ちぇりーさんの映画レビュー・感想・評価

ちぇりー

ちぇりー

映画(338)
ドラマ(0)
アニメ(0)

スキャンダル(2019年製作の映画)

3.5

保守派、左派、フェミニスト、リベラル…(極右派でも有名な)トランプ大統領etc...開幕早々、Twitter(現:X)の政治界隈でよく使われるワードが一斉に飛び込んでくる。

政治思想もある種の宗教の
>>続きを読む

ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.5

「時代は黒だよ」

人間、いや、白人不信になるやつ。
都市伝説チックだけど本当にありうるかもしれない話。

こういう時、走って逃げることが困難なのがアメリカの辛いところだと思った。日本の僻地でも同様か
>>続きを読む

ペット・セメタリー(1989年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

「時間があれば死が分かる。悲しみも思い出に変わるだろう」



この世を生ける生き物たち全て平等に訪れる一大イベント‘死’。
望んでたわけじゃない死。
突然訪れる死。
理不尽だ。愛する者なら尚更
>>続きを読む

ハードコア(2015年製作の映画)

3.0

一人称のFPSゲーム視点のような映像に、ストーリーもテンポも洋ゲー特有の運び方。ラスボスのサイキック設定もいかにもって感じ。エンディングの後味悪さも洋ゲーらしい。
ゲーマー、特に洋ゲー好きには刺さる一
>>続きを読む

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

2.5

高校卒業の時に成し遂げられなかった地元のパブ11軒制覇というおバカな企画を今果たすべく、かつての仲間たちと再会して地元ハブ巡りする。ノスタルジックなテーマだしイイ感じだしで、私も仲間に混じろうと地ビー>>続きを読む

マイ・ブックショップ(2017年製作の映画)

3.0

田舎の閉塞感は万国共通。
気候や環境など諸々関係あれど、ずっと曇ってるか雨降ってるイメージしかない、じめじめした英国なら尚更閉塞感ムードが増す。
英国特有の陰湿な雰囲気がずっと続いて、ホントやーねぇっ
>>続きを読む

ポリスアカデミー(1984年製作の映画)

3.5

「昔の生徒は体格が揃ってた。肌の色はひとつ。全員がポコチンをぶら下げとった」

そんなステレオ時代も終わり、性別、学歴、人種問わずの採用式に変更されたのはいい時代の到来…とはいえ、応募した生徒たち癖ぞ
>>続きを読む

パパvs新しいパパ(2015年製作の映画)

3.0

継父はつらいよ。
 
中盤までは、いけ好かない野郎にムカムカするばかりで笑えなかったけど、終盤は和解して円満ハッピーエンドで良かった。終わりよければよし!


╍ ╍ ╍ ╍ ╍ 教訓 ╍ ╍ ╍ ╍
>>続きを読む

ヒッチャー(1986年製作の映画)

3.0

80年代特有の分かりやすいホラー、嫌いじゃない…が!
シリアルキラーの神出鬼没っぷりは、もはやゲームのエネミークラス。人間辞めてる。
とはいえ、その無理ありまくり設定を覆すほどシリアルキラーの存在感が
>>続きを読む

レインマン(1988年製作の映画)

4.0

人間の不思議のひとつ、サヴァン症候群。
本作のサヴァン症候群患者のモデルとなったキム・ピーク氏。
九千冊の本を暗記、全米すべての町地図を暗記、全ての年月日の曜日を言い当てる…等と人間離れした逸話がいく
>>続きを読む

ブラック・スネーク・モーン(2006年製作の映画)

3.0

まず、表紙がよろしくない。
大変よろしくない!!!
脳筋層や陵辱系好きの変態層が集ってそうな、誤解を与えそうな表紙じゃないの。アクションはワンシーンも流れない。本作はブルース、即ちハートのアツい話なの
>>続きを読む

エイス・グレード 世界でいちばんクールな私へ(2018年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

結論から言おう。自分の学生時代にSNSがなくてよかった。いや、厳密にはあったが、mixiとか…恋愛至上主義のためによるSNS(※未使用ユーザー陰キャの偏見)
と!に!か!く!やってなくてよかった。
>>続きを読む

ファーゴ(1996年製作の映画)

2.0

人によっては名作らしい作品。

結論から言わせてもらうと、誘拐犯のヘンな顔(包茎)の方がよくボヤいていた「退屈」という台詞をそのまま返してやりたいくらい、観てて「退屈」な作品であった。
本作の魅力が何
>>続きを読む

マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.0

以下、本作の主役こと詐欺師アーティストによる詐欺師入門。

+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
其の壱 近所は避けるべし
其の弐 メモは取るなかれ
其の参 九割は予測不可と肝に銘じとくべし
其の四 臨
>>続きを読む

セルラー(2004年製作の映画)

3.5

タイトル絵面からしてシリアスなサスペンス・スリラー映画と思いきや、ドタバタコメディサスペンスと、明るい映画でした。

ポルシェの無駄遣い。

ヒロインのキム・ベイシンガーの名演はもちろん、かのクリス・
>>続きを読む

12人のパパ(2003年製作の映画)

3.5

「父の日」に家族で鑑賞。

親は大変!!!⚡️🌪
そして、子作りは計画的に。
👶🏻👧🏻🧒🏻🧒🏻🧒🏻👧🏻🧒🏻👧🏻👦🏻👩🏻👩🏻

仕事で成功してビッグウェーブに乗ってる妻の為にママ役も担う夫。
ヤンチャす
>>続きを読む

ジャングル・クルーズ(2020年製作の映画)

4.0

コロナ快復記念に、自宅で鑑賞記念☆

〜中年パーティの川下りRPG〜

◆ワイルドで頼もしいけど嘘つきなフランク船長
◆お転婆で嫁の貰い手が厳しい女リリー博士
◆振り回され役でトホホな弟マクレガー。
>>続きを読む

チャーリーズ・エンジェル(2019年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

アメリカでは大コケと聞いて、構えながらの鑑賞。結果、いうほど悪くはなかった。
初代チャーリーズ・エンジェルと比べて、私は今作の方が好み。是非とも、このメンツで続編やってほしい。
 
低評価の要因のひと
>>続きを読む

アイ, トーニャ 史上最大のスキャンダル(2017年製作の映画)

3.7

公開当初、本作はバッシングを受けたらしい。実在するトーニャを被害者風に描写したのが多くの人の反感を買ったそうだ。
思うに、戦犯はトーニャ演じたマーゴット・ロビーにあるのでは。演技が(特に終盤)上手すぎ
>>続きを読む

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.0

本家『オーシャンズ11』にはやはり劣ってしまう。スケール面、どんでん返し、戦略面…全てにおいて、物足りなさが残った。

それぞれが個性的でいいキャラしてるとは思うんだけど、結局一部の人だけが美味しい展
>>続きを読む

1917 命をかけた伝令(2019年製作の映画)

4.5

役者にとって、舞台劇のような。
鑑賞者にとって、ゲームのような。

 
アカデミー3部門(撮影賞・録音賞・視覚効果賞)を受賞したのも肯ける素晴らしい、というか、ヤバイ作品に出逢えたことに感謝。

巷で
>>続きを読む

ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜(2011年製作の映画)

4.5

「白人は小さいうちは可愛い。大きくなったら悪魔」


黒人奴隷が普遍的だった時代(未だに人種差別は蔓延っていますが…)。
白人ママはパーティ三昧。子供を一日に一度しか抱かないママ失格揃い。子供たちは皮
>>続きを読む

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

パパもつらい。ママもつらい。子供もつらい。

本作で「ウーマンリブ」という言葉を知った。40年前にアメリカで制作された映画ということですが、今の日本に結構刺さるテーマなのではないでしょうか。

「文句
>>続きを読む

ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

4.0

アガサ・クリスティ氏にリスペクトを込めた正統派ミステリーかつ、ワクワク要素満載のユニークな作品。

※このレビューはネタバレのつもりはないですが、微ネタバレかもしれません。

////////////
>>続きを読む

旅するジーンズと16歳の夏(2005年製作の映画)

3.7

生まれた時からずっと一心同体の4人組が初めてバラバラになって、旅先(一名留守だけど)で4人以外の人たちと関わって成長するお話。

ギリシャ、メキシコ、サウスカロイナ、留守番。
恋愛、個人、家族、友人。
>>続きを読む

テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

5.0

愚か。されど。愉快、爽快、痛快。
 
ちょっとドキドキなバカンスから一転、ハラハラ展開の逃避行に!…にもかからわず、物語は最後まで爽快に駆けゆく。それも、気持ちがいいほどに。
 
☆アメリカ人が犯罪を
>>続きを読む

タナー・ホール 胸騒ぎの誘惑(2009年製作の映画)

2.5

完全にルーニー・マーラさん目当てで鑑賞(というか他の人もきっとそうだろう笑)。
いやー…彼女の代表作『ドラゴン・タトゥーの女』を他人に見せて同一人物ですよ、と教えても信じてもらえないレベルの破壊的な可
>>続きを読む

ナンシー・ドリューと秘密の階段(2019年製作の映画)

3.0

ナンシー・ドリューといえばブロンドで女の子らしい少女なイメージが強いが、今回は赤毛ショートカットスポーティ女子なのが逆に新しくて良い。

IT-イット-で話題になったソフィア・リリスちゃんの主演作。
>>続きを読む

シンバ(2018年製作の映画)

2.5

旅客機内にて鑑賞。
ランヴィル・シーン氏の仰々しい演技も癖になる。
主にアクションシーンでスローモーション多用しすぎなのがやや疲れる印象。
ストーリー自体は支離滅裂な部分が散見されるが、基本的には王道
>>続きを読む

歓びのトスカーナ(2016年製作の映画)

3.5

「私たち遅咲きよ」

精神疾患の人生絶望的な女性が精神病院から抜け出すロードムービー系。
人生詰んでるだけではなく精神疾患というのも相まって見ていられなくて、ところどころしんどくなる部分もあるが、希望
>>続きを読む

スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

最高。ただ最高。ひたすらに最高。
とにかく、ヤバイしスゴイし最高。
戦闘シーンは脳汁噴出しまくりで最高。
言葉で説明するのも難しい。
これぞ、ヒーロー物!!!
久々に昂りました。これが観たかったんだよ
>>続きを読む

トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

2.0

このレビューはネタバレを含みます

この続編ははたして必要だったのだろうか。スピンオフ作品に感じられた。シリーズ物としてみると微妙ではある。
3でリストラされたボーがとにかく目立つ作品。お姫様から逞しい自由人へと変貌。もはや別人である。
>>続きを読む

>|