nomさんの映画レビュー・感想・評価

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ぼくのお日さま(2024年製作の映画)

4.5

ミニマムで過度な演出を排した自然の光や風景の映像によって、感情の波や小さな心の動きが表現される

愛はどこに向かうのか

ボーはおそれている(2023年製作の映画)

4.0

ボーにとって、真実を知ることは救いや解放をもたらすものではなく、むしろさらなる囚われを生み出し、逃げ場のない状況に追い込んでいく。

エターナル・サンシャイン(2004年製作の映画)

4.5

たとえ苦しんだり傷つけ合うとしても、愛を選び、その可能性に賭ける主人公たち

「生の絶対的肯定(ニーチェの永劫回帰)」と主人公たちが、
一方で「忘却はよりよき前進を生む」とラクーナ医院の人たちが象徴と
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夜明け(2019年製作の映画)

4.2

抱える孤独や苦しみを分かち合った二人の醸し出す空気感がよかった。

19歳(2018年製作の映画)

3.7

19歳の頃の揺れ動く気持ち

「20歳になったら死ぬと思ってた」と言う19歳の主人公が、「余裕ができたら犬を飼うのが夢なんです」と犬を連れた夫婦に言うシーンが印象に残ってる

クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.6

朝目覚めたら親がよりを戻していたらいいのに

子供の頃の自分のための映画だと思った。
あの頃の父親の気持ちが今ならほんの少し分かるかも。

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.6

好きな曲の入ったカセットテープを交換するの羨ましかった。

風を感じながら走る車でボウイのHeroesが流れるシーンが最高。

マスク(1994年製作の映画)

4.3

ジムキャリーのカートゥーン的なコメディ面白いなー

マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

4.6

リーは過去の後悔や癒えない傷をかかえているが、特別な出来事が起きてそれを乗り越えたり、誰かの言葉で劇的に癒されるのではなく、日常の中で、それらの痛みを抱え続けて生きることや、どのように折り合いをつける>>続きを読む

枯れ葉(2023年製作の映画)

5.0

静けさや無機質さが、登場人物たちの孤独や愛を一層際立たせていた。

美しい映像美は、電車の車窓から流れる風景をゆっくり眺める感覚や、美しい絵画を静かに見入ってしまう感覚に近かった。全然退屈しなかった。
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カモン カモン(2021年製作の映画)

4.1

観客を含めた大人が忘れてしまった視点や感受性を子どもが思い出させてくれるような映画だと思うんだけど、個人的にはハッとさせられるような言葉はあまりなかった。10年後くらいにまた観たい。

こちらあみ子(2022年製作の映画)

4.1

ずっと胸がつっかえる感覚だった
登場人物全員に自然と感情移入してしまうからなのかなー

最近ベランダに鳩が巣を作っていたから個人的にタイムリーだった

青葉市子の音楽

トムボーイ(2011年製作の映画)

4.3

いつかこの嘘がバレてしまうけど、それまでこのままでいたい
嘘の奥には真実が眠っている

ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.4

新宿の夕暮れとジーザスアンドメリーチェーンのjust like honey合うよね!
風をあつめても流れるなんて、、

同じ孤独を抱える二人のプラトニックな恋愛

Mommy/マミー(2014年製作の映画)

4.6

アスペクト比が変わるところのoasisのWonderwall天才

理想と現実、絶望も希望も全部

シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

4.5

大好きなThe Cureの“In Between Days”が流れるシーン最高すぎた。
歓びと悲しみの曲として兄から紹介されたのもよかった