TJさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

カーズ(2006年製作の映画)

3.8

アメリカの時代の移り変わりなど含めて、意外と大人向きでもあり、面白かった
車の擬人化というぶっとんだ設定でも成立させるピクサーの手腕のすごさ

映画 えんとつ町のプペル(2020年製作の映画)

3.5

正直しんどかったけど、子供は楽しめると思うし、アニメーションとしては流石の4℃でした
決して悪くないのに、どうして制作の裏とか、作り手の顔が見えてきて作品のメッセージが受け入れ難かった

羅小黒戦記 ぼくが選ぶ未来(2019年製作の映画)

4.3

日本アニメのいいとこ全部やってくれて、嬉しいような、日本でこういったものは見れないのかといった悲しさもある
テーマも中国的でない多様感があり、いくらでも続けられる設定と豊富なキャラクター、そして素晴ら
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愛なき森で叫べ(2019年製作の映画)

3.5

Deep cut版の方が好みだし、良いシーンも過去作のセルフオマージュは否めない
椎名桔平は頑張ってはいたけど、カリスマ性が足りなく、説得力が欠けてしまってた為に、視聴者が置いてかれてしまった印象

ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒(2019年製作の映画)

3.8

初めてスタジオライカを映画館で見れた喜び、映像見てるだけで楽しい
なぜアメリカでこけたのか、ストーリーが王道すぎたのかもしれないと思った
ストップモーションアニメで、世界を旅するという狂気

サウンド・オブ・メタル ~聞こえるということ~(2019年製作の映画)

4.3

アマプラオリジナルで一番人に勧めたい作品
音の演出、作品テーマ、終わり方とタイトルの意味、全て最高
人生にいい影響を与えてもらった気がする

さらば!2020年(2020年製作の映画)

3.7

まさに2020年に見るべき映画だった
皮肉って笑にできる文化と力量が羨ましい
毎年作って欲しい

劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

4.0

TVアニメ大好きだったので、心配だったけど、変わらず面白かった
現実の◯◯ナックスの事件とか、アニメ環境を知ってるとより楽しめるし、各々のキャラクターの変化が見られて良かった
アニメ好きじゃなくても仕
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ラブ&ポップ(1998年製作の映画)

3.8

初実写監督で自由に作ってる感じが楽しい
演出、撮影が庵野監督らしく、EOEの実写予告編から通じてる感じもする
ちょうど自分が生まれた年の渋谷が見れたのがなんか面白かったし、ラスト最高でした

式日-SHIKI-JITSU-(2000年製作の映画)

3.7

岩井俊二演じる主人公は完全に庵野監督の自身で、そういった見方が出来ると楽しめる
ラブ&ポップのような奇抜なカメラワークは少なかったけど、編集や美術の尖り具合は良かった

劇場(2020年製作の映画)

3.7

山崎賢人演技上手いじゃないか!?となった、今まで散々言ってごめんなさい
火花もそうだけど、またダメ男の話
惹かれてしまう理由もわかるが、現実にいたらしんどいだろうな
ラストの開放感は映画ならではの演出
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オールド・ガード(2020年製作の映画)

3.9

流石のシャーリーズセロン、本当にかっこいい
銃アクションのリアリティと、不死身を生かしたアクションの組み合わせで新しい映像がたくさん見れた
続編を早く見たいし、ネトフリオリジナル強すぎる

タイラー・レイク -命の奪還-(2020年製作の映画)

3.9

中盤のアクションシーンに関しては5点出てます、それくらいアクションが凄すぎる
ストーリーに関してはアクションを邪魔しないためのシンプルなもので、話を楽しみたい人は肩透かしかも
映画館で見れないことは残
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ザ・コール(2020年製作の映画)

3.9

敵が過去にいるという恐怖!
素晴らしい設定とそれを生かした話だった
この設定にはまれた人は最後までぐいぐい持ってかれると思うし、嬉しいサプライズもある

ウトヤ島、7月22日(2018年製作の映画)

3.4

現状がどうなってるのかが分からないということが恐怖でもありリアルなのだが、さずかに後半は絵的に飽きてきてしまうので、少し工夫が欲しかった
ワンカットにこだわるあまりに窮屈に感じてしまって、ワンカットで
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そこにいた男(2020年製作の映画)

3.5

短編で無駄なく語りきっていて見事
妙なリアル感と実際には嫌だけど映画としては見ていたい危険な人間関係
岬の兄弟も良かったので片山慎三監督の名前は覚えないといけないと再確認

のぼる小寺さん(2020年製作の映画)

4.1

評判が良いので見てみたら、脚本が吉田玲子さんで驚いた そりゃ面白いはずだ
ただ頑張っている人を見る、という構図が映画見ている我々とも重なって良い映画だった
こういった青春ものはもっと作られて欲しい

殺さない彼と死なない彼女(2019年製作の映画)

3.7

大絶賛が多かったが、そこまでハマらなかった
キャピ子のキャラクターはとても良かった全編自然光による撮影は他の作品にはない、独特の暖かさを感じた

長いお別れ(2019年製作の映画)

3.9

最初は見てて悪い方悪い方に行ってしまうのではと思ってたけど、良くも悪くも優しい映画だった
中野量太監督の演出は役者が輝くように感じる

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

3.7

ところどころぶっ飛んでるとこも含めて凄い力を持った作品だった
何より主役の宮沢りえの名演を見れて良かった

浅田家!(2020年製作の映画)

3.8

間違いなく良い映画
出てくる家族写真が本当に素晴らしい
写真集2つを参考にしつつ、上手く一つの話にまとまってて、終わり方も好みでした

DOCUMENTARY of AKB48 NO FLOWER WITHOUT RAIN 少女たちは涙の後に何を見る?(2013年製作の映画)

3.7

前作には及ばないが、これも良かった
センターの交代という軸があって見やすく、印象に残るシーンが多かった
アイドルなのにここまで見せれるのか強みであり、怖いところでもある

DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る(2011年製作の映画)

3.8

AKBに全然興味ないからこそ楽しめた面も多かった
みんなが言うように西武ドームでのライブは衝撃
アイドルを消費しているという構図について考えるようになった

朝が来る(2020年製作の映画)

4.1

河瀬監督の役作りこだわりの結果素晴らしい演技、内容になっている
後半の視点の移り変わりから思い寄らないラストで思わず涙が出た
蒔田さんは今後も注目していきたい

望み(2020年製作の映画)

3.8

原作は良いのだと思うけど、映画少し気になるところがあった
特に許された子どもたちを見た後だと劣るといった印象
本作が素晴らしいのが、被害者か加害者かわからない、どちらを望むかという問い
この点は新しく
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ザ・ハント(2020年製作の映画)

4.3

こういった映画が大好きです、もっとみたい!
行き過ぎた左翼の危険性や、レッテル貼りの愚かさ
ジャンル映画だからこそ驚きや楽しめる演出があり最高

罪の声(2020年製作の映画)

3.9

余計なノイズが無く、しっかり楽しめた
星野源の方言が上手くて驚いたし、野木さんがこういった脚本が書けるとは思わなかった
宇野祥平さんの演技と、セリフが忘れらない

野球少女(2019年製作の映画)

3.8

しっかりと地の足がついた、リアルなストーリーで、ジェンダー関係なく刺さる内容だった
期待しすぎた面もあったけどしっかり満足出来た作品

あのこは貴族(2021年製作の映画)

4.2

良い邦画大渋滞
門脇麦の所作の美しさ、東京という街が持つ得意な魅力というか魔力
大きく交わるわけではない2人のシスターフッドは新しく、こういった作品はどんどん作られて欲しい

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q(2012年製作の映画)

3.8

中3の頃劇場で見て驚いた思い出
よくわかってない所が多いが、それは庵野も承知な気がする
正直序、破のようなわかりやすさを望んでたら残念に感じたけど、みんな考察する楽しさをくれた点でとてもエヴァらしいし
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

4.4

自分でエヴァを見るきっかけになった作品
単なる娯楽としてのエヴァなら本作が一番
分かりやすく面白い
アクション、展開がとにかく熱いし、TV版からの良いアップデートがされてた

ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序(2007年製作の映画)

4.1

新しい入門として作られる価値があった新劇場版の第一作
初見でも楽しめるし、TV版を見てると深読みも出来て楽しい そして映像の進化に感動する
まずエヴァを人に勧めるならこれ

新世紀エヴァンゲリオン劇場版 Air/まごころを、君に(1997年製作の映画)

4.0

旧劇、EOEなどと呼ばれる本作
メタ的な話や攻めた演出が多く、見た誰もが初見では理解出来ないし驚いたはず
TV版より好きな終わり方

シン・エヴァンゲリオン劇場版(2020年製作の映画)

4.4

TVアニメ、旧劇、漫画版、どれとも違う第4のラストでしっかり終わらせたのは評価
思ったり直球ストレートで、庵野監督も素直になったねと微笑ましかった
正直エヴァ熱は完全に冷めてた自分にとってちょうどいい
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ムーラン(2020年製作の映画)

3.6

劇場で見たかったと思うほど、映像がDisney +だと残念、せめて4K対応して欲しかった
正直制作の背景であったりで楽しめない部分や、アニメ版からの変更点があまり魅力的に感じなかった

ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

3.8

ハーレクインというキャラクターを100%生かせているいい作品
ローラーシューズを使ったアクションは見応えある
この路線で作り続けて欲しい