旧東ドイツの大型スーパーマーケットが舞台。台詞が抑えられたとても静かな映画。
家では孤独で寂しい時を過ごすけど、スーパーマーケットに行けば蛍光灯の灯りと仕事仲間たちがいる。ほとんど何も起こらないオフビ>>続きを読む
大量破壊兵器があると世論を誘導しイラク侵攻を押し進めたブッシュ・ジュニア。そのとき、ブッシュ大統領より権力を握っていたと言われている副大統領、ディック・チェイニーに焦点を当てた映画です。
まず、チェイ>>続きを読む
人類が初めて「イエスタデイ」を聴いたとき、ああいう反応になるよね。一番痺れるシーンでした。
アルバム制作の戦略会議で「ホワイトアルバム」はポリティカル・コレクトネス的にアウト、「サージェント・ペパーズ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
「カメラを止めるな!」と同じ入れ子構造ですが、この作品は、役者集団が嘘を演じるという設定にした時点で既に1つの入れ子構造になっており、入れ子を何重にも重ねることで面白さを狙っています。
主人公が緊張す>>続きを読む
「クラシック音楽の演奏」を描くとき、小説よりも映画の方が圧倒的に有利だと思っていたけど、完全に思い込みでした。
映画でクラシック音楽の天才的な演奏を表現するのは、非常に難しい。本作品の場合、コンクール>>続きを読む
バッドマンとの繋がりはゴッサムシティが舞台ということと、子供の頃のブルース・ウェインが出てくるくらい。
主役のジョーカー1人に徹底的にフォーカスするという思いきった構成が好きでした。
内面で覚醒して>>続きを読む
蜷川実花監督らしい、コントラスト鮮やかな色彩のカットとポップな音楽が印象的な作品です。
監督の美意識が全編を貫いていて、私は映画をこう撮りたいという強い意志が感じられました。
とかく人間失格のイメージ>>続きを読む
心は子供なのに筋肉ムキムキのスーパーヒーローになる面白さで押しきるのかと思いきや、スーパーヒーローになるまでの過程も丁寧に描いていて良かったです。
主人公が身を寄せることとなる孤児のグループホーム、大>>続きを読む
原作は言わずもがな、三浦しをんの同名の名作で、大筋は踏襲されています。
ハイジ役が小出恵介さん(!)、カケル役が林遣都さん。特に林さんの細身のスタイルとランニングフォームは天才ランナー・カケルのイメー>>続きを読む
シャロン・テート事件、マンソン・ファミリーの予習はもちろん、ポランスキー監督や#Meetooとタランティーノ監督の関わりについても事前に知っておくとこの作品がより深く味わえると思います。
それとは別に>>続きを読む
名曲"Rocket Man"をタイトルにしたこの作品、ファンタジーミュージカル仕立てでありながら、エルトン・ジョンの抱える孤独に深く切り込んできて、すごく良かったです。
スコアが伸びないのはミュージカ>>続きを読む
インド映画界のトップ俳優アーミル・カーンに、ザイラー・ワシーム。この二人の組み合わせ、どこかで観たことがあると思ったら、「ダンガル きっと、つよくなる」の親子でしたね。
テーマを1つに絞って150分以>>続きを読む
頭でっかちにこねくりまわしてしまった感がありました。
きっと最後の長回しに監督の思いがあったのだと思うけど、チープさが悪い形ででしまった映像や映画なのに言葉に頼りすぎた伏線回収など、人間の不完全さを>>続きを読む
ホブスとデッカード・ショウのバディもの is 最高のスビンオフ
今作はワイスピファンが楽しみにしてるファミリーのいろんな種類の車は見れないけど、ロンドン、ロシア、サモアと海外旅行気分は変わらず味わえ>>続きを読む
部屋、暗っ!田中哲司、怖っ!!
僕は、名指しではなくとも明らかに現政権を批判する内容の映画を公開したことに拍手を送りたいです。
実際と違うところをあげつらっても意味がないと思う。
主役の記者役のオフ>>続きを読む
Filmarksの評価悪すぎ笑
1988年米大統領選の最有力候補だったゲーリー・ハートが不倫疑惑を報じられ、選挙戦を撤退するという事件を描いた作品です。
歴史的に見ると、政治家のプライベートの女性問題>>続きを読む
変形ロボット好き男子の魂にびんびん刺さる映画でした。
どじっ子の黄色いビートルがいろいろ失敗してほんわか~みたいな予告に騙されたなあ笑
敵味方いろんなロボットがトランスフォームしまくりで、激しいバトル>>続きを読む
本作は実話に基づいていて、原作は伝記作家リー・イスラエルの自伝“Can You Ever Forgive Me?”です。
邦題はイマイチだし、キャストが日本ではあまり知られていないせいか、日本では劇場>>続きを読む
運命の人に出会ったら何に変えても絶対に離しちゃいけない、新海誠節どっぷりの映画でした。
見慣れた東京の風景、自分の過去の思い出と重なってちょいとキュンとなったり笑
そして、女の子と花火に行きたくなりま>>続きを読む
チャゼル監督の粘着的なまでの拘りで、ドキュメンタリーかと思うぐらいリアルに宇宙飛行を描いています。これは数多ある宇宙ものの中でも断トツだと思います。
そして、お得意の顔面どアップ多発。ライアン・ゴズリ>>続きを読む
DCコミックのヒーローもの。「ジャスティス・リーグ」で、なかなかの強さを見せつけながら登場したアクアマン。ざっくりとは触れられてたけど、何でこんな能力あんのさと思いながら観ていた人も多かったはず。そん>>続きを読む
MCUが第2位のスター・ウォーズをぶっちぎりで引き離して第1位の興行収入を叩き出しているのは、作品中に「笑い」という要素をしっかり取り入れているからだと思います。
あの超感動大作「アベンジャーズ エン>>続きを読む
ガイ・リッチーを監督に迎えディズニーが満を持して実写化しただけあり、世界的センセーションを巻き起こしたあの名作アニメを超えてきました。
ストーリーの基本は押さえつつ、尺を30分以上伸ばして、心情を描き>>続きを読む
『ルパン三世』のスピンオフ映画『LUPIN THE IIIRD』3作目。
尺は56分でテレビ2話分。
今回は僕らの永遠のSexy Muse、峰不二子さま回でございます。
もうね、ただただカッコいいん>>続きを読む
デトロイトから遠隔操作ロボットで北アフリカの油田警備をする青年と、北アフリカの女の子のラブストーリー。
まあ、ラブストーリーといっても、あんちゃんが遠隔操作ロボットでストーカーまがいに片想いして、亡命>>続きを読む
この作品はシャーリーズ・セロンに尽きますね。役作りのためにそこまで太ってだらしない身体を作るかと。ランニングで若いスリムな女性と張り合うシーンは響きました。
オチは勘の鋭い人なら序盤で見抜けるかも。後>>続きを読む
「マイ・インターン」のプロデューサーが贈る~てなふれこみどおり、お洒落なニューヨークを堪能できます。
原作のタイトルは主人公の名前「キャリー・ピルビー」。IQ185、ハーバード大学を4年も飛び級で卒業>>続きを読む
アポロの息子、クリードが主人公のシリーズ第2作目。アポロをリング上で死に追いやったドラゴの息子が最強の敵として登場。早くもシリーズラストの体。
ストーリーは観る前から万人が予想する通り。ドラゴ息子が驚>>続きを読む
いや、全然回り道じゃないじゃん。最短距離行ってるだろ、と突っ込みたくなる(笑)
まあ、モテないおっさんの僻みっすね。
ウィノナ・ライダーとキアヌ・リーブス、僕的にはお久しぶりでした。ウィノナ・ライダ>>続きを読む
第3作にして完結編。なのに主人公のベッカを差し置いて、今回は“ファット”エイミー回(笑)
エイミー役のレベル・ウィルソン、ずっとどこかで見たことあるなあと思ってたら、「ナイトミュージアム エジプト王の>>続きを読む
シリーズ3作中の2作目。
第1作から全米3連覇を成し遂げアカペラ界の頂点に君臨するも、下ネタ炸裂事件で評価がドン底に堕ちるベラーズ。次世代のベラーズを担う期待の新人が加入するも、ドイツから最強ライバル>>続きを読む
公開初日に鑑賞。
この作品、なんと言っても音楽がぶっちぎりにカッコいい!
日本が誇る現代作曲家・伊福部昭が作曲した「ゴジラのテーマ」。アレンジがクールだし、オーケストラの熱演もグッと来ます。
「モス>>続きを読む
3作目のラストステージが観たくてまとめて3本借りました。
ギャグのシーンの演出がちょっと時代を感じさせますが、笑っちゃいました。綺麗系の金髪美人が下ネタをバンバンぶちこんでくるところも当時としては新し>>続きを読む
1937年公開の「スター誕生(A Star Is Born)」は1954年、1976年にリメイクされ、アリーが3回目のリメイク。ストーリーの大枠は同じで、才能ある女性がスターの男性に見出だされ、女性が>>続きを読む
1700年代初頭、近世のイギリスはアン女王と女官たちが活躍した女性の時代。歴史上実在した女官たちの側近争いを描いた作品です。
アカデミー賞主演女優賞はアン女王役のオリヴィア・コールマンが取りましたが>>続きを読む
予想以上に面白かった!
最初から声を上げて笑ってしまいました。主演のコメディエンヌ、エイミー・シューマーがすごい。ぐいぐい来る。
自分をナイスバディ美女だと思い込んで、NY5番街のオフィスで受付嬢をや>>続きを読む