神は、小さな陽射しにも宿る。
巨匠イ・チャンドンらしい皮肉と教訓に満ちた、ある種の宗教説話のような映画。
主人公に待ち受ける受難と、神がもたらす不条理の数々。
こんな世界に神なんて本当にいるのか…
イ・チャンドンは「目に見えないもの」を一貫として作品にとり込む。今作は宗教。主人公をとことん追い込んで、宗教に傾倒させる。その先に、何があるのか。他の作品でも感じたが、まるで作りながら主人公がどうな…
>>続きを読む突然に奪われる日常。
すがるもの、信じるものを失い、希望を見出したもの。
希望を見出したものに、救われた憎い奴。
全てが、少しずつ、私にとって、不幸になるように、掛け違えられている。
そう、ほんの少…
原題『밀양』 (2007)
監督・脚本 : イ・チャンドン
撮影 : チョ・ヨンギュ
音楽 : クリスチャン・バッソ
出演 : チョン・ドヨン、ソン・ガンホ、他
イ・チョンジュンが1985年に発…
神によって救われなかったし救いようがないし、それでも人は生かされ生きるしかないのである。ジョンチャンの存在が神的というか、無条件の奉仕で説教も審判もしない彼の存在が大きかった。
カンヌで女優賞をと…
初イ・チャンドン監督作品
推しの劉俊謙が敬愛する映画監督ということで鑑賞。
私は高校までカトリックの学校で育ったこともあり
キリスト教が割と身近だったんだけど
「許しなさい」に違和感を感じることが…
重くて、観終わったあとも簡単には気持ちを切り替えられない映画
単純な悲劇からの再生や信仰による救いには絶対に着地させないところがすごい
赦すことと赦されたと感じることは別物だという部分が、残酷に描か…
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