そりっどあいぼりーさんの映画レビュー・感想・評価 - 18ページ目

ツィゴイネルワイゼン(1980年製作の映画)

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最近オールタイムベスト級の傑作ばかり観ている気がするが、またまたこれもオールタイムベスト級。片目が常に真っ暗な原田芳雄の狂気、夢や冥界と区別がつかなくなる後半からの展開の異様さ、Jホラーの先駆けのよう>>続きを読む

アラビアのロレンス(1962年製作の映画)

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午前10時の映画祭で鑑賞。映画館で観ないと真に楽しめない映画と知っていたので、存在を知ってから約8年のときを経て鑑賞した。アリが現れるシーン、日の出の中を歩くシーン、アカバ侵略のシーン、どこまでも続く>>続きを読む

時をかける少女(1983年製作の映画)

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大林宣彦の才覚。序盤の黄色だけを強調した映像とか、ラスト30分のストップモーションとかアイドル映画の枠を超えて監督特有の演出を見せつける映画になっているかと思いきや、十分にアイドル映画としても成立して>>続きを読む

ホーリー・マウンテン(1973年製作の映画)

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「この映画監督は変態だ」という表現を普段よく使いがちだが、ホドロフスキーの前に立てばそんな監督は赤子に過ぎない。特にこの映画を観るとそれを確信する。

パピヨン(1973年製作の映画)

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「パピヨン」は「ショーシャンクの空に」並ぶ、いや、それを遥かに凌駕する脱獄映画の大傑作。「パピヨン」は主人公の自由への強迫的ともいえる執着と行動のみで、希望を持ち続けることの意味を突きつける。どれだけ>>続きを読む

東京流れ者(1966年製作の映画)

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レフン監督がオールタイムベストに挙げる本作だが、レフン監督が映画で表現したいこと全てがこの映画に詰まっていた。レフン監督はこの「東京流れ者」を目指して、今までの映画を作ってきているのは明白(特にドライ>>続きを読む

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