コッシーさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

コッシー

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闇のあとの光(2012年製作の映画)

3.8

カンヌで監督賞を受賞した作品。賛否両論らしいけど、私は結構好きだった。
急に全然関係ないシーンに変わったりして意味わからないから、途中から何も考えずに観ることにした。
メキシコの貧富の差、子供達の希望
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美しき冒険旅行(1971年製作の映画)

5.0

忘れられない映画になった。子供の時に観てたら良い意味でトラウマになってたはず。

イギリスの裕福な姉弟が父親に連れられてオーストラリアに。(理由は分からないが)父親は心中し、砂漠に取り残された2人。命
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

3.6

長回しが話題になってただけに期待して鑑賞!確かに演出凝ってた。鏡のシーンはどうやってカメラ映らないようにしたんだろうか。
ストーリーは演出の凄さとは反対に想像してたよりずっと地味。かつてのハリウッドス
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恐怖分子(1986年製作の映画)

4.0

セリフは少ないしサントラもほとんどなくシーンが静かに流れる。射し込む光やカーテンを揺らすそよかぜ、皮膚にはりつく汗がまるでその場にいるように感じられる不思議な映画。

少女のイタズラ電話をきっかけにあ
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6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

4.2

心が温かくなる良い映画だった。
12年間の主人公メイソンの成長を観て、最後の方はまるでお母さんの様に嬉しいような寂しいような気持ちになって泣けた…
主人公目線だったり、母親目線だったりで自分の人生を思
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インセプション(2010年製作の映画)

4.0

難解すぎる…こんな難しい話を完璧に映画化するなんて、ノーラン監督は天才だ。
観た後はドッと疲れる。

紙の月(2014年製作の映画)

3.5

小さい頃から真面目な人ほど反動が大きいんだろうなー。
豪遊してる時は二人とも愛し合って楽しくて幸せだけど、お会計のときに急に現実に戻されるのはあるあるですね。
ドロドロの不倫なのにサントラが妙に清々し
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フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ(2015年製作の映画)

2.8

原作が話題になってたから期待してたのに、何だこれ。俳優陣も映像も音楽も良いのに…ニンフォマニアックくらいの衝撃を期待していたのに、少女マンガみたいな内容。
ヘリコプターの前でクリスチャンが待ってるシー
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ジュラシック・ワールド(2015年製作の映画)

4.2

はぁ〜これこそハリウッド映画!
第一作目は格別の感動があったけど、今回も楽しめた。なんたって大好きな恐竜が沢山出てきたから。トリケラトプスにステゴザウルス、プテラノドン、モササウルスなどなど。ストーリ
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

3.7

主人公の精神が追い詰められてから何が現実で何が幻想か分からなくなって、同じようなシーンを何度も繰り返すからこっちまで混乱してしまう。歪んでる、怖い。

きみはいい子(2014年製作の映画)

4.5

良い映画だった。
主役の3人はもちろん、助演の役者さんもとても良かった。

ギュッと抱きしめることは日本では恥ずかしいことかもしれないけど、人の温もりを感じることで安心したり、優しい気持ちになったりす
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恋の門(2004年製作の映画)

3.5

期待してなかったけど、これは最高のエンターテイメントだった。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

3.8

OSとの恋愛なんて一見『気持ちわるっ』てなるけど、2人(?)の時間の過ごし方はとても穏やかで温かだった。

海を感じる時(2014年製作の映画)

2.0

非常に退屈な映画。終始ボソボソ何言ってるか分からないし、時代背景も中途半端だし、共感もなく、全く心動かされず。
主題歌は良かったです。

早熟のアイオワ(2008年製作の映画)

3.5

ストーリーはなんてことないけど、若い俳優陣が素晴らしい。
特に長女役のジェニファー・ローレンスはとても良い女優だなぁとしみじみ。母の愛情を欲しながら、妹達を懸命に守る姿、良かったなぁ。14歳なのに辛す
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

4.5

好きな作品だなぁ。
田園の色が彼らの世界の色を表しているところも、西表島に行ってから星野が何かに乗り移られたように変わってしまったところも、ドビュッシーの亜麻色の髪の乙女をバックに津田詩織が土手に駆け
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ザ・トライブ(2014年製作の映画)

4.0

すごいものを観てしまったなという感じ。
東欧の薄暗く、寒く冷たい閉鎖的な環境の中で、希望や夢や未来、家族や愛という光が一つも無い、そんな絶望的な気持ちになった。(監督の意図とは異なるかもしれないけど、
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ゼロの未来(2013年製作の映画)

3.3

予備知識なく観たから、最初は難解すぎて危うく寝落ちしそうに。でもベインスリーの可愛さとまさかのキャストと小ネタにちょっと楽しくなってきた。
"alone but not lonely" このセリフは印
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ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

3.6

頑張って脳で理解しようとしても無理だった。でも嫌いじゃない。

アデル、ブルーは熱い色(2013年製作の映画)

4.3

17歳の少女が恋を覚え大人になっていく。でもまだ若いから間違ったこともしてしまう。よくある恋愛ストーリーだけど、これは女性と女性の恋愛。
芸術家で同性愛にオープンなエマ。自分がレズビアンであることを周
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LIFE!(2013年製作の映画)

4.0

平凡で特に代わり映えもしない毎日。でも一歩踏み出せば人生は変わる。とても胸が熱くなる映画!

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

3.8

亡くなった同性の恋人の葬儀から、いくつもの嘘をつき続ける主人公トム。暴力的な恋人の兄に徐々に支配されていく。
はじめは退屈にストーリーが進んでいくが、段々とトムの様子がおかしくなっていく様子がとても気
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スリーパーズ(1996年製作の映画)

3.6

今から考えるとすごい豪華なキャスティング。少年院での過酷な状況は目を覆いたくなるが、中盤からの裁判シーンはスカッとする。4人でまた笑い合えて良かった!と思ったけど、一度人の道を外れてしまったらそう簡単>>続きを読む

ダイヤルM(1998年製作の映画)

3.4

サスペンスの中でも好きな映画。騙し騙されが面白く絡み合って最後までドキドキさせられる。

恋の渦(2013年製作の映画)

3.6

「愛の渦」と間違えて観たけど、結果的に正解だった。
よくいるDQNたちが繰り広げる人生模様が最高にリアルで声出して笑った。

奇跡の海(1996年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

強烈に印象に残る場面。2度目に船へ向かう前のベスの安堵と悟りのあの表情。目を輝かせて、あの恐怖と暴力の行為をすれば、ヤンは必ず良くなる。あぁ、なぜそこまで自分を犠牲にして神の声(自分の声)に従うのか。>>続きを読む

ピアニスト(2001年製作の映画)

3.0

性格や性癖の歪みが想像を軽く超えていた。ピアノの音色とともに話が進む前半はまだ良かったけど、後半は『なぜここまで…』と目を背けたくなるシーンが多かった。衝撃のラスト、エリカの顔に寒気がしたけど、なんだ>>続きを読む