そりっどあいぼりーさんの映画レビュー・感想・評価 - 15ページ目

野性の証明(1978年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

これは自分の中で、
オールタイムベスト級の作品だ!!

高倉健の重厚すぎる演技、人体切断満載で首ちょんぱ、手足ちょんぱ、頭カチ割りの大殺戮シーン、ヒョロ長でまだ雑魚そうな舘ひろし、そしてムカつく舘ひろ
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ゾンビ/米国劇場公開版(1978年製作の映画)

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はっきり言って、ゾンビ物でやられるべき全てのことはこのドーンオブザデッドですべてやられている。この映画が完璧すぎるので、既にこの一作でゾンビ物は完成度という意味では行くところまでいってしまっている。

豚と軍艦(1961年製作の映画)

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ヌーヴェルヴァーグの旗手たちは、当時シネマテークで放映された「豚と軍艦」に熱狂し、この東洋の映画監督は一体誰だと大騒動になったという。まさにこの映画を観てその熱狂の理由は手に取るようにわかる。本当に大>>続きを読む

ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅(2013年製作の映画)

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アレクサンダーペイン監督作で言えば、前回のファミリーツリーよりも数段面白いではないか、前回のファミリーツリーも最高だったのに。父がどうしてもお金が欲しい理由を吐露したときに、気づいたら泣いてた。アレク>>続きを読む

ホビット 決戦のゆくえ(2014年製作の映画)

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最終作。ついに最終作。もう第一作公開してから13年経過しました。時代は流れる。肝心の最終作だが、戦闘もりもりのサービス展開はラストにふさわしいと思う。ただし前作のイメージ力は越えられなかったような気も>>続きを読む

そこのみにて光輝く(2013年製作の映画)

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ああ、地獄だ。

田舎で貧乏だと即地獄なのだ。妙に身近さもあり、酒なしでは観てられないので、途中で酒を買いに行く必要に迫られるくらい地獄。どうやら監督は伊賀上野出身らしい。自分の故郷出身の監督がこんな
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

めっちゃくちゃ面白い!

もはや左右対称が極地に達している。心地よくスマートな作品だが、あのキューブリックでもここまでしたか!?というくらい画面構成の徹底さは強迫的で、ウェスアンダーソンは神経症だと思
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コントラクト・キラー(1990年製作の映画)

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あらすじは「自殺できない臆病な男が、自分を殺すように殺し屋を雇うが、好きな人ができたので怖くなって殺し屋から逃げ回る。」という話。この設定にピンと来なければ見る必要はないでしょう。絶対ピンとくると思う>>続きを読む

華氏451(1966年製作の映画)

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ときどきすごい演出を唐突に入れてくるところがいいですね。個人的には、終盤の唐突なストップモーションと、ラストシーンの美しい描写が良かったです。現在、外国語文学の読者は日本で3000人程しかいないと言わ>>続きを読む

トゥインクル・トゥインクル・キラー・カーン(1980年製作の映画)

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「カッコーの巣の上で」のように笑えて、味わい深く哀しいにもかかわらず、強い狂気がある。「わらの犬」のようなテーマもあるが、御伽話のような奇跡もある。大体ゴシックホラーのような洋館にベトナム戦争のPTS>>続きを読む

たまこラブストーリー(2014年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

たまこまーけっとは脚本の酷さしか感じなかったのに、劇場版でこれだけの傑作を作り上げるとはにわかに信じられない。TVアニメで描かれた変わらない日常からの卒業を描いた、TVアニメ劇場化作品のなかでも稀にみ>>続きを読む

6才のボクが、大人になるまで。(2014年製作の映画)

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仕事柄で色々な人を見てきましたが、人の日常の断片を見たとき、個性的だなと思える人はほとんどいない。残念ながら、ほとんどの人の行動や意見は凡庸であることが多いのです。しかし、その積み重ねの総体として彼ら>>続きを読む

インターステラー(2014年製作の映画)

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良かったです。私自身は、時間封鎖のような最近のSF小説の流行を取り入れたものを正しく映像化した内容になっていると感じました。宇宙物理学専攻の友人的には噴飯ものの設定だそうですが、実際の科学はおいておい>>続きを読む

ローン・サバイバー(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

生きるか死ぬか究極の選択を迫り続ける2時間で息つく暇がない。まさに生きることは常に選択することである。ピーターバーグの過剰すぎる演出は、戦闘が始めってから所々で鼻に付くが、それをかき消すほどの圧倒的で>>続きを読む

ザ・イースト(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

あえて言うならば、この映画に出てくる企業や組織は正義と悪の側面を両方兼ね備えている。ある側から見れば正義だが、ある側から見れば悪。そもそも善悪というもの相対的なもので、実際には存在しないのかもしれない>>続きを読む

ワールズ・エンド 酔っぱらいが世界を救う!(2013年製作の映画)

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面白かったんだけど...もっと死ぬほど面白いのを期待してた。ホットファズみたいに。めちゃくちゃ面白いし、超傑作だけど死ぬほどではなかった。

それでも夜は明ける(2013年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

アメリカの黒歴史である奴隷について真正面から描いた本作が、アカデミー賞作品賞を取ること自体が素晴らしい。自分たちが他の人種の人々を差別し、痛めつけていた歴史を描いた映画を評価することがどれほど凄いこと>>続きを読む

イコライザー(2014年製作の映画)

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おもしろい!
この映画、予想に反して相当気に入りました。自分の感想を一言で言うと、「狂人の目線から描いたビジランテ(自警)映画」といった感じ。

よくある自警映画としての立ち位置を取っている本作ですが
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プリズナーズ(2013年製作の映画)

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尺は長い映画だが、それに耐えうる緊張感を常に維持し続ける。犯人は誰か、娘の生死はどうか、展開は二転三転どころではすまない。中盤は、娘の命を救うことと、他人を痛めつけることへの葛藤を描いた重く哲学的な展>>続きを読む

焼け石に水(2000年製作の映画)

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完璧な画面構成、綺麗だけど狂っているストーリー、唐突に挿入されるミュージカル。原作がファスビンダーのそれとはいえ、撮り方までファスビンダーそっくり。ワザとだろうけど、そもそもファスビンダーの計算された>>続きを読む

ストーカー(1979年製作の映画)

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いうまでもないが今まで見た精神世界SFのなかでは、最高傑作ではないだろうか。


しかしですね、DARKER THAN BLACKはストーカーの影響を受けすぎ。だからあのアニメは最後までゲートの謎が解
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(1974年製作の映画)

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タルコフスキーの代表作。

難解なストーリーとされている本作であるが、刺激的なほどの映像美と示唆的な画面構成のため、退屈せずに最後まで見ることができる。正直なところ、基本的な話の枠組みは単純明快であり
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ある優しき殺人者の記録(2014年製作の映画)

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今週映画を観にいくなら、何をおいてもこれ。

シチュエーションスリラー+サイコホラー+?????(ネタバレ) という感じで?????が新しい。しかも90分間1カット、実時間と映画内時間が完璧に同期して
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ドラゴンへの道(1972年製作の映画)

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ラストのチャック・ノリスとの死闘、本当に凄い。スウェーや手でかわしながら、フェイントで崩していく彼らの戦闘はあまりにスピードが早すぎる。にもかかわらず、画面が整理されて観客の目にも超人同士が戦っている>>続きを読む

ホステル(2005年製作の映画)

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非常に良く出来てるスプラッタホラー、そして後半大殺戮アクション。なによりも最後のカタルシスが凄い!

ハンマーで頭蓋がヘコんだり、チェーンソーで指が落とされたり、ドリルでふとともに穴をあけられたり、メ
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サンゲリア(1979年製作の映画)

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キリのいい鑑賞本数でサンゲリア。でもこの映画、相当面白いんだよ。ゾンビと本物のサメの格闘シーンがあるんだよ!

音楽も良いし...目に木が刺さるのがサンゲリア、目に注射器が刺さるのがゾンゲリアです。

プロジェクトA(1983年製作の映画)

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アルティメット褒めたけど、ジャッキー・チェンのパルクール・アクションがやはり最高。

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014年製作の映画)

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あらゆるガジェットのアイデア、飛行艇のヤバいデザイン、音楽センス、負け犬たちのワンスアゲインものというストーリーまで、なにもかも最高。

主人公がお気に入りの曲をiPodで流すだけで、ガーディアンズオ
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