ここりんさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

ここりん

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永遠の門 ゴッホの見た未来(2018年製作の映画)

2.8

新たな真実の物語というのが宣伝文句のようだが、うーん、あまり響かなかった。ゴッホを描いた映画ではタイプが違うが油絵タッチの「ゴッホ、最期の手紙」が、マイベストなだけに本作品は断片的すぎて…

この作品
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チワワは見ていた ポルノ女優と未亡人の秘密(2012年製作の映画)

3.8

邦題だけだとスルーしていた作品。ラストは考えさせられた。観る人によって色々なとらえ方ができるのでは、と思った。余韻が残る滋味豊かな良作だった。

ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ザ・ウェスト(1968年製作の映画)

4.5

このジャンルの映画で涙する、なんて思いもしなかったが、素晴らしかった!最初のオープニングから魅了された。ゆったりした始まりかた、これから何がおこるんだろうというワクワクどきどき感。三人の男達の関係が徐>>続きを読む

エンド・オブ・ステイツ(2019年製作の映画)

3.8

予告でニック·ノルティが出てたので気になって観た。予想のつくストーリーだったけどアクション映画としては、存分に楽しめた。ドローン攻撃や山の爆破シーン等がすさまさじく父子のやりとりも可笑しくて笑えた。>>続きを読む

残された者-北の極地-(2018年製作の映画)

3.9

最初、主な出演者はマッツ・ミケルセンだけ、台詞が少ないという事で寝落ちするかも、と思って観に行ったが、いやいや杞憂に過ぎなかった。まずマッツ・ミケルセンの演技に圧倒された。極限の状況下での葛藤に観てる>>続きを読む

マッキー/Makkhi(2012年製作の映画)

3.7

インド映画を観た後って毎回かなりな満足度あるんだけど、これはちょっと違ってた。復讐がテーマなのだがひっぱりすぎでは?と思った。とはいえさすがインド映画、ハエに生まれ変わって、あの手この手で敵をやっつけ>>続きを読む

T-34 レジェンド・オブ・ウォー(2018年製作の映画)

4.5

あらすじ読んだだけで面白いに違いない!と確信した。で、観賞したら裏切らない面白さだった。戦車でのバトルを描いたハードタッチな映画だと思ってたがいきなりどうして恋愛モード?とか、その他にも突っ込み所は満>>続きを読む

15ミニッツ・ウォー(2019年製作の映画)

3.7

今から40年以上前の実話に基づいた映画との事。最後に流れる字幕に驚愕したがもっと多数の死者が出ていれば違ったのかな、と思った。自分の中でスナイパーって孤独でクールという勝手なイメージがあるのだが、この>>続きを読む

アダムズ・アップル(2005年製作の映画)

3.9

都内では一館だけの上映だったが観て良かった!出てくる人が皆それぞれ問題をかかえていて、どういう展開になっていくのか、全く予想できなかった。まさかあんなヒューマンな方向へいくとは…。
謎にコミカルなシー
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山河遥かなり(1947年製作の映画)

3.8

ナチス関連の映画って数々あれど、子供に焦点をあてているのでよりわかりやすい。製作された1947年ということを考えるとプロパガンダ映画なんだろう。調べたら監督さんもユダヤ系ということ。当時の連合軍やその>>続きを読む

青いパパイヤの香り(1993年製作の映画)

3.0

当日のサイゴンの富裕層の家の様子やインテリア等、興味深い。ムイが大人になってからのセリフがもう少しあったらいいのにと思った。展開が急だったので尚更そう感じた。

ハミングバード・プロジェクト 0.001 秒の男たち(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

次々おこる困難に立ち向かいながらも、目標につき進んでいく様子をワクワクしながら観ていてのだが、最後失速してしまいモヤモヤ感が残る。後半、アントンのささやかな抵抗があったもののスッキリしない。二人にほん>>続きを読む

工作 黒金星と呼ばれた男(2018年製作の映画)

3.8

韓国映画って完成度が高くて毎回ハードルが上がってしまう。この映画でも信じられない史実をつきつけられ衝撃だった。途中、ハードボイルド過ぎて寝落ちしそうだったが、まさか?と思うような展開に進んで目がさめた>>続きを読む

パリに見出されたピアニスト(2018年製作の映画)

4.0

こうゆー音楽物には、弱い。なんていってもパリが舞台なんだもの。セーヌ川沿い、ノートルダム大聖堂を背にしたラブシーンが素敵だった。しかも相手役の子、ディリリとパリの時間旅行に出てたディリリがそのまま大人>>続きを読む

ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

3.3

この分野の映画で映画館に足を運ぶ事は、あまりないのだがキアヌリーブスが好きなので前々作から観ている。が、途中でだれてしまった。アクションシーンや殺戮(この言葉があってるかどうか知らないが私にはそう見え>>続きを読む

パワー・オブ・ワン(1992年製作の映画)

3.8

アパルトヘイト=人種隔離政策という事ぐらいしか知らなかったが、その裏にその政策に至るまでのこのような背景があったという事を初めて知った。小役時代から少年時代のPKが可愛い。劇中、孤独な鳥が石の卵をうん>>続きを読む

明日の空の向こうに(2010年製作の映画)

3.4

ラストはやっぱりこうなるのか…という感じ。子役三人、特にペチャ、演技ではなくて地のままでは?というくらい自然だった。ポーランドに辿り着くまで喧嘩したり色々あったものの、中盤が長く感じた。 
音楽が、ロ
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荒野の誓い(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

モンタナに着くまでこんなに人死なせちゃうの?!と思った。ロザリーと列車のホームで一旦別れた後のクリスチャン・ベールの表情がずっと頭から離れない。なんて味わい深いラスト…。
派手さはないけど重厚で良い映
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イーストサイド・寿司(2014年製作の映画)

3.6

アマゾンプライムで思わぬ拾い物。ラテン系のシングルマザーが寿司職人を目指す、これだけでも観賞意欲がかきたてられる。ベタな内容だが一生懸命頑張れば、何かしら結果がでるんだよ、って教えられた気がする。

TAKING CHANCE/戦場のおくりびと(2009年製作の映画)

3.8

イラクで亡くなった一兵士の遺体を家まで送り届ける中佐の話。タイトルを見た時、まさかchanceが人の名だとは思いもしなかった。送り届けるまでを細やかに敬意を込めて描かれて居て、悲しく重い。お国柄もある>>続きを読む

さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.9

レッドフォードの引退作品だということだか、ふさわしい作品だと思った。若い人達の燃えたぎるような感じではなくて酸いも甘いも経験した人生の黄昏期の二人だこそ、お互いに惹かれあう過程が良かった。印象的だった>>続きを読む

鉄道運転士の花束(2016年製作の映画)

3.9

とても好きなテイストの映画。『アンダーグラウンド』の出演者二人が出てるんだもの。観ないわけには、いかない。イリヤ役の人、良い年のとり方をされてるな、と感じた。全体的にとても風変わり。笑った後に、ここで>>続きを読む

シークレット・スーパースター(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

後半のお母さんの空港でのシーン、胸のすく思いだった。にしても女性蔑視が酷すぎて憤りすら覚えた。ボーイフレンド役の子も良かったし、アーミン·カールも濃い役柄だったがさすがだった。

ドッグマン(2018年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

ラストがこれでもか、って感じ。後味の悪い作品だった。皆でシモーネをどうするかって話が出た時ある意見が出たが、その意見に一致団結してたらよかったのに、と思ってしまった。

ディリリとパリの時間旅行(2018年製作の映画)

4.5

公開をまちわびていた作品。
もう画の美しさだけで大満足!
ため息でそー!
ストーリーは、今、一つ入りこめない部分もあったが過去に旅したパリの色々な名所が映し出されていて改めてフランス良いなーと…
多数
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

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今日、アメリカから帰ってきた友人から情報を得た。大好きなウェス・アンダーソン、2020年なんて待ちきれない!豪華顔ぶれで今から楽しみ~✨

レイチェル(2017年製作の映画)

3.0

サム·クラフリン目当てで観賞。 
レイチェル、そんなに惹かれる程魅力的なのかと思った。おじさんと同じDNAを持っているから同じタイプを好きになる?レイチェル·ワイズって美人とされてるが個人的に骨格とか
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トールキン 旅のはじまり(2019年製作の映画)

3.3

機内にて観賞。
こういうイギリスの男子学生もの、大好きなんだけど、ちょっとパンチ不足かなー。ものすごく波乱万丈の人生ってわけでもないし、じんわり良かった。 
原作を読んでいたら、違ったかも。

Girl/ガール(2018年製作の映画)

4.0

観ていて苦しくなる映画だった。
ララの口数の少なさやいつも笑みをうかべてるような表情、誰かに話してわかってもらえるものじゃないものね。乗り超えた最後の姿は、いきいきとして良かった。心が震える、ものすご
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COLD WAR あの歌、2つの心(2018年製作の映画)

4.5

男性側からの愛しかた、女性側からの愛しかたが、よく描かれていたと思う。お互い唯一無二の相手だとわかっていても時代背景という事もありすれ違ってしまう。モノクロで台詞も少ない。それが、いっそう切なさを増し>>続きを読む

特捜部Q キジ殺し(2014年製作の映画)

3.8

まるで謎解きのよう。バラバラになったパズルの欠片が次第にあわさっていくよう。重い内容だが、ひきこまれてしまう。
キミーの最後の台詞が、ずっと頭から離れない。どうして?何故?って叫びたい気分。

奇跡の絆(2017年製作の映画)

3.3

途中で、デンバーの将来が、悲しみにみちたものになるのでは?と思ったが外れて良かった。
とても良い映画で場面場面で、ホロリとしたが全体的には、今一つ響かなかった。

特捜部Q カルテ番号64(2018年製作の映画)

4.0

二本立て上映で別の作品がお目当てだったのが、寝落ち‥。
こちらのほうが、断然面白かった。当時のデンマークにこのような事があったのを初めて知り驚きだった。男同士の友情の描かれ方がよい。別のシリーズも観た
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バベットの晩餐会(1987年製作の映画)

4.2

公開当時、今のように映画を観られる環境ではなかったが、タイトルだけは記憶の片隅にあり、たまたま近くの映画館で上映されると知り観に行った。

大画面で観られて良かったと思う。不思議な余韻の残る映画で幸せ
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世界一キライなあなたに(2015年製作の映画)

4.0

あらすじをざっと読んで、またよくある難病もの?と敬遠していたが動画配信でやっていたので観た。エミリア・クラークがとても表情豊かでチャーミング。観ていて微笑ましい。ファッションも可愛くサム・クラフリンも>>続きを読む

アマンダと僕(2018年製作の映画)

3.7

劇中、二回程だったか、ダヴィッドのアマンダをみつめる眼差しが本当に愛情にみちていて、ピンポイントだがその数秒に魅了された。