大橋直樹さんの映画レビュー・感想・評価

大橋直樹

大橋直樹

侍タイムスリッパー(2023年製作の映画)

4.0

クライマックスこんな燃えると思わんやん
前半は侍が現代に来て撮影あるあるを侍を通して体験していくお仕事もの
そして後半は侍としての魂を現代で爆発させる上質な剣殺陣で魅せる
時代劇、映像への愛を感じさせ
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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

4.3

魅せ方が美しいです
ずっと没頭して観ていて、同じ回で観てた人には申し訳ないんだけどもくしゃみを上映中にしてしまってその時やっとあー今自分映画を観てたんだったわと思い出したくらい
人を正面から撮るカット
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リアル・スティール(2011年製作の映画)

3.8

人生には志が必要ということか
持っているものを活かせばいつでもどんなところでも能力は発揮できる
離婚理由もなんとなく察するものがある
お前は世界に必要ないって言われてた気分なんだろう
ボクシング映画は
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ベイマックス(2014年製作の映画)

3.8

ヒーローの個性が良い
科学と暴力の関係性を考えさせる中盤のベイマックスの暴走がただのアクション物にさせない
どんな考え方を息子娘に与えるか自分もちゃんと考えないといけない

怪盗グルーのミニオン超変身(2024年製作の映画)

3.8

むっちゃくちゃ楽しかったです
ミニオン達の変身が超かわいい
たぶんミニオン観るの初めてやと思うけどイタズラの度にめっちゃ引いた
教育に悪すぎる笑
でも全観客を楽しませようという気持ちをビシビシ感じるか
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インサイド・ヘッド2(2024年製作の映画)

4.7

自分の立ち位置を守るために失敗してしまうって誰にでもある事なんだ
救われた
今でもあの頃の自分を呪って自分を許せないで生きてる
前作も思春期だと思ってたから最後の次回作への振りに驚いたけど今作はまさに
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.8

やばすぎ
家族と個人、人は2度死ぬ、バックトゥザ・フューチャー
とんでもないカタルシスと愛
エンドクレジット直前の最後の勢いはちょっと他の追随を許さない
美しすぎる
言葉にならんわ

インサイド・ヘッド(2015年製作の映画)

4.7

いっぱい泣いた
ライリーの感情を擬人化した5人と彼女の記憶や感性を司る世界を視覚化した
僕は思春期くらいからずっと悲観的だから悲しみがとっても大事なものだって知ってる
悲しさを知っているから人に寄り添
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新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!(2024年製作の映画)

3.3

高校に社会の縮図を当てはめるのはめちゃくちゃ良いが演出やカメラワークでそれを拾い上げきれていない印象がありもっと面白くなりそうなのにと残念だった
音楽がどういう感情誘導をしたくてかけてるのか分からない
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墓泥棒と失われた女神(2023年製作の映画)

3.8

芸術的すぎ!笑
文化に対しての理解がなさすぎて正直共感はかなりし難かった
原題の要素を全く排除した邦題、日本語でオシャレにするなら良いけど流石にこのタイトルはダサいなぁ
本作の芸術性をまったくタイトル
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ルックバック(2024年製作の映画)

3.5

良質である事は間違いないけどダイジェストの多用、意図はめっちゃ分かるけどノイズだった
それから中盤以降の展開にも不満が残る
心が関与しない突発的な出来事ってあんまり納得しきれない
90分で作れなかった
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ウルヴァリン:X-MEN ZERO(2009年製作の映画)

4.2

ガンビット!
冒頭のゼロの活躍シーンのキメ絵のカッコよさに始まり外連味全開の最高ヒーロー映画
こうなっていくって分かってるストーリーはすごく切ない
X-menでジーンに惹かれたのってシルバーフォックス
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デッドプール2(2018年製作の映画)

4.2

観たのが随分前でほとんど覚えてないけどもこいつ守るって決めたら相手にどんな理由があっても守る良い子供っぽさは共感する

デッドプール&ウルヴァリン(2024年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

俺ノーウェイホームあんま好きちゃうんですよ
あの3人が登場するためにストレンジがむちゃくちゃ無能に描かれてる感じとか
テーマという点で見た時に結局何を言いたいか分からん感じとか
徹底的にファンムービー
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ホールドオーバーズ 置いてけぼりのホリディ(2023年製作の映画)

4.8

個人主義の再提示を観た気がします
長期休暇に実家に帰れない一人の学生と二人の学校職員のたった二週間ほどの話
冒頭で〜戦争ってワードが出てきたと思うのですがなんて言ってたか覚えてる方いらっしゃいませんか
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X-MEN:ファイナル ディシジョン(2006年製作の映画)

4.2

おもろすぎ
先天的なアイデンティティを変えれるならどうしますかって話ですね
つまり黒人のマイケルジャクソンが白人になりたがったような
もしくは同性愛者を病気だと決めつけホルモン注射を打たせ続けた歴史の
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X-MEN:ファースト・ジェネレーション(2011年製作の映画)

4.1

そらエリックはマグニートーになるわな
チャールズとエリックで討論して折衷案出したら絶対世界上手く行くと思うんやわ
ハンクマッコイめっちゃ可愛い
でもミスティークに美しくないという言葉をかけるのは絶対間
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X-メン(2000年製作の映画)

3.8

おもろすぎ
アメリカは2000年からずーっと差別の話なんですね
孤独と繋がりを描ききっている
また金属を操るマグニートーの存在でいかに人類が金属に頼っているのかそれが操られた時いかに無力か
そういった
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マッドマックス:フュリオサ(2024年製作の映画)

2.6

あんま好きちゃう
編集テンポがよく分からん
バトルシーンがやけに長くてしかも終わった雰囲気になってはまた新しい敵がくる展開が多くて辟易してしまったな
合成が多いのが没入感を削がれる、仕方ない事情がある
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キングスマン(2015年製作の映画)

4.0

僕も英国紳士になりたい
えげつなさすぎるシーンをマイルドに観せてくれるおかげでめちゃくちゃ観やすい
緩急はあるがトーンが落ちすぎないので小気味良いアクションに入る事に違和感がない
楽しすぎ映画

ミッシング(2024年製作の映画)

4.2

同じく吉田監督作品「空白」と通ずるテーマ性
吉田監督のとことんまで落ちる悲しみから絶望の中で人と人が思い合う気持ちまでの気持ちの振れ幅に体がもたないです
前半鬱すぎて体の力が全部抜けます
後半めっちゃ
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不死身ラヴァーズ(2024年製作の映画)

3.8

失恋かぁ…
もし失ってしまったらどうなってしまうんだろう
でもその時得たスキルや気持ちはいつまでも自分の力になるはずという願いがこもった素敵な話です
序盤意味不明な展開に完全に感情を置いて行かれて中盤
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シティーハンター(2024年製作の映画)

1.6

シティカルチャーへの造詣の浅さ、音楽のショボさが目に着く
薬莢が落ちるところのスローモーションやAのシーンからBのシーン代わるというタイミングでA→→→B→A→→B→A→Bと変なクロスフェードをする演
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DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

3.5

初めて観たような映像ばかりで面白い
ストーリーを捨ててでも情緒あふれる演出を徹底している本作は映像作品としては良いと思う
長い

霧の淵(2023年製作の映画)

5.0

傑作すぎる
美しい映像と構成と風景
タイトルバックまでのシークエンスで完璧に心掴まれ映画に溶けた
節々に挟まるインサートは田舎の自然と建物が溶け合った景色を風情豊に伝えてくれるが最後に挟まるインサート
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オッペンハイマー(2023年製作の映画)

3.3

自分は愛国心があると思った
この映画みて当時のアメリカにムカつく日本人でないといけないよ
開発するシークエンスと後悔の表現のバランスが良かったと思います
点数低めなのは描いている内容の割に尺が長すぎる
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PERFECT DAYS(2023年製作の映画)

4.1

清掃、自然、幸せ、死のような色々な要素を一人の男を通じて感じさせる綺麗な作品です
冒頭からBGMが流れ始めるまでの美しい導入でもうこの映画はこれを楽しみ続ける映画なんだと思わされた
淡々とした動作の連
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犯罪都市 NO WAY OUT(2023年製作の映画)

3.8

1.2が面白すぎたわ
長寿作品になろうとしているシリーズには野暮か
拳一つで戦うヒーローなだけに映画一本の中でのアクションが単調になってしまっている気がする
であるならばもっと他の刑事達の活躍で終盤ま
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FLY!/フライ!(2023年製作の映画)

3.9

子供と大人で全然見え方が違うものになりそうな傑作ですよ
長年住んだ池から飛び立ち外の世界を知っていく話は今年の自分にピッタリ
これがもしも外の世界を知った上で元の池も最高だぜって話になってたらよりガッ
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ARGYLLE/アーガイル(2024年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

バカ映画!最高!
主人公が闘う姿は美しかったよ
ギミックの面白さで牽引していくバトルスタイルはRRRぶりの楽しさだったよ
色彩の美しいバトルの連続な終盤は主人公への愛着もあって見てて何故か泣きそうだっ
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マダム・ウェブ(2024年製作の映画)

4.3

ハードル下げまくったおかげで普通に観ても好きと思ったであろう映画がより好きで面白く観れてマジ感謝
同時に面白いと思う部分って人によってやっぱり全然違うんだと再認識した
マジで評価低いなら観るの控えよう
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自分の事ばかりで情けなくなるよ(2013年製作の映画)

3.7

歪な感情の連続で観客の心も見事にぐちゃぐちゃにする映画じゃないか
破壊衝動が目覚めちまうよ
2個目のエピソードのドキュメンタリーとドラマが交互に映されながら最後に同じショットにそれらが共存した瞬間が最
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ヴィレッジ(2023年製作の映画)

3.9

じゃあどうすれば良かったんよ!
初手から八方塞がりの主人公が偽りの幸せを手に入れてまた元に戻る話
絶望から成り上がるシークエンスには希望があったが元から腐っている村の中に本当の希望があるはずもなくその
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ブルービートル(2023年製作の映画)

4.3

対比が秀逸な傑作!
アクションよし、物語よし、演出よし
100点満点ヒーロー映画ですよー
主人公ハイメのキャラ造形は大好き
自分のキャリアへの不満もそんな中でポジティブな事も家族を大切にしている所も最
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夜明けのすべて(2024年製作の映画)

5.0

2024年のベスト1になる事を確信してます
人生のオールタイムベストに入りました
映画としてのクオリティとかテーマ性の興味深さとか映画を評価する基準はいくらでもあると思うけどやっぱり自分が大切にしたい
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