keiさんの映画レビュー・感想・評価

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独裁者(1940年製作の映画)

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最後の演説は、「民主主義のための戦争」を正当化したい人間にはうってつけのお墨つきだなあ。映像はすべてがプロパガンダ。民主主義のプロパガンダと、民主主義のための戦争のプロパガンダとは異なる。その意図がた>>続きを読む

民族の祭典(1938年製作の映画)

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オリンピックのナショナリズム高揚の気味の悪さに強い嫌悪感を覚える人間だが、その一体感に身を委ねられる人間にとっては気持ちの良い催しなのだろうなということは察せられた。すごい映画作品だなと思う。

ラストマイル(2024年製作の映画)

4.8

女性が監督して女性が脚本を書いて、女性を不当に貶めもせず欲望のままに崇めもせず、優秀なところも未熟なところも葛藤も喜びもまっとうに描いてくれる作品の存在をたいへん心強く感じている。めちゃくちゃおもしろ>>続きを読む

ゲーム・オブ・デス(2017年製作の映画)

4.7

明日起きたら解釈する。その結果スコアを変えるかもしれない。

パズル(2013年製作の映画)

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正直なところ、すごく好きだな……。(しかし、初回などに顕著だが、目的の中に凡庸な女嫌いが侵入している点はつまらない)

変な家(2024年製作の映画)

4.8

恐山さんたちのラジオを聴いてから観にいった。なんかすごく面白かった!&こころ惹かれるカットがいくつかあった。しかし引用リツイートがめちゃくちゃバズる、みたいな気まずさも謎に感じてしまった。

デス・オブ・ミー(2020年製作の映画)

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おもしろかった。なんだかんだでこの手の作品は東欧(等英仏などの周縁部としてのヨーロッパ)やアフリカを舞台にしていることが多い印象だったので、アジアでやられることでまた違う感覚が湧くというか、考えなけれ>>続きを読む

落下の解剖学(2023年製作の映画)

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観てよかったと思う。
以下、ややネタバレかもしれない。

裁判における敗訴は敗訴だが、勝訴ならば何かしらのリワードがあるのかもしれないと思っていた。……そんなみごたえの作品だと思った。これは別に特異的
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ラブコメ処方箋 甘い恋のつくり方(2014年製作の映画)

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故意なのはわかるけど支離滅裂すぎるように感じられてカロリー高かった。

ルイ・セローが見た LA美容整形の実態!(2007年製作の映画)

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こうこうこういう理由で○○の整形が必要と論って、それ以上追及されると「本人が望んでいる」で締める。その模様が複数収められていた。
いくらセルフエスティームと言っても美の基準も全部男性にとっての美。騙さ
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ルチオ・フルチのクロック(1989年製作の映画)

4.5

皆ぐんぐん進んでいくの何? でもそれくらいの無鉄砲さがないと強盗なんてやろうと思わないのか!

ルイ・セローが見たアメリカの最も危険なペットたち(2011年製作の映画)

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突っ込んで訊いていたとはいえ表層的な問いだし、視聴者側としては取材対象の方々のこころのうちに迫れた気はしないから、これを観てわたし自身が語られた内容にどうこう言うのは無理だなあと思った。視聴者にはあま>>続きを読む

僕らの世界が交わるまで(2022年製作の映画)

5.0

大好きなオーブリーズの曲も使われていた。しかし、あのZiggyはBrotherを書けるのか(書きうるのか)? と気になった。

マギー・シンプソンの初恋大奮闘(2020年製作の映画)

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おもしろかった。ヤケ牛乳とか運転の主導権奪われてのんきに頭の上で腕組んでる父とか。

ウィッシュ(2023年製作の映画)

5.0

すごくよかったけど最悪だこの映画、と言っている人々の指摘箇所には比較的同意するものもちらほらある。それでもわたしはすごくよかった。
Dahliaというキャラクターがいて、キャストがJennifer K
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カーズ(2006年製作の映画)

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500回目。初めて観たのは映画館。ラジエータースプリングス大好き。