五月雨さんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

五月雨

五月雨

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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

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20代半ばから年齢を重ねるごとに増す、

女性としてのあるべき姿を押しつけられるようで苦しくなる。

誰に押し付けられている訳でも、
現実がそう仕向ける訳でもなく

自分よりも早く地元で家庭を持った友
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護られなかった者たちへ(2021年製作の映画)

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【護る】

自分の手元に掴んでまもる事を意味する。

「助ける」「かばう」「大切にする」

震災を経験した人や、その後の環境の変化、生活保護を題材にした作品

生活保護を受ける者、与える者
善意だけで
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2/デュオ(1997年製作の映画)

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依存、執着

『この人は私がいないと生きていけない』そう思う、思わせられる人とは。

一緒に居ることが多くなり過ぎてしまったからなのか、相手の痛みや弱みを理解した後で芽生えた感情なのか

けれど、誰に
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青い塩(2011年製作の映画)

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ソンガンホさんのヤクザ役、アクションも出来るんだ…

ヤクザ役なのに、こんなにもキュートで愛嬌たっぷりな役柄

シンセギョンさん、初めてこの作品で拝見しました。
儚くて切なくて印象的な瞳を見て、一気に
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復讐者に憐れみを(2002年製作の映画)

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人間の奥底に眠る感情が、何かの拍子に溢れ出し止まらなくなる作品。

自分も含め、その周りに普通に生活している人たちの中にも、誰にも触れられないような奥底に眠っている感情があると思う。

「復讐」という
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シークレット・サンシャイン(2007年製作の映画)

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私は信仰を持たない。
信仰を持つ人のことも否定しない。

人の心が酷く傷つき、壊れてしまいそうな時に助けを請う場所が必要なのだと思う
どこかに吐き出して、楽になれるのなら自分自身が平安を保っていられる
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ソウォン 願い(2013年製作の映画)

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実際に起きた事件という事前情報だけ入れて作品を観始めた。

ソウォン、ここに描かれてるあなたは身体は小さくてまだ子供のようでも、誰よりも周りで起きている沢山のことが視えていて、意志をしっかり持っている
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スノーピアサー(2013年製作の映画)

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氷河期の中に唯一の生きられる場所として造られた列車、それを格差社会やヒエラルキーに例え生存者たちを車両毎に分ける。

物事には必ず居るべき場所がある。

上層界に居るから、そう思うんだと発された言葉に
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チャンス(1979年製作の映画)

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"人生とは心の姿なり"

Being there~ただそこにいる~

それは、人や物事を知れば知るほど
感じ取るものも多くなり
大人になればなるほど、そこにいるだけなんてことは難しい

純粋な目で人や
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

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愛がちゃんと存在している

溢れ出して、きっと止まることはないんだと思う。

映像の中の自然や、風景を観て「綺麗」と口からこぼれ落ちる

いま、会いにゆきます(2004年製作の映画)

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儚さや切なさを竹内さんの瞳や映像美から感じさせられる。

なんて尊い人なんだろう

国際市場で逢いましょう(2014年製作の映画)

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厳しい場面を乗り越えてきた登場人物がみんな愛おしい。

この状況の辛さを、その辛さだけにフォーカスさせないのは登場する人達の明るさや強さだった

年代や場所は違えど、起こっている、または起こっていた現
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

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性別を二分にする事が全てでは無いし、
今には当てはまらないけれど。

この時は女性としての心と身体を持って生まれた人に対しての運命が、今より自由ではなかった。

女性は弱い、自分1人では立っていけない
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猟奇的な彼女(2001年製作の映画)

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こんな素直に、直球に相手にものを言えたら行き違い、誤解を与えず関係を乗り越えられた人は多いんじゃないだろうか。

我慢する、思っていても内に秘め自分の想い蓋をする
そういう人が多い中で、彼女は子供のま
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タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2017年製作の映画)

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ソンガンホさん目当てで、軽い気持ちで観始めた。

これが実話を元にしているということを
考えるだけで、私たちの今ある生活も国を問わず歴史の上に成り立っているのだと改めて思う。

苦しくて痛くてたまらな
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旅するジーンズと19歳の旅立ち(2008年製作の映画)

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10代の頃に友達の家に泊まりながら3人で観た映画。

社会に出ても変わらない友情がここにある。
それぞれが大人になり、住む場所も経験する事も違ってきてなんとなく離れたように感じる気持ち。

映画を観て
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