴア描写はアナログの方が気持ち悪さが増して良い。
中盤の主人公の友人を痛めつけるシーンは凄かった。

前作以上のゴア描
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プー あくまのくまさん(2023年製作の映画)

1.5

正直つまらなすぎてところどころ寝てしまった。

どうせならR18でやって欲しかったが、R15なので中途半端。

ストーリー自体はB級以下のスラッシャー、ジャンプスケアすらない。

プーとピグレットのビ
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ワイルド・スピード/ファイヤーブースト(2023年製作の映画)

3.9

後付け具合がなかなか無理矢理だが、ジェイソン・モモアの清々しい悪役っぷりと序盤で中性子爆弾がでて来てしまうので「まぁ細かいことはいいや」となってしまう。

歴代のキャラクターが復活して最終章のスタート
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