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正直、終盤まではベタでご都合主義的な"良いお話"だと思っていた。
しかし、鏑木が語る「この世界を信じたかった」という台詞からの一連、これによってこの映画の見え方が一気に変わった。
残酷で甘くなくて救>>続きを読む
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過去作に比べると、映画作品としてバランスがいい。
1作目も2作目も、作品全体を通しての筋が通るのが遅かったのが気になっていた。
どちらも中盤以降に敵との関係性が生まれてくるので、アクション的な見せ場は>>続きを読む
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前作に引き続き、とても良い出来の清水崇ホラーでした。
清水崇監督って構成力やショックシーンに至るまでの積み重ねの巧さは昔からあったように思ってまして、それに加えて近年、特に『忌怪島』の時にふと思って>>続きを読む
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リメイク鑑賞前に。
黒沢清らしいドライかつシュール、笑いすらしてしまうような暴力と追い詰められた人間の滑稽さ。
娘を殺されて復讐に燃える男が香川照之、その復讐を手伝う謎の男が哀川翔、濃い。
物語とし>>続きを読む
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初めから終わりまで終始じっとり嫌な空気が纏わりつき、それにゆっくりじっくり絞め殺されていくような最悪の気分になれる作品でした。(褒めてます)
怪異について明確な対処法もわからず、立ち向かっても駄目で>>続きを読む
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FNAFの世界観にナーメテーターがやってきた!な作品。
ニコラスケイジ製作・主演とのことだが、徹頭徹尾マジでただの一言も発さないのが面白すぎる。
攻めすぎてる。
一言も発さないが、表情、目線、身体>>続きを読む
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初代ゴジラの雰囲気を大いに継承した、ゴジラ映画屈指の名作だと思う。
ゴジラが理屈の通じない道の怪物として描かれ、かつ情け容赦なくただただ人間を屠り続けるのは怪獣映画らしくてとても見応えがある。
主>>続きを読む
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主演がGENERATIONSさんだったので、アイドル映画的なホラーかと思って舐めてました。結構しっかり怖かった。
心霊写真のような霊の映り込みや霊の異質感の表現に関して、手数の多さと大胆さはさすが清>>続きを読む
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マルチバースや一昔前のようなカンフーアクションというエンタメ要素、アート系の作品のような表現、監督の過去作を彷彿とさせる中学生みたいな下ネタ、映画の芯にある家族とアイデンティティのドラマ、その全てがな>>続きを読む
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日本のゾンビ映画の最高峰
ここまで予算と技術をかけてゾンビ作品が作れるのかと驚いた。
海外で道路を封鎖して撮影されたという一連のシーンは圧巻。
原作でも秀逸だったが、徐々に日常がZQNに侵食されて行>>続きを読む
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最悪な青春物語。
学校という環境故に開始時点でかなりエスカレートしている子供たちのイジメに、食人鬼姉妹を交えたことでタガが外れたように暴力性と残忍さが増していく。
そしてそれが煮詰まった頃に始まる、こ>>続きを読む
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永江監督の作品は初鑑賞。
きさらぎ駅を観るか迷い、直近の作品を鑑賞してみた。
思いの外悪くない出来。
zoomの画面を使ったホラーという、もはや目新しさを感じない題材。
随所に予算の低さは見え隠れす>>続きを読む
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圧倒的に尺が足りない。
人類とウルトラマンの遭遇→依存→自立という流れを2時間弱の尺で納めるために、状況から心情までとにかくセリフで説明される。
文字情報で物語が駆け足で展開していくので、キャラク>>続きを読む