snufさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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ボーンズ アンド オール(2022年製作の映画)

3.7

リーのジーパン破け過ぎてるのが気になる。膝丸出しやんか。
でもシャラメだからやっぱ絵になる。
昭和生まれのおじさんなので昭和の歌のタイトルを連想してしまう。
R18指定でビビりながら見たけど案外平気だ
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少女は卒業しない(2023年製作の映画)

3.9

最近、映画「正欲」を観て朝井リョウ原作映画が見たくなった。
僕は不登校だった子と図書室の先生とのやり取りと軽音学部の話しが好き。
それぞれにドラマがあってとても愛おしくなった。
佐藤緋美の歌もなんかい
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散歩する植物(2019年製作の映画)

4.0

映画「ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい」を観て、監督の映画が見たくなった。
少年と若い女性との交流、すごく不思議な世界だけどなんか愛しい気持ちになった。
映像で多くを語らず想像力を掻き立てる作品だと思
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ぬいぐるみとしゃべる人はやさしい(2023年製作の映画)

4.0

タイトルが好きで見た。
ちょっとしたことで傷ついてしまう自分にとってはすごく優しくて大事な映画だった。
それぞれがどんなことを抱えてぬいぐるみに話しているのか、
その背景みたいなことは多くは語られない
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或る終焉(2015年製作の映画)

3.7

ティム・ロス主演の映画。
レザボアドックス観てからティム・ロスが大好きだった。
最近ティム・ロスが実は幼い頃に祖父から性的虐待を受けていたことを自身で語ったことを知った。想像を絶することで言葉が出てこ
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レンフィールド(2023年製作の映画)

3.9

ニコラス・ケイジのドラキュラ伯爵、ノリノリで演じてる感じで楽しい。
ストーリーもドラキュラに支配されている男が悩みながら自分を獲得していくようなストーリーで優しい映画だった。
アクションが案外良くて血
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正欲(2023年製作の映画)

3.8

小説は未読で映画を観に行った。
この映画を観て楽しめた人は絶対小説読みたくなると思う。
誰にも理解されず忌み嫌われるものが自分の嗜好にあると思ったら自分の存在自体も受け入れられないくらいの苦しさを抱え
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愛にイナズマ(2023年製作の映画)

4.3

好きな俳優ばかり出ていてすごくテンションが上がる。
地獄みたいな現実世界を見せつけられながらそこから人と人とのぶつかりあいの中から生まれてくる傷だらけで生々しく温かい何かを感じた気がした。
今まで観た
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コンパートメントNo.6(2021年製作の映画)

4.0

たまたま電車で居合わせた男は酔っ払ったら下品で粗暴だけれど時間をともにする中でだんだんと純粋でシャイでかわいい面が見えてくる。
フィンランド女性とロシア男性。そうカテゴライズしてしまうとステレオタイプ
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祈りの幕が下りる時(2017年製作の映画)

3.7

砂の器を思い出した。
音楽も砂の器っぽい感じだったのでオマージュなのかもと思った。
砂の器が見たくなった。

間違えられた男(1956年製作の映画)

3.8

30年くらい前にテレビで女性の映画評論家がアルフレッド・ヒッチコックの映画はハズレがないと言っていた記憶がある。
間違えられた男はヒッチコックの映画の中で僕的には面白い方ではなく普通って感じ。
でも映
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ジョン・ウィック:コンセクエンス(2023年製作の映画)

4.0

本当に凄いアクションはかっこよくて美しくてなんか見てて楽しくてテンションが上がりまくって笑いが止まらないゾーンにいってしまう。
アクションシーンが多いからあんまりストーリーは期待できないかなと思って見
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イコライザー THE FINAL(2023年製作の映画)

3.8

マッコール、強すぎて負ける気がしない。
今回のお薦め本楽しみにしていたのに無かったのが残念。あと若者への説教シーンも楽しみだったけど今回はなかった。
初っ端から暴れ放題で、後々やられるだろう相手が出て
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怒り(2016年製作の映画)

4.1

「本当に大切なものは、増えるんじゃなくて減っていくんだ」って台詞が好き。
小説を読んだ時はそんなに重要な役だと思っていなかった宮崎あおい演じた愛子が信じるってことの難しさを教えてくれた。
犯人が殺した
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コリーナ、コリーナ(1994年製作の映画)

3.9

鳥と魚。
チョコ味とバニラ味。
30年程前の楽しい映画だけど傷ついた子どもを無理矢理に学校に行かさないとか
子ども同士では黒人も白人も人種差別なんて知らずに楽しく遊んでいるとことか描いていて最後もコリ
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フェイブルマンズ(2022年製作の映画)

3.9

ミシェル・ウィリアムズとセス・ローゲンのコンビはあの辛過ぎる映画、ティク・ディス・ワルツを思い起こす。
ミシェル・ウィリアムズは不倫が似合うというと失礼だけど人間の業みたいなのを感じさせてくれる好きな
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弁護人(2013年製作の映画)

4.0

ソン・ガンホ、普通のおっさんに見えて本当にすごい。
なんかソン・ガンホが演じた役は他の誰にも演じてもらいたくないと思うほどいい。
ストーリーは法廷映画としてすっきり気分がいい場面がある一方で現実の厳し
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Winny(2023年製作の映画)

4.1

この映画を見て思い出したのは最近見た「冤罪の深層」というNHKのドキュメンタリー。
このドキュメンタリーは海外へ軍事兵器に転用されるものを輸出していたという罪でその会社の社長らが長期勾留されたが起訴取
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オアシス(2002年製作の映画)

4.3

こんなつらくてせつないストーリーを作られるイ・チャンドン監督は本当に凄い監督だと思う。
コンジュを演じたムン・ソリの演技は本当に凄まじかった。初めて見た時は身体障がい者の人が演じていると思った。
ジョ
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8番目の男(2018年製作の映画)

3.8

すぐに思い出したのは12人の優しい日本人という三谷幸喜脚本の映画。
法廷映画ってなんで楽しくて最後熱い気持ちになるんだろう。

雑魚どもよ、大志を抱け!(2023年製作の映画)

4.4

好きな映画やドラマに脚本足立紳という名前を何度も見つけてずっと気になっていた。
映画のホームページを見たら監督は若いころ相米慎二監督に師事していたらしい。
線路と少年たちの映像を見て、どうしてもスタン
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シークレット・サンシャイン 4K レストア(2007年製作の映画)

4.8

シネを演じたチョン・ドヨンは本当にすばらしかった。
映画を観ている時、僕は現実を映画で観て、映画を観ている自分の人生は非現実なんじゃないかというくらい、この映画には現実世界があった。
この映画を観て、
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ポエトリー アグネスの詩 4K レストア(2010年製作の映画)

4.6

映画の始めの頃はおしゃれでお茶目なおばあさんという印象だったミジャが詩を作ることを通して今まで見てこなかった世界を見つめ考えていく。
詩の先生が詩を作ることで一番大変なことは作ると決心し覚悟することと
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ザ・バニシング-消失-(1988年製作の映画)

3.8

なんて変な映画。
1988年の映画と聞いて古い映画には思えなかった。
いなくなった彼女の真相を知りたい男そしてその真相を知る男の行動。
どうかしてるけどなんか全然分からない感じでもないからなんか異物感
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ほつれる(2023年製作の映画)

3.8

加藤拓也監督の2作目。監督が作・演出の「綿子はもつれる」という戯曲の映画化。
劇はCSで放送していたのを見たが映画は劇にもない話も描かれていて観劇した人も楽しめると思う。
演劇っぽい映画になるかなと思
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スリザー(2006年製作の映画)

3.7

ぬるぬるグッチャングッチャンで楽しい映画だった。
夫は妻のことは愛していてそこまで悪い人ではなかったのになんかかわいそうだった。
妻も警官といい感じな雰囲気もあって
ストーリーだけ考えるとなんかすっき
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スーパー!(2010年製作の映画)

3.8

めちゃめちゃ優しい映画だった。
人生で2つしかいけてる瞬間がなかったと思っていたおじさんが最後は違っていたのとその人を守ったからといって取り戻せはしない、その人はいい人生を送っているって切ないけどとて
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福田村事件(2023年製作の映画)

3.8

すごい悪人がいたわけではなく事件が起こってしまったというのが悲しくあり怖ろしくもある。
止めようとした人たちはいい人とかでもなく村の人から非難され爪弾きされたような人だった。 
部落の問題もあったこと
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(2021年製作の映画)

3.8

オオカミの家の前にやっててどう繋がってるんだろう思っていたら同時上映の違う映画だった。
短い時間でちょうどいい感じ。

オオカミの家(2018年製作の映画)

3.8

凄い映像体験だった。
なんか映像と音楽で眠らせる気持ち良さがある。
今でもマリアを呼ぶ声が脳内ループしている。
凄い映画だけど何度も繰り返し見る映画になるかというと1、2度体験したらもう見ることはない
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AIR/エア(2023年製作の映画)

3.8

NIKEに勤めるギャンブル好きな男がマイケル・ジョーダンの将来性に先見の明を持って契約に至るまでのお仕事映画。
結末は知っているけどその過程でのやり取りだったり、1人が周りの人間の気持ちを変えていく感
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

グレタ・ガーウィグの映画見たくなって数年ぶり見た。
やっぱり最高だなと思った。
最初の車のシーンから主人公のレディ・バードの個性の強さが半端なくてぶっ飛んだ。
この映画で好きなのは一番は母と娘の関係。
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逆転のトライアングル(2022年製作の映画)

4.0

最初の女性モデルと男性モデルの賃金差から結構しんどい話だなと思ってみてたら
なかなかしんどいストーリーで見ていてずっと心が痛かった。
人間って人のこと考えようとしても自分からしか物事が見えていないこと
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そして僕は途方に暮れる(2022年製作の映画)

3.9

予告を観て、主人公はかなりクズな男なんだろうと思ってみたら主人公裕一はそんなに悪い人間には思えずむしろよくいる普通の男に見えた。
誰でもいろんなことから逃げ続けたら裕一みたいになることはあるんじゃない
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MEN 同じ顔の男たち(2022年製作の映画)

3.7

どういうこと?
出てくる男、みんな気持ち悪い。
最後いっぱい生まれてくるけど何を表しているんだろう。
愛されたいってこと?
そうだとしたら女性はやってらんない。
なんかおぞましく美しいものを見た気分。
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ウーマン・トーキング 私たちの選択(2022年製作の映画)

3.9

ウーマン・トーキング言うだけであってずっと女性たちが話している映画なんだけど
一人ひとりの思いや葛藤が伝わってきて
とても苦しくなる。
えっそんな時代の話?ってなってちょっと絶望する。
でも難しい問題
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