matcaskoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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マッドマックス(1979年製作の映画)

3.0

怒りのデスロードを観るつもりだったのに律儀に一作目から観てしまうのが自分の性格。

冒頭の a few years from now の文字でずっと?????ってなってたけど近未来の話だったとは。オー
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

5.0

狭い一部屋で議論を交わすだけの映画なのにこんなにも面白い。何が面白いかというと殺人事件が話の主軸であるにも関わらず被告は冒頭にほんの数秒顔が映るのみで、弁護人や検事、証人などは登場しないというところ。>>続きを読む

ドゥ・ザ・ライト・シング(1989年製作の映画)

4.0

黒人差別だと言いながら自分たちもBlackとWhiteは別のものだと思っているから相入れない。韓国人の旦那さんがwe sameと叫ぶ姿とそれを笑い飛ばす住人たちのシーンも印象深い。
黒人でも白人でもな
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ドリームガールズ(2006年製作の映画)

3.5

ダイアナ・ロス、モータウンについて知りたかったので見てみたら、ジェニファー・ハドソンの歌唱力が凄すぎてビックリする作品。

音楽業界の黒人に対する厳しさを感じるシーンや公民権運動の様子もちょこっと入っ
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星の王子さま(1974年製作の映画)

3.5

原作本は昔買ったのに途中までしか読んだことがなかった星の王子さま…映画はミュージカル仕立てで楽しくさらっと見られました、男の子も可愛い。
地球へ来る前に立ち寄る星での会話は切ない気持ちにさせてくれます
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

4.5

面白かった!
前半からテンポのいい展開とダンスシーンで飽きることなく観る事が出来ます。観ながら随所にLALALANDを思い出せるので、なんとなく二度楽しんだ気分に。
元気のない時にぴったりな一本です。
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ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.0

「名作・感動する」という情報のみで、あらすじも知らずに観たのですがそれが逆に良かった。

涙がぼろぼろ落ちるような内容ではなかったですが、自分が年を重ねるごとに何度も見返したい、そんな作品でした。

オーシャンズ8(2017年製作の映画)

3.5

オーシャンズの娯楽感はやっぱり良い。内容はあっさりだったから続編に期待…
ハッカーが最強にクール。

マイ・ビューティフル・ランドレット(1985年製作の映画)

3.5

首筋ペロン・マジックミラー越しのSEX・オープン祝いのシャンパン含ませキス。
シチュエーションはいやらしいのにどこか爽やかでほわほわ、ランドリーの泡みたい。

様々な差別や偏見が交錯している作品だけど
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.5

エニグマの解読というとてつもない偉業を成し遂げたからこそ終盤からラストへの物悲しさが際立っている作品。

チューリング氏だけではなくこうしたマイノリティの排除により沈められた素晴らしい知識や発見という
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食べて、祈って、恋をして(2010年製作の映画)

3.0

何となく見つけて何となく観た作品ですが、現在心の調子を崩しがちな自分にとってはいい作品でした。
映画を観ながら私も我慢をやめてリザのように板チョコをガッツリと食べた、幸せってこういう気持ち。

インド
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モーリス(1987年製作の映画)

4.5

4K鑑賞しましたがDVDがあったので再度鑑賞。前半のケンブリッジ時代はギムナジウムが好きな方は是非見てほしい。全てが美しい…。

プラトニックな愛は美しいものだと思ってましたが、プラトニックだけで成立
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スプリット(2017年製作の映画)

3.0

ビリーミリガンを参考にしたとの事で観たけど内容はただのスリラーちっくな感じで好みではなかったんですが、俳優さんの演じ分けが素晴らしく、七変化って感じで観ていて楽しかったです。

多重人格が生まれた経緯
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眺めのいい部屋(1985年製作の映画)

3.5

英国上流階級の生活が美しく優雅で非日常感を感じられる作品。
しかしみんなイケメンだな〜〜ルパートグレイヴスのシズル感、たまりません。

マルタのやさしい刺繍(2006年製作の映画)

3.5

おばあちゃん達が自分の本当にしたいことを見つけるお話。悩みながらも周りは関係ない、と前へ突き進む姿が印象的。

レトロな映像、カラフルな色彩、優しい音楽、かわいいランジェリー…最高!すこし気分が落ち込
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博士と彼女のセオリー(2014年製作の映画)

3.5

途中からどう見ても本人にしか思えない演技力。
カンバーバッチのホーキングも観ましたが映画で描いてる期間が違う分、あちらの方がドラマティック、こちらの方がよりリアリティに感じました。

最後まで一緒では
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マイ・フレンド・フォーエバー(1995年製作の映画)

4.5

終盤からは声が漏れるほどに涙しました。
少年二人が共に過ごす短い期間、水の音や煌めく夏の空気も全てが美しかったです。

エリックに関してはちゃんと伝えられる言葉が見つからないほど純真で素敵な少年だった
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ミルク(2008年製作の映画)

4.5

ゲイが病気や犯罪者として見られていた当時の様子や否定的な発言の数々は観ていても心苦しい。
「家族の在り方」は決して性別が全てではない、当時を生きていた人々の強い心がしっかりと映し出された良作です。

キル・ユア・ダーリン(2013年製作の映画)

3.5

ビートニクの知識がないまま見たけど限定された思想の中で抑圧されていた若者たちがドラッグで各々はじける姿が印象的。

映画を観てからビートニクについてネットで調べてみると時代背景もなかなかしっかり描かれ
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

4.0

最後まで歌で構成された内容に最初は戸惑いましたが二部辺りから夢中に。
小さいころ憧れていたお人形さんが動いているかのような、女の子の「かわいい」がたくさん詰まった映像も美しい。

ラ・ラ・ランド(2016年製作の映画)

4.0

夢を追い求める大人のラブストーリー。
美しい色彩映像を見てるだけで眼福。何度でも観たい!

最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.5

あの年齢になっても子どものようにはしゃいで遊びまくる姿がかわいらしい。

終盤からラストへの流れはホロリときました。素敵な作品です。

ブロークバック・マウンテン(2005年製作の映画)

5.0

愛した人と生きる それだけのことが何故こんなにも難しいのだろう、と考えさせられる作品。
進展を望むジャックと、どうしても前に踏み出せないイニス。どちらの気持ちも分かるからこそ涙が溢れて止まらない。そし
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青い棘(2004年製作の映画)

3.5

寄宿学校の友人と一緒に過ごした夏の別荘で実際に起こった"シュテークリッツ校の悲劇"を元にした作品。90分の映画なのであっという間に観終わり、心には重苦しいものが残りました。
アウグスト・ディール演じる
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君の名前で僕を呼んで(2017年製作の映画)

4.0

夏のアバンチュールと言うには純真すぎた少年の恋。
やわやわとした果実のように脆い二人の関係が切なく、とても儚い。

ティモシー・シャラメくんの細くしなやかな身体のラインを見てるだけでものすごい満足感に
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