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トリュフォーの思春期のsentakuonnaのレビュー・感想・評価

トリュフォーの思春期(1976年製作の映画)
4.5
タイトルのイメージと全然違った。
結局、何が好きかわからなかったけど凄く好きだった。。
ありきたりだけど最後の先生のスピーチは大人にも普遍的に当てはまるし、ある意味でとてもポジティブで励まされた。


(備忘メモ)
・冒頭、好き!一番初めのフランスの真ん中、女の子の服の色。その後の、音楽と、フォントの色。子供達の服の色合い。トーンが好き。やはりフランスの色彩感覚!という感じ。同じトーンの、赤、黄、青、緑、紫、茶、(デニム色的なネイビー)がメイン。
・ボーダーの使い方がうまい。印象的(ジュリアン?ルクルー?と10階の女の人の子供)。白黒映画じゃないからこそ出せる雰囲気の極み。ブーツカットが多々出てきて個人的に壺で面白い。
・32分頃からのシーンで、ちょこちょこ挟まるオルガンにのせた歌(日曜日は退屈だ)、明るく切ない雰囲気がとても出ていて、好き。
・40分頃からのシーン、画が結構好き!フランスの中に、移民的(?)な色調も混在してる感じ。あと女の子の主張や心情の描写もすごく面白い。
・1時間頃の、緑色ポロシャツの男の子2人(ドリュカ兄弟?)で赤い服の男の子の髪切るシーン、好きすぎる。
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