sentakuonnaさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

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ビューティフル・デイ(2017年製作の映画)

3.4

うーん。。苦手というか、解釈とか得意じゃないのでわかりかねる部分が多くあまり得意じゃなかった。
映像と音楽も、練られているのはわかったけど、意図が不明に思えてインテリ風的な感じが苦手だった。メッセー
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.1

噂のレオン完全版をみた。ジャケット自体かっこよくて、その雰囲気そのままだった。

ストーリーやテーマは置いておいて(私にとっては比較的どうでもよかった)、こんなに全ての画が完璧なことってあるんだ!!
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プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

3.5

2時間一気に見られた!冒頭の音楽はうきうきする。このくらいの軽さの映画が久々だったこともあり、わりと面白かった。あとはファッション関係だからもある。ただ、なんだかテレビドラマの映画版、という感じだった>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.7

面白かった!VRとリアルを行き来する、妙にリアルだった。設定では少し先だったけど、もうすぐそこの世界だと思う。
ウディアレンのいつものメッセージとも似てるような似てないような。。笑

セッション(2014年製作の映画)

3.6

最後10分が圧巻と聞いてたけど、展開が意外で驚いた。(最後10分の圧巻さはウディアレンの方が上手な気がしてならない…笑)
最後の最後はどういう心境かわかりかねる部分があった。けど、なんだかんだ不条理な
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アバウト・タイム 愛おしい時間について(2013年製作の映画)

3.8

ほっこりしてよかった。全体的なまとまりとサイズ感がぴったり。

今このなんともない幸せがかけがえのないもので、今を大事に生きる、っていうシンプルさ。

こういうジャンル全然見ないから、こういうのも
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gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

コンパクトでいい映画だった~!家族ネタに弱すぎて。。

夕日で弟と女の子が語り合うところが印象的かつ画としてもおしゃれだった。じゃれあい方もなんともあどけない可愛らしさと自然体な感じ。

あとは後
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

3.4

多分いい映画なんだと思う!
ただ、個人的には、綺麗な話すぎてほぼ共感できないままラストを迎えてしまった!

万引き家族(2018年製作の映画)

3.9

結構泣いてしまった。。
面白いとか良いとか正直不明な感覚だけど、とにかく心情描写としてリアルさが物凄くて、心に響いた。終盤に限らず、序盤途中からずっと要所要所でざわざわし続ける感じ。東京物語よりもリア
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レディ・バード(2017年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

予想より良かった!いや、親子の関係がとてもリアルというか、心理描写が共感する点が多く、とても感動した。

一番最後の留守電メッセージの部分や、最後の方のお父さんがゴミ箱から拾ったお母さんの手紙を内緒で
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アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

3.9

3時間あったのに一気に観てしまった。ということは、多分面白かったんだろうなぁ。予想外に面白かった。ただどの辺りが面白かったのかいまいち掴みきれてない。

海の青、最後のドレスの青、青について印象深い使
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

なんだこれ、音楽映画?かっこよ!とても良かった・・。パルプフィクション的なとても良い意味で期待を裏切られる感じ。恐らく、台詞の数は少ない。少ない台詞と、その他すべてで表現されきっている。凄い。
テーマ
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女は女である(1961年製作の映画)

4.4

こういうの好き!もっと破茶滅茶かと思っていたら、意外とストーリーがかなり明示され進んでいった。

音楽の鳴り始め、止まる所、がタイミングが物凄く絶妙で、とても気持ちいい。違和感なくやり過ぎもしない効果
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.9

アーティスト。。どのシーンのどの部分を切り取っても、画として素晴らしく完璧。でもコテコテしてないし頑張りすぎてない雰囲気を終始出せるのが凄い。
他愛もない会話が、人間の(特に男女の)関係の本質を現して
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女と男のいる舗道(1962年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

一気に観てしまった。。なんだろう。この映画は今のところ自分がみたゴダール作品他3つと比べて最も写真的表現だった。そしてテーマの曲とその切れ目が印象的。1時間過ぎの長く会話が続くシーン、とても本質的。た>>続きを読む

気狂いピエロ(1965年製作の映画)

4.0

これもまた色調、配色が、どこをどう切り取っても素晴らしい。なのにコテコテしておらず、あくまでも日常の延長。赤青黄の原色をベースに、ピンクや水色、緑、茶色が適宜頻繁に組み合わされている。画毎に、トーンの>>続きを読む

大人は判ってくれない(1959年製作の映画)

4.0

最後20分頃の、警察の収容車?に載って柵から覗く主人公の切なさがとても印象的だった。冒頭から終始、主人公の少年の表情が思春期の心情や家族との関係等を繊細に表現していてとても興味深い。

その他、随所に
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終電車(1980年製作の映画)

3.6

わりと良かった。が、強いメッセージがわかりづらかった。どれを最も表現しようとしたのだろう・・でもこれは一般的には分かりやすい映画な気がする。
トリュフォー4本目だけど、4種4様で、掴み所なくてある意味
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華氏451(1966年製作の映画)

3.6

色調がフランス的(しかも1940-50年代頃?)で、画としてどう切り取ってもおしゃれ。赤、黄(くすんでいる、ややオレンジ/茶より)、青、黒、を基調としていて、特に多用されている。早春とかとも遠くない色>>続きを読む

トリュフォーの思春期(1976年製作の映画)

4.5

タイトルのイメージと全然違った。
結局、何が好きかわからなかったけど凄く好きだった。。
ありきたりだけど最後の先生のスピーチは大人にも普遍的に当てはまるし、ある意味でとてもポジティブで励まされた。
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レザボア・ドッグス(1992年製作の映画)

3.8

うーん、なんか全体的に頭に入ってこなかったな。。やや苦手なのかも。パルプフィクションやデスプルーフよりも音楽の使用箇所が少ない気がする。そのせいもある。私は断然パルプフィクション派!


(備忘メモ)
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デスプルーフ in グラインドハウス(2007年製作の映画)

4.1

パルプフィクションに続き、これも、なんだこれは!という衝撃。なんでこんなにもB級の一流になるんだろう。こういうの目指したいー!

音楽が最高。雰囲気と一致。タイミングも最高。始めと最後、エンドロール
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.5

面白かった!こういうの結構好き。B級感があるのになぜか纏まっている。その手腕が恐ろしい。娯楽として最高。こんなにもB級の一流ってあるのかという衝撃。本当に良かった。
音楽がいい。あと世界観に統一感があ
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ローマでアモーレ(2012年製作の映画)

3.8

いつものウディアレンて感じでこれはこれで気楽に見られてよかった!テーマはいつもと同じで、足るを知る、人生は儚くて物哀しいがそれでも目の前の現実は実は素晴らしいもの、等。軽そうに見えて、軽いというより軽>>続きを読む

ウディ・アレンのバナナ(1971年製作の映画)

3.4

音楽全般、ちょっとウエストサイドストーリーに近い感じなのと、そして他の作品と違うジャンルでもあり、それなりに良かった。
ただ、全体的に、珍しくあんまり面白くなかったな・・それもあるけど、コメディ全開の
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

3.9

ついに観られた!
冒頭から惹きつけられ、さすが。またしても最後10分にメッセージが全く無理なく詰め込まれていて、さすが。
ただ、中盤寝てしまった。。他のウディアレン作品の方がもっと好きなのあるかな、と
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インテリア(1978年製作の映画)

4.0

初見では、前半がだるすぎてつまらないと思った。が、全部見終えて、見終えた後から、色々気づくことが多く、とても興味深い作品だった・・!!初めて自ら何回も観たいと思った映画かもしれない。

音楽がここまで
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カイロの紫のバラ(1985年製作の映画)

4.1

好きだった!ミッドナイト・イン・パリよりもこっちを先に観ていたら、もっと衝撃的だった気がする。
冒頭から入り込める。映画のシーンは、カイロらしいエジプト風な音楽。ハプニングのシーンの音楽が絶妙にexc
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ウディ・アレンの重罪と軽罪(1989年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

テーマは罪と罰に若干寄った、でもいつもの人間とは人生とは的なやつ。
ただ、何だか系統が中途半端だからか、あまりはっとさせられたりずしりとこなかった・・!何度も観たい!!最高!!て感じでは全くなかったな
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夫たち、妻たち(1992年製作の映画)

3.8

これこそwhatever worksというタイトルでもいけそう!

ミアファローの若干ヒステリック系演技の割合が高い作品はやや苦手なのでこれはあまり得意ではなかったけども、またしても最後の纏めの手腕は
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ブロードウェイと銃弾(1994年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

なぜかあまり頭に入ってこなかった。。
個別にもだけど、全体的に女性のファッションが結構好きだった!特に帽子と煙草。その時代が現れている気がした(調べてみたい)。NYもだけど、パリ的な要素が入ってる気が
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誘惑のアフロディーテ(1995年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

わりと面白かった!前半しばらくめんどくさかったけど、さすがのウディアレンでまたしても後半と最後の最後に本質的テーマで纏めている。
物凄く励まされる!自分がほほえめば、世界中がほほえみ返す!素敵な映画!
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世界中がアイ・ラヴ・ユー(1996年製作の映画)

3.6

先にみたミッドナイトインパリとブルージャスミンに比べたらあれだったけども、これ自体も設定等が私は想像しやすいというかあぁなるほどというかイレギュラーとはいえ受容しやすいもので、壺ではあった。
ただ、ミ
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地球は女で回ってる(1997年製作の映画)

3.5

微妙だった!でも、安定の、最後の最後にきちんとメッセージがつまっていて、やはりさすがだった。ただ、ウディアレンのこれまで観たものの中では微妙だった。。

メリンダとメリンダ(2004年製作の映画)

4.0

深さがある訳ではないけど、結構面白かったな〜!100分一気に見てしまった!作りがわかりやすい。同時並行だから困惑しそうな作りなのにすっきり明確に作られていてこれもまた手腕が凄いと思った。

オープニン
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それでも恋するバルセロナ(2008年製作の映画)

3.7

相変わらずうまく纏まってて、音楽がスパニッシュでかなり良くて、最後12分とかでもまだどうなるかわからなくて、良かった。ただ、商業的というか、普通に軽く観るものとして尺も含め丁度よくとても面白い、という>>続きを読む