cinemaアンズさんの映画レビュー・感想・評価

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ハマのドン(2023年製作の映画)

4.0

当初は横浜財政のためカジノ推進派だった藤木さん。しかも根っからの自民党員で菅を横浜で国会議員にするべく引っ張った人。しかし子供の未来にギャンブルは要らないと、信念を持って反対し続ける。「これはあたしと>>続きを読む

独裁者たちのとき(2022年製作の映画)

3.5

全編静かでモノクロで動きもゆっくり。歪んだ認知で自分が信じる世界に未だに酔っている独裁者たち。
それぞれが、お互いを罵り自分が絶対と信じる。
ずっと悪い夢みたいだけど、この人たちが本当に存在し、世界を
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

会話劇もアクションも最高に面白かった。永遠に続いて欲しい。中身最高なのに音がバリバリしてて大きな声のセリフが耳障りに感じたのが残念だった。
ティーザーに上がってた着ぐるみの戦闘シーン、銀行強盗を撃退す
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妖怪の孫(2023年製作の映画)

3.8

頭抱えながらため息の連続。巧みな印象操作とやってる感で国会も政府も陳腐化し、権力者だけが私服を肥やし続ける後進国日本に成り下がってしまった。
下関の衰退具合に日本の未来のなさが表されている。
長期政権
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長ぐつをはいたネコと9つの命(2022年製作の映画)

3.9

予想外の渋滞で遅れて、20分経過から鑑賞。お馴染みのコスチュームを埋葬するシーン位から。吹替だったので山本耕史みが凄く長くつ猫が三浦義村に見えた。フローレンス・ピューが参加してるなら字幕版も見たい。>>続きを読む

劇場版 センキョナンデス(2023年製作の映画)

3.5

四国1区の衆議院選と大阪での参議院選、そして安倍氏射殺直後。
四国新聞社のホラーな振舞い。平井氏周辺の人間関係も。
立憲小川、辻元、菅、共産たつみ、自民松川は
政策や信念を問われると芯のある返事が帰っ
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2つの人生が教えてくれること(2022年製作の映画)

3.8

主人公が真面目で才能と運があってのサクセスストーリーにはなってるけど、感動してしまった。どっちでも上手くいかない事はある。妊娠してなくても計画通りにはいかない。でも生きてる今を大切にしたら活路は有るの>>続きを読む

別れる決心(2022年製作の映画)

3.5

昔の映画を見ているようなカメラワーク多く、新しいけど古い感じもする。
視線を感じるとか、手が触りそうとか、リップを塗るとか息遣いを感じあうとかで十分濃厚な思いあってる感出てたから、キスシーンが安直に感
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

4.5

字幕で正解。中国語と英語が入り交じる会話。展開も映像もおしゃれ。ギョロ目シール100均に売ってないかな。
母は娘を案じてるのに、娘は自立し別の道を進みたい。マルチバースからのSF展開でカンフー映画だけ
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新生ロシア1991(2015年製作の映画)

3.5

1991年ソ連で軍事クーデター。共産党の独裁政治下にいた人々のその時のリアルな反応。レニングラードでは広場を埋め尽くす程の人が集まり、どういう国家が良いのかどういう世の中にしていきたいのか話が繰り広げ>>続きを読む

ドギョム:アーサー王への軌跡 ~韓国ミュージカル『エクスカリバー』~(2022年製作の映画)

4.0

推し活の一環としての鑑賞だったけど、アイドル活動では披露することの無い、ミュージカル俳優としての歌唱力に驚く。
序盤表情や所作がアイドルぬけないねぇ~、なんて思っちゃったが終盤に向うにつれて演技に重さ
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.0

乙骨=シンジだろという軽い見込を遥かに超える緒方恵美力。蔵馬のような妖艶さもあり兎に角カッコよく作り上げられてた。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

4.0

2022年ここまでのシリーズ主要作品見終える。アベンジャーズに出てくるお子ちゃまなピーターパーカーが好きだな。

ソウルフル・ワールド(2020年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

良いスーツがCGの質感で伝わってくるの凄い技術力。生まれたくない22番が赤ちゃんのように生きてる事を楽しむの本当に可愛い。歩くの得意♪とか、心が動く事の積み重ねがキラキラしてる。
「生きる目的」の話を
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タミー・フェイの瞳(2021年製作の映画)

3.8

献金を使い込んでいたとしても、歌に力があり神の前で人は分け隔て無いと信じていた愛の人だったんだなとタミーフェイの人生をみる。
内容はともあれ歌声がカッコよくて聞き入ってしまう。感性の塊みたいな人だから
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新感染 ファイナル・エクスプレス(2016年製作の映画)

5.0

何回も観ちゃう。とにかくゾンビの物量が凄い!
人気ドラマで主役張ってるスター揃い。
とにかく圧倒的なゾンビの量!敢えて倍速で観るのも楽しい。ゾンビの足の速さも相まって絶望感半端ないけど面白い。「ヴィン
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犯罪都市(2017年製作の映画)

4.0

祝!続編!
チンピラの喧嘩を通りがかりに電話しながら片手間に仲裁し、有無を言わさずナイフ手放させる紹介動画で期待高まり視聴。
実話を元にしている。これくらい厳つくないと、あの地域で務まらないよなという
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悪人伝(2018年製作の映画)

3.5

相手マドンソクだよ!ちょっと刺した位じゃ殺られないって、逃げてー!
って犯人に思うレベル。怖いしのも痛いのも嫌いだけど、マドンソク出てると観れちゃう不思議。
危険を察知してサっと交わす事無く1回刺され
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ムーラン(1998年製作の映画)

4.0

実写版チェックする前におさらい。
めちゃくちゃ良かった。ムーシュはアラジンのジーニー感があるが、もっとコミカルでやさぐれてて面白い。これが出て来ないとなると実写版への期待が半減しちゃうな。
男に囲まれ
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テレビで会えない芸人(2021年製作の映画)

3.5

ラジオで紹介しているので興味。松元ヒロと松本人志。同世代で似た名前だが芸は真逆。小学生の時にアウトローでカッコよく見えていたダウンタウンが体制側に取り込まれていくのを苦々しく思っているので、ヒロさんの>>続きを読む

主戦場(2018年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

「日本は戦争(第2次世界大戦)に勝った」「(他研究者が書く)歴史の本は読んだことは無い」とか歴史学者してるオノ・ヨーコの甥っ子やべえ。映画館にアンコール上映リクエスト出した位楽しみにしてたけど、想像以>>続きを読む

スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.5

スパイダーマン大集結!歴代そろってあるあるで共感したり違いを話し合ったりするの面白い。体から蜘蛛の糸が出るのは怪異だよなー 笑
大きな力を持って、それを高校生の少年が使いこなしてるのって凄いことだよな
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.0

IMAXで視聴。ベネディクト・カンバーバッチが目の前にいるじゃんってなる臨場感。炭化したり殺されたりするシーンは現場に居合わせたような心的衝撃があって辛かったが、やっぱり四次元的な映像はIMAXで観て>>続きを読む

教育と愛国(2022年製作の映画)

4.0

学校での行進の練習、朝礼で整列したり先生の号令で動くところ、そういう学校に残る軍の臭いが嫌だったのに、事態はもっと深刻化していた。挨拶に正しいとかないよ。これは正しい、あれは非国民とか多様性を受け入れ>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

5.0

過干渉のお母さんに「オマエの
せいだよ」って思うけど、お母さんの気持ちも分かって苦しくなる。自分が頑張ってきた分、娘が自分の世界を持つことに感情が大きく動く。“ 寂しさ”だと解釈出来たら良いけど、気持
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犬王(2021年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

明るい犬王とパンクな友魚だと道を違えるのは必須なのか。
足利義満が平凡そうに見えるのに粛々と策略巡らすのがリアルで怖い。
犬王よりも観阿弥のパフォーマンスの方が継承しやすそうには見えるけど、当時熱狂し
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