チャックンさんの映画レビュー・感想・評価

チャックン

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ゴジラxコング 新たなる帝国(2024年製作の映画)

3.9

レジェンダリーモンスターバースシリーズの5作目で前作「ゴジラVSコング」の続篇となる本作
今回は敵役のスカ―キングが登場してからの物語の跳ね方というか面白度がハンパない。
もうド定番な悪役なんだがこの
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カムイのうた(2023年製作の映画)

3.7

「ユーカラ」というアイヌ民族の叙事詩を日本語に翻訳し文字に起こした知里幸恵の実話をモデルにした作品
北海道の美しい自然の映像とともに19歳と言う若さでなくなったテルの物語も後世に伝えていくべき作品なの
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唐獅子仮面/LION-GIRL(2022年製作の映画)

3.5

永井豪関連の実写化では一番世界観がしっかり表現できているのではないでしょうか
永井豪愛にあふれるエロとバイオレンス満載

世界観    3.5
ストーリー  3.6
テンポ    2.8
永井豪   
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悪魔のシスター デジタルリマスター版(1973年製作の映画)

4.0

好きな作品でしたのでリマスター版を映画館で鑑賞
鮮明になったオープニングは嬉しかったが後半のおどろおどろしさはちょっとつぶれた画質のほうがあうのかもしれません。
しかし、スクリーンで体験できたのは有難
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望郷子守唄(1972年製作の映画)

3.8

東映任侠路線後期の円熟味を堪能できる良作
高倉健と池部良のお二方が画面に収まるだけで放つ円熟のオーラ、
阿吽の台詞回し、素晴らしすぎます。

また当時の若者にとっても、
籠城し、お上に陳謝を求め土下座
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銀蝶流れ者 牝猫博奕(1972年製作の映画)

3.4

梶芽衣子、東映任侠ものの銀蝶シリーズ2作目
千葉真一との共演も楽しめます
梶さんは1作目は違いましたが本作は女博徒として登場

任侠もの    3.3
ストーリー性  2.6
キャラクター  3.8
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銀蝶渡り鳥(1972年製作の映画)

3.5

梶芽衣子、東映任侠ものの銀蝶シリーズ1作目
梶さんの「さそり」の陰の部分は抑えつつ姐御肌的な梶さんを魅力的に撮られている
70年代初頭の銀座の風景も観ることが出来ます
ビリヤード対決の男、三ッ玉の竜は
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キングコングの逆襲(1967年製作の映画)

3.6

当時あったテレビアニメをベースに実写化した作品だけあり、子供向けな作品だがしっかりとエンタメ性のある作品に仕上げてある
コングのキグルミ感はB級ポク嫌いではないがどうなんかなという感じ
メカニコングと
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TAR/ター(2022年製作の映画)

4.2

70年代の重厚熱血ドラマを観ているかのような展開とターの生き様に圧倒されっぱなしでした。
特に後半の展開。
それでも音楽を続ける彼女の生きざまが凄い

ドラマチック度    4.0
音楽性      
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グランツーリスモ(2023年製作の映画)

3.6

抜擢、特訓、ライバル、ロマンス、挫折、復活、栄光と、ロッキーシリーズのプロセスが入ったレーサードラマ。
これは燃えないわけがありません。

ニール・ブロムカンプのこだわりレース映像も良いです

レース
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マイ・ボディガード(2004年製作の映画)

3.5

トニースコットのクセのある演出が日差しの強い黒に合わさる。
いつもの演出過多な感じがいいほうに行った一例かもしれません
ダコタファニングは子供ながら貫禄の演技
デンゼルワシントンさんはすぐ服を着替える
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イコライザー(2014年製作の映画)

4.1

デンゼル・ワシントン主演の最強殺し屋ムービーシリーズ1作目
几帳面のキャラクター、名言だらけの決め台詞

クロエ・グレース・モレッツのヤサグレ感も良い

キャラクター   4.8
演出       4
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イコライザー2(2018年製作の映画)

3.4

紙が伸びでいるせいかちょっともっさりした感じがするが、前作同様最強殺し屋です。
若者たちとの絡みがよいです

キャラクター   3.5
演出       3.4
名言度      4.0
スケール  
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.5

デンゼルワシントン主演の「イコライザー」シリーズ最終作
マッコールが安住の地に選んだイタリアはワシントン氏のお気に入りの土地のようであんな生活をしたいのかなと思いました。

そして「マイボディガード」
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アントニオ猪木をさがして(2023年製作の映画)

3.6

往年の全盛の猪木だけではなく猪木問答、引退ロードの対ベイダー戦、また現役トップのオカダや棚橋のコメントが聞けるのはうれしい。

ただし猪木問答のことで言うと、今はお笑いのネタとなっている猪木問答だが我
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怪物(2023年製作の映画)

3.5

あり得ないほど不気味な学校の対応や、廃墟になった電車など、ちょっと現実離れに感じるのは坂元裕二の脚本からであろう
それにより是枝監督のいつものリアリティさが薄まったようにも感じました
良い作品ではあり
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ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.2

ボーを子供に置き換えると妙にシックリくる
ボーさんは中年でありながら小学生低学年くらいのままの思考なのだ。
「お前はあの時こうだった!」といわれるが
「違うんだ。僕を判って!」と絶叫する

しかし10
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悪魔がはらわたでいけにえで私(2023年製作の映画)

3.0

前半の爆発力は半端ないですが、後半が別物のようになるほどのシュールさw
嫌いではありませんが、初見は面くらいましたw

賛否分かれるのもカルトな証拠です。

カルト作品   4.0
スプラッタ   4
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百花(2022年製作の映画)

3.2

認知症を患った母とそれを看る子の物語
母の原田さんの90年代メイクもお綺麗です
息子は菅田将暉。
その妻に長澤まさみさん
あまり主張のない長澤さんを見るのも久しぶりのような気がするw

親自由過ぎ  
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愛を乞うひと(1998年製作の映画)

4.5

個人的な心情もあり私の中のベスト級の日本映画のひとつ
主演の原田美枝子は親子の2役を務めその年の映画賞を総ナメする
戦後日本の時代と親子の関係を巧みに見せている
家族で暮らさないと生きていけなかった時
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廃市(1984年製作の映画)

3.5

ノスタルジックな郷愁ただよう作品
小林聡美の跳ねるような瑞々しい話し口調が心地よい
ほぼ無言だった尾美さんの最後の投げかけるような言葉に主人公はハッとする。
あの余韻ラストの余韻がよいです

ノスタル
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異人たちとの夏(1988年製作の映画)

3.3

最近見返しました
あの急なホラーテイストに以前は閉口したものですが、今回もやはり違和感あり(汗
もう笑けてくるくらいですw
他は好きです。
鶴太郎さんがハマってます。

ノスタルジィ度   3.8
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デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)

3.6

パート2で「砂の惑星」の後編にあたる。
細かな設定や、スケール感など見どころも多いが、フェイドとの対決はスティングびいきもありリンチ版が好きかも
それからシャラメ君のアジテーションが個人的に違和感あり
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.9

公開時に映画館で鑑賞
細かい設定に砂の描写、キャラクターも好みのキャラクター多し。
砂漠なのにアクアマンがいるのもニヤリとさせられる
主役のティモシー・シャラメがポール役にドンピシャです

スケール感
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市子(2023年製作の映画)

3.1

このレビューはネタバレを含みます

杉咲花さんの演技は良いですが、警察が恋人のところに尋ねる所、実家の母のところには警察は行かなかったりと脚本に難があり。
元が演劇の物語だからかもしれません。
脚本のアラはまだいいとして、
「市子」であ
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ゴジラの逆襲(1955年製作の映画)

3.6

ヒットした1作目「ゴジラ」の続編として急遽つくられた2作目。
前作ほどの大作感は無いが、4つ足のアンギラスとの対決、大阪炎上、雪山での氷の生き埋めなど特撮の見どころは大いにあります。
逆襲ゴジもシルエ
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時をかける少女(1983年製作の映画)

4.4

日本の詫び寂びの風情と、SFジュブナイルを融合させたアイドル映画
また謎解きのミステリーとロマンスまで入れ込む唯一無二さ
公開の当時に観てから知世さんと大林監督にハマり、今回は久しぶりの某動画サイトで
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22才の別れ Lycoris 葉見ず花見ず物語(2006年製作の映画)

4.0

大林宣彦監督と伊勢正三さんの大分舞台の古里映画コラボ作品第2弾

22才の別れの曲と、大分県臼杵町の竹宵の灯、臼杵市と津久見市の関係、そしてリコリスとヒロイン花鈴の親子の関係これらを巧みに入れ込んだ脚
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その日のまえに(2008年製作の映画)

4.1

大林宣彦監督の後期の傑作
癖のある演出とも言われますが合成画像や独特のカット割りなど私らの年代の10代から20代の頃にハマって観ていた頃の大林センスを彷彿させられます。
宮澤賢治と終末観を組み入れた市
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獣人雪男(1955年製作の映画)

3.6

未ソフト化作品
ソフト化するとクレーム入る恐れがありお蔵入りになるかもしれないので、単館上映で観たい人だけ観るでいいのかもしれません
物語は息子を殺され炎の中怒り狂う雪男がゴジラにダブるほどの迫力があ
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ゴジラ(1984年製作の映画)

3.1

当時映画館で鑑賞
演出の弱さ、ゴジラの暴れっぷりの弱さなど不満もあったが今観返すとこれはこれで味となっている
あの頃はCM戦略も熱気が有り期待感もありましたので肩透かしな気分だった。
ラストの三原山の
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.5

全てのゴジラ映画がこの1本から始まっている記念碑的作品
初見は84ゴジラの公開の頃にリバイバル上映されたときに劇場で観ましたそれからビデオの頃からDVD、ネット配信と幾度となく鑑賞しているが観る度に見
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イノセンツ(2021年製作の映画)

3.1

ストーリーの大まかな流れはまんま大友克洋の「童夢」です
派手なシーンは無くリアルさを追求している
とはいえ子供の好奇心や残虐性を描いているので胸糞映画でもあるのでご用心を

しかし「童夢」の見せ場無し
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パディントン 2(2017年製作の映画)

3.9

イギリス映画「パディントン」の続編
ミスタービーン要素がアップ

まさに家族で観るのにうってつけの映画です

ファミリー向け  4.6
CG感      3.0
かわいさ     3.5
Mrビーン度
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パディントン(2014年製作の映画)

3.6

さすがイギリス映画
パディントンがミスタービーンのようですw

キャストも良くお気に入りの作品

世界観     4.0
可愛い度    3.8
キャスティング 3.8
Mrビーン度  4.2
CG感
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.8

ファミリー向けファンタジーミュージカル
オリジナルのダークさはありませんが家族で観れるファンタジーとしては優良な映画です

もちろんティモシーファンにもおすすめ

家族向け     5.0
シャラメフ
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