るんさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

2.0

うーーーーーんんんんん…。
合う時間がIMAXシアターのみで、期待大で観に行ったものの…
私には全く刺さらなかった!!!
見方が分からない、テーマが分からない、ストーリーの流れはもっと分からない。
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ライ麦畑の反逆児 ひとりぼっちのサリンジャー(2017年製作の映画)

4.0

サリンジャーの伝記っぽい作品。
晩年はオールカットだったのが残念。
主演のニコラス・ホルトに老け役を演じさせるわけにいかなかったからかな…?
トールキンも演じていたし、数少ないイケメンのイギリス人俳優
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ケープ・フィアー(1991年製作の映画)

5.0

「恐怖の岬」のリメイク。
1990年代の作品にしてはわざとかな?と思うくらい古めかしいが、映像美はすごい。
ロバート・デ・ニーロの怪演が全部持っていってしまった。
「ローマの休日」のグレゴリー・ペック
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カフカ「変身」(2019年製作の映画)

3.7

虫に変身してしまったところを見た時はこの作品を選んだことを後悔したが、見ているとだんだん見慣れてきて、終盤では不思議な愛着がわいてしまっていたことに自分でも驚く。
ものすごく安っぽい作品なのに、役者陣
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ソーシャル・ネットワーク(2010年製作の映画)

3.9

Facebookの創設者マーク・ザッカーバーグの自伝的?映画。
天才だけど人としては色々と欠落しているところが多く、よく友達を失わなかったなあ…と思う演出が多々。
奥様ともハーバード大学で知り合ってい
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

4.0

スピルバーグ監督の自伝的作品ということで公開初日?に鑑賞!
フェイブルマンとはなんぞやと思ったら、ファミリーネームだった。
ごくごくありふれた、普通の家庭で育った好奇心旺盛な少年サムが生まれて初めて観
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トロイ(2004年製作の映画)

5.0

ブラッド・ピットがひたすらカッコよかった。そしてエリック・バナもブラピに負けず劣らず、めちゃくちゃ素敵。オーランド・ブルームは…そもそもあなたの不倫のせいで戦争が起こったのに自覚あるかい?と言いたくな>>続きを読む

大いなる遺産(2012年製作の映画)

4.0

少年が成長したら「あれ?」という感じに。…髪の色って変わるのかな…。
ヘレナ・ボナム=カーターが良くも悪くも目立ちすぎで、あそこまでの演出は必要だったのか疑問が残る。とはいえ、全体的にストーリーは面白
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RUN/ラン(2020年製作の映画)

5.0

たぶん低予算で作られた映画だと思うが、主役と母親役の演技が鬼気迫っていて見ごたえ満載。
ラストシーンも後日譚がきちんと描かれており、そこがまたいい…。ゾンビや幽霊よりも、一番恐ろしいのは人間だと改めて
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007/ムーンレイカー(1979年製作の映画)

3.0

面白かったけど、この時代に宇宙ものに手を出してはいけなかった…。せめてミッションは地球上でとどめておいた方がよかったと思う…。

マスター・アンド・コマンダー(2003年製作の映画)

4.0

あまり難しく考えずに観るのがいいと思う。「死」に対する描写があっさりなのは、時代考証の上でかも知れない。熱い指揮官を演じるラッセル・クロウと、対比して冷静なポール・ベタニーのやりとりが各シーンで胸熱。>>続きを読む

博士と狂人(2018年製作の映画)

5.0

ショーン・ペンの鬼気迫る演技がとにかくすごい。圧倒的。中盤からは涙が止まらなかった。少し説明が必要な意味不明なシーンもあったが、かけがえのない友ためお互い妥協せず奔走するという選択はすばらしい。
英語
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007/私を愛したスパイ(1977年製作の映画)

4.0

今作はかなりお金がかかっているのは観て分かったが、いかんせんボンドガールの軽いこと軽いこと笑。
ボンドガールにはいい感じの伏線がちゃんとあるのに、それを生かさないまま適当にホイホイ進む感じ。悩むところ
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

4.5

実話がベースとなっている作品。
戦時中は、同性愛が有罪だったために苦しんだ人たちがたくさんいただろうなと、色々と考えさせられた。
ベネディクト・カンバーバッチの演技が素晴らしく、色んなシーンで思わず涙
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レジェンド&バタフライ(2023年製作の映画)

5.0

織田信長が、見事にキムタク版信長になっていたけど、さすが50歳ともなるとキムタクにも渋みが出ていていい感じの信長だった!
いちばんびっくりしたのが徳川家康を演じた斎藤工…。テロップ見るまで誰か気づかな
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コーヒー&シガレッツ(2003年製作の映画)

2.9

話のテーマもオチも全くないので、面白さが分からなかった…。ケイト・ブランシェットの一人芝居は秀逸、それ以外は理解できなかった。海外のコントに近い感じの映画…?

007/黄金銃を持つ男(1974年製作の映画)

4.0

ロジャー・ボンドの2作目。前作よりも色気があるロジャー・ムーア、いい感じのイケオジに! スカラマンガを演じた若かりし頃のクリストファー・リーは「ロード・オブ・ザ・リング」でおなじみ、サウロン役を演じた>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.5

まちがいなくキアヌの代表作になった映画と言える。続き物はつまらなくなるが、このシリーズは本当に面白い。台詞は少ないし、ツッコミどころも満載だが、そこがいいのかも知れない。ラスト、あの人のあの行動は次回>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.0

前作の続き、という設定が興味深く、今作も台詞はあんまりないのに最後まで飽きることなく観ることができた! アクションに殺陣っぽいシーンが多いのは、キアヌが昭和の名優・千葉真一さんの大ファンだからだと思う>>続きを読む

シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.5

カトリーヌ・ドヌーヴがとにかく美しい! ミュージカルなので台詞すべてが歌、そしてとんでもなくスローなので、少し早回しにすると見やすかった。ストーリーは若いうちにはよくある展開なのだが、ラストに向かって>>続きを読む

ジョン・ウィック(2014年製作の映画)

4.5

痛快アクション! こじらせ気味のジョン・ウィックを演じたキアヌ・リーブスが最初から最後までカッコいいので、台詞なんてほぼなくても完璧な映画として成立している。ドラマ「ボッシュ」で要人を演じていた俳優さ>>続きを読む

Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

5.0

見どころ満載でありながら、ツッコミどころも満載という感じ。途中からテーマがぼやけてしまったところもあるが、シンプルで個人的には好きなストーリー。
Vの仮面はあまりにも印象的すぎるが、それを上回るナタリ
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シンドラーのリスト(1993年製作の映画)

5.0

公開当時からずっと気にはなっていたものの、なかなか観ることができずに数十年。もっと早く観るべきだった。前情報を全く入れずに観たので想像していたのとは異なる内容だったが、最後まで飽きることなく、3時間と>>続きを読む

エクソシスト(1973年製作の映画)

4.0

ホラーは怖くて見れないのだが、悪魔祓い系は見れてしまう。元祖ということで初めて鑑賞。
CGが存在しなかった時代とは思えないくらいのクオリティの高さだったが、導入部分が少し長めなのと、オープニングで出て
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007/死ぬのは奴らだ(1973年製作の映画)

3.9

ロジャー・ムーア第一作目。ショーン・コネリーよりはイージーさが目立って、カッコ良さには欠けるもののボートアクションは見ものだった。いつも適当な敵側、今作は少しだけ盛ってあり、様々なピンチがボンドに訪れ>>続きを読む

THE FIRST SLAM DUNK(2022年製作の映画)

4.5

映像クオリティがとにかくすごかった。
ボールのドリブルや足音、細かい効果音の臨場感までもが本当に素晴らしい。
原作の雰囲気がそのまま完璧に映像化されていて、更にオリジナルストーリーもプラスされて映画と
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セブン(1995年製作の映画)

5.0

今から25年以上も前の作品とは到底思えないクオリティの作品だった。
質の高い脚本、緊迫感溢れるアクションシーン。
モーガン・フリーマンとブラッド・ピットの演技が対照的で目が離せない。何から何まで本当に
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ライオン・キング(2019年製作の映画)

4.0

ご存じの方が多いと思うが、ストーリーの元ネタは手塚治虫先生の「ジャングル大帝」。
CGは本当にすごかったし、それなりに見ごたえもあったけれど…
アニメ版の方がよかったかな~~~というのが正直な感想。
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007/ダイヤモンドは永遠に(1971年製作の映画)

5.0

だいぶミドルな感じになってきたショーン・コネリー、そろそろボンドとしては限界だったのか、残念ながら今作で見納め。
ボンドガールも相当な美しさだったけど、終盤で出てきた美女たちの中途半端な存在感は一体…
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すずめの戸締まり(2022年製作の映画)

4.5

思っていた以上に見応えのあるストーリーだったけど、相変わらず冒頭部分がかなり雑な感じ…。
もう少し最初を丁寧に描いてほしいなあと、毎回、新海作品を観て思う。
コアな部分に向かって早くストーリーを進めた
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ルーム(2015年製作の映画)

5.0

ジャック役の子がもはや演技の領域を超えていて、圧倒的存在感だった。
どうか幸せに…と思わずにいられない。
普通で平穏な毎日を送れるって、実はとても幸せなことなのだなぁと改めて思った。
素晴らしい作品。

女王陛下の007(1969年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ボンド役がショーン・コネリーからジョージ・レーゼンビーに変更。
演技初挑戦?にしては、かなりがんばっていたのでは…。
邦題に「女王陛下」とあるので、エリザベス女王が出てくるのかと思いきや、プロマイドの
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アンジェラ(2005年製作の映画)

5.0

さすがリュック・ベッソン監督作品。
大作ではないが、シンプルで洗練されたストーリーでどのシーンも構図が本当に美しい。
主人公が小柄の非イケメン、神秘的な雰囲気を醸すアンジェラとの比較がモノクロの中で際
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マイ・ファニー・レディ(2014年製作の映画)

4.0

ドタバタコメディ、テンポよくとんとんとストーリーが進んでいく。
ラストまで観てびっくり。まさかの超大物がカメオ出演。
思わず「え???!!!」となる笑。
この方の登場がすべて持っていった感じ…笑!!!