こすもさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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カランコエの花(2016年製作の映画)

4.5

LGBTをテーマにした39分の短編映画。
良さが的確に言語化しづらいのですが、とても良かったです。
無理に挙げていくと、田舎の学校が舞台で全編で色調が柔らかいこと、女の子の演技がすれていなくてリアルに
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映画クレヨンしんちゃん 新婚旅行ハリケーン ~失われたひろし~(2019年製作の映画)

4.0

GWは甥っ子とクレヨンしんちゃんを観るのが定番で、今年も観てきました!GW後半のせいかいつもより混んでて、ほぼ満席でした。

今作の監督は「オラの引っ越し大作戦 サボテン大襲撃」でシリーズ最高の興行
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嘘はフィクサーのはじまり(2016年製作の映画)

3.9

お爺ちゃんリチャード・ギアが観たくてレンタルしました。リチャード・ギアというと僕の中ではどうしても「プリティ・ウーマン」が思い浮かんでしまうので。
フィクサーが持つべき人脈が決定的に不足していて、武器
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アメリカン・スリープオーバー(2010年製作の映画)

4.0

アメリカ・デトロイト郊外。夏休み最後の1週間、あちこちで開かれているお泊まり会でのティーンエイジャーの群像劇。
視点人物は女子2人、男子2人。直接交わることなく、それぞれのエピソードが進みます。
大き
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ブレス しあわせの呼吸(2017年製作の映画)

4.2

熱烈な恋愛結婚の末、幸せの絶頂にいた若い夫婦。夫が出張先のアフリカで突如ポリオウイルスに感染、余命宣告されるほど重篤な麻痺状態で人工呼吸器がないと息ができない身体になります。
子供が生まれても鬱状態か
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悲しみに、こんにちは(2017年製作の映画)

4.2

両親をエイズで亡くし、叔父夫妻に引き取られた6才の少女フリダの、ひと夏の成長を描くスペイン映画。原題を直訳すると「夏1993」。
子役の二人の演技が素晴らしい。夫妻が家族として自然に振る舞えずどこかギ
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エンジェル、見えない恋人(2016年製作の映画)

3.9

ベルギー映画です。観ているときはずっとフランス映画だと思ってました。カットに美的なこだわりがある感じが。79分という短さが好印象。
何よりも女優の儚い美しさが良かったです。見終わってから気づいたのです
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パッドマン 5億人の女性を救った男(2018年製作の映画)

4.5

実話を基にした2000年台の話ですが、時おり歌と踊りをぶっこんでくるところはさすがインド映画。ぶれません。

主人公が観客の予想以上にとことん落ちるので、そのあとのサクセスストーリーが快感。国連本部で
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アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

公開初日に鑑賞。濃厚な3時間でした。

様々なエピソードが過去作品から繋がっているから、インフィニティ・ウォーは絶対条件として、このGW中に過去作品を全部鑑賞してから行くことを強くお勧めします。
一気
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教誨師(2018年製作の映画)

4.2

大杉漣さん最期の主演映画で、死刑囚に対して宗教教誨を行うプロテスタントの牧師を演じています。
本作は一癖も二癖もある死刑囚たちと教誨師の対話劇で、その会話のやり取りが大きな見所となっています。
実際の
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名探偵コナン ゼロの執行人(2018年製作の映画)

4.0

金曜ロードーショー前にレンタルで鑑賞。
横山秀夫ばりに組織の内部でわちゃわちゃがわちゃわちゃしてわちゃわちゃします。こういうの大好物!笑

これが巷で噂の安室透かー、軟派な見かけで硬派な振舞い、ミステ
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500ページの夢の束(2017年製作の映画)

4.3

自閉症の女の子が大好きなスタートレックの脚本コンテストに応募するため、書き上げた原稿をハリウッドのパラマウント映画まで届けに行くロードムービー。
人の目を見て話せない、想定外のことが起こるとパニックを
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西北西(2015年製作の映画)

4.3

LGBTを題材にする映画が増えていますが、この作品はそこに国籍(宗教)のマイノリティを絡めて一味深みを出しています。
BGMを排除し、色味を抑えた静謐な画面作りにまず惹かれました。
メインの3人の女優
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響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.9

女子高生で天才作家・鮎喰響のはちゃめちゃぶりがスカッとします。
小説を月に20~30冊読み、現実でも過去3回しかない芥川賞と直木賞のダブルノミネートと、小説の神様に愛されたような才能を持つ。一方、空気
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羊と鋼の森(2018年製作の映画)

3.8

原作を1年以上前に読んだ状態で視聴。
双子の女子高生とか楽器店の調律師の面々は覚えてたんだけど、完全にストーリーを忘れてた…
山崎賢人、いろんな映画に出過ぎだよなあって思っているうちに終わった印象。
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

4.5

教会が隠蔽していた90人ものカトリック司祭による児童への性的虐待事件を、2002年にボストン・グローブ紙の記者たちが暴いたという実話に基づいた作品です。
実際、記事は2003年のピューリッツァー賞に輝
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華氏 119(2018年製作の映画)

4.0

トランプの大統領選勝利宣言の日である11/9からタイトルが取られています。
予想外のトランプ大統領の誕生、その背景は現在のアメリカが内包している“民主主義の歪み”だとするムーア監督の主張を展開させたド
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検察側の罪人(2018年製作の映画)

4.0

巷の評価は低めですが、僕は会話劇映画が好きなので、早口が炸裂する本作品、かなり楽しめました。
特に、二宮和也さんが演じる沖野検事の取り調べシーンはすごく良かったです。
あと、吉高由里子さんが予想の遥か
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音量を上げろタコ!なに歌ってんのか全然わかんねぇんだよ!!(2018年製作の映画)

3.7

劇中歌が予想外に良かったです。
吉岡里帆が蚊が鳴くような小さな声で歌うのが可笑しいんだけど、これにはまれないと終止つまらないと思います。
あとは小ネタを堪能するのがこの作品の楽しみ方。
ラストはシンが
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4/猫 ねこぶんのよん(2015年製作の映画)

4.0

駅に1匹の猫が住みつく街での物語というゆるい繋がりを持つ設定の、4人の若手監督によるオムニバス映画。

「猫まんま」上田慎一郎監督
「ひかりと嘘のはなし」早坂亮輔監督
「一円の神様」浅沼直也監督
「ホ
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クイーン マーキュリー・ライジング(2011年製作の映画)

3.7

レンタル開始を待ち構えて視聴。
クイーンのデビュー、ヒットからフレディ・マーキュリーの死までを関係者へのインタビューと短い演奏シーンで辿る60分のドキュメンタリー。
「ボヘミアン・ラプソディ」を観た人
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スパイダーマン:スパイダーバース(2018年製作の映画)

5.0

うむむ。アメコミ風の陽気なポップさでデコレートしつつ、ここまで表現できるとは。アニメは日本が1等賞と思っていたんだけどな。悔しいけど…面白かった!
ストーリーは、悪者が開発したマシンで時空が歪み、タッ
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

5.0

前評判が良くない感じだったから期待しすぎないで観ましたが、え、めちゃくちゃ面白いじゃん。
だってクリー人だよ。 ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーの敵のロナンとコラスが出てきちゃうんだよ。フューリーの
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カメラを止めるな!スピンオフ「ハリウッド大作戦!」(2019年製作の映画)

4.0

「カメラを止めるな!」のスピンオフ。
カメ止めを観た我々はすでにドラマの外側にいるので、「ショックで話せなくなった」と解説が入った時点で、2回目のカメ止めモードになります笑
あ、かつらがずれたとか、こ
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

かのストラビンスキーが激賞した天才黒人ピアニストと腕っぷしと立ち回りで生きてきたイタリア系白人が、黒人差別の根強い1960年代のアメリカ南部を演奏旅行するバディもののロードムービーです。

結局白人視
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.5

映画でも小説でもファミリーツリーの話が大好きだからそれだけで満足なんですけど、ピクサーの綺麗な映像で、メキシコが舞台、音楽が鍵となっていて、どんでん返しありと楽しさいっぱいの作品でした。
言うまでもな
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マイ ビューティフル ガーデン(2016年製作の映画)

4.3

強迫性障害を抱えながら生きる主人公が、変わった隣人にガーデニングを教わり、カオスの中にある美を感じ取れるようになったり、自由でがさつな男性と接するうちに、秩序を壊すことへの抵抗感が薄くなっていき、最>>続きを読む

四月の永い夢(2017年製作の映画)

4.0

日本の四季を切り取った映像が美しく、主人公を演じた朝倉あきさんの透明感と儚さが非常に魅力的な映画でした。
恋人の自殺には誰にも言い出せなかった秘密があり、それを抱えてなんとか生きてきた3年間。
この重
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輝ける人生(2017年製作の映画)

4.2

価値観や生き方の違いから疎遠となっていた姉妹が、妹の夫の浮気をきっかけに共同生活を始めます。
姉はいくつになってもボーイフレンドとセックス込みのデートを楽しみ、妹は生活の安定が第一でセックスも夫しか知
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

3.8

長瀬智也、ディーンフジオカ、高橋一生、寺脇康文、ムロツヨシ、佐々木蔵之介と主役から脇役まで俳優陣がことごとくイケメンで福眼ベリーマッチ。悪側の小物キャラでスカッとジャパンのいやみ課長・木下ほうかが起用>>続きを読む

スターリンの葬送狂騒曲(2017年製作の映画)

4.0

スターリンの急逝後、その取り巻きによるソビエト連邦内の権力闘争をドタバタなコメディ風に描いています。
ただ、史実の大まかな流れは押さえていて、バカ笑いするようなシーンもなく、僕は観る前の想像よりは真面
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心と体と(2017年製作の映画)

4.5

冒頭、雪景色の中に佇む2頭の鹿の映像が静謐な美しさで、目を奪われます。
食肉処理場が舞台。
片手に障害を持つ初老シングルの場長の男と自閉症スペクトラム障害の傾向がある臨時雇いの検査技師の女。
ある事件
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

4.5

集団カンニングをするタイ映画ということで、映画館で観たかったものの都合がつかず。早々DVD化されて嬉しい。
カンニングテクニックは現実的で、試験側のカンニング防止策でピンチになるところが等身大で感情移
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チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛(2017年製作の映画)

4.0

舞台はチューリップ投機熱に浮かれた17世紀のオランダ。「フェルメールの世界から生まれた物語」というキャッチフレーズの本作品、水運・街並みの舞台セット、服装、調度品などを凝りに凝って、「真珠の耳飾りの女>>続きを読む

英国総督 最後の家(2017年製作の映画)

4.3

イギリス領インドの最後の総督ルイス・マウントバッテンとその家族がインドの平和的独立を目指し奮闘するも、様々な政治的思惑からインド・パキスタン分離独立となってしまうという歴史ドラマ。
その中で総督邸の使
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blank13(2017年製作の映画)

3.8

俳優・斎藤工の初監督作品。リリー・フランキー、松岡茉優、高橋一生と豪華キャスト。
金にルーズなおっさんを演じさせたら右に出るものがいないリリー・フランキー、台詞の間と雰囲気が最高の松岡茉優。
この二人
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