かめれおんライダーさんの映画レビュー・感想・評価

かめれおんライダー

かめれおんライダー

レッド・ワン(2024年製作の映画)

3.0

いま時期なので際物を。
ジェイク・カスダン監督で「ジュマンジ」のノリ。
ゴム毬みたいに跳ね回り叩きつけられても無傷のアクション。死なない安心感。
味方も敵も可愛げがあり、ヒール側の大義も極悪なものでも
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ゼロ・ダーク・サーティ(2012年製作の映画)

3.0

実話ベース。
キャスリン・ビグロー監督らしい硬派で骨太なサスペンス。面白いけど疲れる。

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

2.9

凄絶ではあるが、身から出た錆という所もあり、変に美化されていてモヤモヤが残る。
迷惑かけんな、いらん事すなって事。

スプリング・ブレイカーズ(2012年製作の映画)

1.0

浮かれポンキチならそれらしくあれ。
ダルいだけ。時間の無駄。

フューリー(2014年製作の映画)

3.8

2024.12.17再視聴
戦乱最中ゆえの狂気、マチズモとホモソーシャル。剣道部の部室超えの野郎臭さ。
ベストキャスト、特にカリスマボスのブラピと砲手シャイア・ラブーフ。
戦闘シーンの迫力◎ ミリヲタ
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ゼロ・グラビティ(2013年製作の映画)

3.0

大画面で観るべき、映画館で見逃した事は痛恨。
科学的な考証や某国に阿った話などミソが付いた所はあるが、そんなモンは映像の力で封殺。

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

3.3

ピクサーアニメ。
記憶と人格形成、感情を経てなされる。
最も身近で不明な所をファンタジーにエンタメとして映像化、素晴らしい。
あるある(苦笑)

マーシュランド(2014年製作の映画)

3.0

スペイン発のサスペンス・スリラー。
ゴア賞10部門受賞、その冠に偽りなしとまでは思わないが重厚で面白い。

目指せメタルロード(2022年製作の映画)

3.9

塩漬けマイリストから。
友情、恋愛、親子関係、成長などなど必須成分を含んだ王道学園青春もの。
マニアやコアなファン向けでメタル入門書とはなり得ないが、詳しくなくとも充分に楽しめる。
「愛する人を大事に
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キャリー(1976年製作の映画)

4.2

2024.12.12再視聴
新旧見比べ。
ホワイト家対決
〇 シシーキャリー VS クロエキャリー ●
● パイパーママ VS ジュリアンママ 〇
こう書くと五分だが、最強シシーキャリーが全てを蹂躙し
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キャリー(2013年製作の映画)

2.0

2024.12.12再視聴
新旧見比べ。初見時評価は星1.5
やはりクロエ・グレース・モレッツが役とマッチしていないと感じる。
見せ場であるプロムの惨劇が怖さ不気味さの一切無い、単なるパニックに成り下
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シーフォーミー(2021年製作の映画)

3.5

視覚障がい者 VS 強盗団
「ドント・ブリーズ」で見たシチュエーション。座頭市では二番煎じだし、戦闘力ゼロ娘に何を持たせるか…FPSだ! といったひらめき
一点突破型。ナイス。
スイカ割り状態の近接戦
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死刑にいたる病(2022年製作の映画)

3.9

人心掌握手懐けプロの最強サイコ野郎、何もかもが奴の掌の上。阿部サダヲがハマり役。
一番目を背けたくなるタイプの拷問。

中山美穂に哀悼の意を捧ぐ

レディ・オア・ノット(2019年製作の映画)

3.2

両陣営必死のそして決死のかくれんぼ。
意味不明なしきたり、悪魔絡みと設定はお馬鹿。気にしたら負け。
根はがらっぱちな花嫁、追い込まれ腹くくってからの攻防と奮闘。
グロ過ぎずの程よい加減。コメディ・ギャ
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スイートガール(2021年製作の映画)

3.3

ジェイソン・モモアに惹かれて。
ごく普通の父娘とは。
モモアにしては戦闘力低めで温い展開が続いていた所からのアレ。なるほど納得。
全体的に大味だが楽しめた。娘役も可愛かった。

ルックバック(2024年製作の映画)

4.2

描く=生きる あらゆる「力」の話。
どう生きていくのか、何故生かされているのか。そこには突き動かし、支え励みになる者の存在があり。京アニ事件を踏まえているのは明白。主人公(作者)なりのそれら疑問に対す
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ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

4.3

2024.12.01再視聴
宇宙人系コメディのマイベストを探る旅。
「スタートレック」に明るくなくても充分に楽しい映画。
枠からすっかり抜けていた。「サボテンブラザーズ」の系譜、勘違いから巻き込まれ系
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

4.2

2024.11.16再視聴
お爺のロードムービー。まったりでのんびりで暖かく、含蓄がある。
正しくド直球。なのにデヴィット・リンチ監督。創作料理屋で白飯と漬物と味噌汁が出てきた感。

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

3.0

2024.11.21再視聴
監督主演がこのトリオなのに初見時はなぜか低評価、なので確認の意味を込めて。
結論 つまらなくは無いが微妙。
いつものぶっ飛び展開と悪ノリとギャグは健在、今作は刺さらない部分
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スリーピー・ホロウ(1999年製作の映画)

4.2

2024.11.20再視聴
映画のコピー「月夜の晩は、なくした首がすすり泣く」と都都逸調。
ティム・バートン監督。久々に観ても世界観が良き。
首無しの騎士を常に全力応援。クリスティーナ・リッチだけ生き
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マーズ・アタック!(1996年製作の映画)

3.5

2024.11.19再視聴
多数決ゲームで「宇宙人系コメディ」と問われればコレと回答。
改めて観るとキャストが半端ない程豪華。チープさ、お馬鹿さも良い。

フレッチ/死体のいる迷路(2022年製作の映画)

3.3

グレッグ・モットーラ監督なので。
キャラクターや演出、雰囲気が良くそれなりに楽しめた。が、コメディとしてもミステリーとしてもどっちつかずで微妙な感じは拭えない。期待が大き過ぎたかな。ラストは良かった。

ファーザー(2020年製作の映画)

4.1

アンソニー・ホプキンスが名演。
身体が老いると当人が辛い、頭が老いると周りが辛いはずだが。周りも当人も辛い。斯くも怖くそして残酷。

ツイスターズ(2024年製作の映画)

4.5

スピルバーグ製作総指揮。古くもあり新しくもある王道の娯楽映画。
無茶苦茶な所はたくさんあるがそんな文句を吹っ飛ばす程の外連味。パニック、アクション、ロマンス、青春等エンタメ要素のてんこ盛り。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.8

現実と虚構、胡蝶の夢。今敏監督デビュー作であり不朽の傑作。
Netflix製作のドキュメンタリー「Mr.マクマホン:悪のオーナー」を観て思い出した。あと「サンセット大通り」

手紙は憶えている(2015年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

オチを含め記憶障害の使い方等色々と強引で都合が良い。が、お膳立てと旅先の人達の優しさからはじめてのおつかいを見るような感覚に。頑張れ爺ファンネルと。目的は重く暗いものだが。無念と情念が奇しくも生き甲斐>>続きを読む

恋するプリテンダー(2023年製作の映画)

3.5

ポリコレに配慮が行き届いた王道のロマンティックコメディ。シェイクスピアの「空騒ぎ」が下敷き。
シドニー・スウィーニーが魅力的。アッパーな雰囲気でイメージが変わった。
ダサさありお洒落さありでライトに楽
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ザ・ウォッチャーズ(2024年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

娘シャマラン長編デビュー作。とは言え製作に親父がいるので雰囲気は近い。
奥深い森の中にある逆マジックミラー号と外界の何か。ホラーミステリー。
ファンタジーの中に込められたメタファーと象徴。

タイムカット(2024年製作の映画)

2.8

寝付けないので。
軽い。タイムパラドックスや行動原理など大事な所が有耶無耶で強引。
オジには20年前も昨日のよう。「BTTF」公開当時のオジ達も同じ気持ちだったのかもね。

アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.7

幼少期以来の視聴。こちらも絵面の印象しか残っておらず。しかも滅茶滅茶怖かった記憶がある。デコ助も後にミーム化されて気づく程度。
観念や哲学といった抽象的なものの映像表現、ガキの頃には解るまい。偉そうに
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ガタカ(1997年製作の映画)

3.5

ユマ・サーマンから。約四半世紀ぶりの視聴。
名作〇〇選などのランキング系によく顔を見せる本作。その結果に正直ピンと来てなかった。と言うのも絵面が美しい印象はあったが、ストーリーをハッキリと憶えていなか
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アイリッシュマン(2019年製作の映画)

3.5

就寝前視聴で幾度も寝落ちからようやく完走。
監督・キャストの終活、集大成的作品。
凄くボリューミーで面白い。お爺たちでもう一回「グッドフェローズ」を。
動きが年寄りだし娘は孫にしか見えないしで青年期の
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モネ・ゲーム(2012年製作の映画)

3.5

コーエン兄弟脚本、豪華キャストでコメディ。小難しい事一切無く気軽に楽しめる。欧米らしい日本弄りあり。

DOGMAN ドッグマン(2023年製作の映画)

3.9

犬の日なので。
お犬様が重ちーのハーヴェストばりに大活躍。
拘置所は「ジョーカー」、バトルは「ホーム・アローン」と楽しい要素が豊富。
生い立ちから闇落ちやむ無し。社会復帰のチャンスはあったし意思もあっ
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

3.0

公開当時は期待外れでモヤッとしていた本作の印象も時が経てば変わるもので。
中身はB級グルメに変わりないが箱にしっかり収まっている感がある。サンプリングしているジャンルに詳しくないのでこういう異国のジャ
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

3.5

どうせならこちらも久々に。
兎に角好きな物詰め込んだB級グルメのバイキングスタイル。サムライフィクションは今観ても洒落ているし、ルーシー・リューのどうにかならんか色々と感。噛み切れない飲み込めないクセ
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