cruela53さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

cruela53

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テッド 2(2015年製作の映画)

3.3

吹き替えで見たけど、字幕にすればよかった。
内容は思ってたよりも真面目系だった。

ワイルド・スピード SKY MISSION(2015年製作の映画)

3.9

はじめてこのシリーズを見たのだが、なんで今まで見なかったのかと後悔するくらい面白かった!
この作品はシリーズ集大成ということで、従来の作品を見ている人にはとても楽しめると思う。
何より、敵がジェイソン
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.3

アクションはもちろんすごかったし、のっけから見たいもの全部見せてやるよ的なサービス精神満開だったのはよかった。
アイアンマン対ハルクは特に好き。
しかし、肝心のストーリーが突っ込みどころ満載だった。特
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ミッション:インポッシブル ローグ・ネイション(2015年製作の映画)

3.8

娯楽として素晴らしい。
例の見せ場が割と早く来るから大丈夫か?と思ったけど、大丈夫だった。
前作ゴーストプロトコルも好きだけど、この作品はそれを抜いた。
プロットも、最初と最後の対比が効いていて素敵だ
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マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015年製作の映画)

4.5

今のところ2015年のナンバーワン。
3回劇場で見た。
優れたエンターテインメントてあると同時に、多層的でいろいろな見方ができる、素晴らしい作品だと思う。
エログロは全くなく、ポリティカルコレクトネス
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

4.4

最初の20分で持っていかれた。
台詞は最小限で映像で全てを語る、映画的な映画。
主演2人の表情が、最初と最後で全く違うのも、時間の経過と心境の変化を上手くあらわしている。
ラストも良い。

フォックスキャッチャー(2014年製作の映画)

3.5

主演3人の演技が素晴らしい。
じわじわ追いつめられていく感じ。

インヒアレント・ヴァイス(2014年製作の映画)

3.6

一つひとつの構図、色彩が美しい。
ざらっとした暖色寄りの映像。
60~70年代のロサンゼルスが現前している。
じっくり見ているのに煙に向かれていく感じはボルヘスの小説のようだった。(ボルヘスと違ってそ
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96時間 リベンジ(2012年製作の映画)

3.4

誘拐されるくだりでお父さんがチートぶりを発揮していました。
1より見劣りするけど3より「96時間の独特さ」がある。

96時間(2008年製作の映画)

3.8

娘が誘拐されるくだりはとても新鮮。
こういうのが見たかった!という展開を見せてくれた。
娘のためになりふり構わず人を倒しまくるお父さん、かなり怖いけど面白い。

96時間 レクイエム(2015年製作の映画)

2.5

前2作を比べると、お父さんの特殊技能が活かされていなくて、どこにでもあるようなアクション映画になってしまっている。
しかもリーアム・ニーソンのアクションをごまかすためなのが、カメラがものすごく揺れるの
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マグノリア(1999年製作の映画)

3.6

好き嫌いが分かれるだろうと思うけど、私はとても好き。
ラスト付近の例のシーンは、それがカタルシスを直接もたらすわけではなく、むしろ普通のこととしてみんな淡々としてるんだけど、そこから事態が少しずつ変化
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アクト・オブ・キリング(2012年製作の映画)

4.2

すごいものを見た。
ラスト20分くらいの展開に、監督がこの映画を撮った意味が詰まっている気がする。
ただ、劇的な展開すぎて、あのシークエンスがノンフィクションなのかどうかを疑ってしまう。
善と悪には絶
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

4.3

差別やめようぜ!という説教くさい展開でなく、3人の仲の良さや楽しさが伝わってくる演出だったところが良かった。それによって、差別の無慈悲さ、理不尽さが際立っていたと思う。
原題とラストの歌で示されたよう
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

3.7

終始、陰鬱でまがまがしさのある映画。雰囲気としては『ドラゴンタトゥーの女』や『ゴーンガール』に近い。
神とは何か、また人間とは何かを考えさせられる。
自己の正当化のために宗教を利用する事例は、我々も大
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鑑定士と顔のない依頼人(2013年製作の映画)

4.0

一瞬一瞬がとても美しく、ストーリー以外の部分も楽しめる映画。
床に投げ捨てられた後に飾られていた花、ぽろっと落ちて拾った後に指にはめられた指輪など、過程は描いていなくても、シーンの前後でさりげなく繋げ
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グランド・イリュージョン(2013年製作の映画)

3.5

張られた伏線が最後にしっかり回収されるので気持ちよかった。
ミスディレクションがテーマだけど、細かい演出やカット割りがオチに収斂していくのもいい。
催眠術はチートすぎると思ったけど、それ以外のマジック
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複製された男(2013年製作の映画)

3.3

一瞬一瞬の構図と行間を読ませる編集、ぐにゃぐにゃした背景(特に高速道路と2本の円柱型のタワー)は主人公の恐怖と混乱をよく表していると思った。
しかしラストはよくわからない。
気をつけて見ていたつもりだ
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

夫婦は結局似た者同士なのかなあと思った。
完璧な自分を求めるエイミーと、人前でついいい人を演じるニックは、本質的に似ているし、だからこそエイミーはラストにあの選択をしたし、ニックもあの決意に至ったよう
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ベイマックス(2014年製作の映画)

4.3

ただの感動巨編なのかなあと期待せずに見たけど、予想の斜め上を行くストーリー。この映画の主眼は、喪失を乗り越えて前を向く、というかなり強い話のはずなのに、癒しの物語なのかと思えてしまう宣伝はどうなんだろ>>続きを読む

テルマエ・ロマエ(2012年製作の映画)

4.0

悪い先入観を持っていたので期待せずに見たけど、映画としてとても練られた面白い作品だと思った。
原作漫画は未見なのでいろいろ違いはあるのかもしれないが、荒唐無稽なストーリーを2時間で上手くまとめ、なおか
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月に囚われた男(2009年製作の映画)

4.2

この映画はもっと評価されてほしいと常々思う。『2001年宇宙の旅』へのオマージュもありつつ、後半の展開は独創的。人間の敵とは誰なのか、本当の自分とは誰なのか、を考えさせられる。

アイム・ヒア(2010年製作の映画)

3.6

大事な人と見てほしい映画。雰囲気が独特で、それに乗れるか乗れないかで評価は変わると思うが、個人的には厭世的で人間不信のようなこの空気が好き。

SOMEWHERE(2010年製作の映画)

4.2

スケートのシーンで流れるグウェンの『cool』にぐっときた。ぐるぐるしたスタートからの、あの希望に満ちたラスト。日常の円環を変える勇気を持つ必要性を教えてくれる映画。ソフィア・コッポラのこれ以前の作品>>続きを読む

アナと雪の女王(2013年製作の映画)

3.3

正直、なぜここまでヒットしたのかわからない。恋人以外の愛という方向性は、既にディズニー前作の『シュガーラッシュ』でも提示されていたと思うのだが。

her/世界でひとつの彼女(2013年製作の映画)

4.2

監督の元妻、ソフィア・コッポラの『ロスト・イン・トランスレーション』に対するアンサームービーのように思えた。最終的に人間にとって大事なのは目の前に存在している人間なのかもしれない。

ウルフ・オブ・ウォールストリート(2013年製作の映画)

3.6

セックス、ドラッグ、マネーの映画。ぶっ飛んでるけどこの役を演じきったディカプリオはさすが。地味にマコノヒーがいい仕事してる。

インターステラー(2014年製作の映画)

4.7

2014年のナンバーワン映画。IMAXで鑑賞したが正解だった。ノーランが好きなこともあり、かなりハードルを上げて見たが、そのハードルをはるかに越えていく斜め上の展開と想像力。破天荒な話を書いているよう>>続きを読む