グザヴィエ・ドラン、彼自身が演じ監督。
繊細な気持ちの変化とそれを体現する表現力
1回観ただけじゃ、心情を表すために散りばめられたものをきっと全部は拾い切れてはいないだろうな…と
なんとも言えない浮遊感漂う感じの時代背景。映像の粗さや音楽の雑味もなんとも言えない。
誰もが人を想う気持ちに溢れている。それを表現する方法に多少の違いがあれど。そんな気がした。
終わり方が良かった。強>>続きを読む
レニは実在していた。
学生時代、偶然に手にした『回想』で知ったレニ。あの時代にあんなにもマルチでアグレッシブな女性がいた事が俄かに信じがたかった。
映像での彼女はやはり強い信念のもと自分が信じたものに>>続きを読む
60年代のこのキュートでポップな内容はやっぱりおもしろい。
全てがファッショナブルでテンションが上がる。
ほっこりさを感じる画面のざらつきの中でキラキラしてるカトリーヌ・スパークを映画館で観られて良か>>続きを読む
どれもこれも真実から生み出された言動なんだろう
時代を超えてもキラキラしているカトリーヌ・スパークに魅了された
もたいまさこと猫は合う。やっぱり
内容にはもちろん、どこかフランソワオゾンを感じさせるセンスの散らばりに、あ〜と声が漏れる。
言葉ではないところでの繋がり…と簡単に言い切ってしまう事のできない深い暖>>続きを読む
フィクションで作られたかのようなドラマティックな展開。
フィクションのようなドキュメンタリーではなく、現実にはこれほどまでにドラマティックな事が繰り広げられているのだ、という暖かさと明るさに満たされた>>続きを読む
社会との関わりの中での、自分の在り方、生き方、周りの考え方、捉え方諸々…。この時代の強い思考力の表現方法はどのような変化を遂げて今に至るのか。
あの音楽にどっぷり浸った。もっとずっと…と願っていた思いが蘇る。
あの浮遊感の中にある心震わす言葉の力、音楽の流れ。今もあの時のまま。