イカタコさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

RRR(2022年製作の映画)

3.8

自分には楽しかったよりも長すぎるの気持ちの方が勝ってしまった…

とはいっても、予告でクライマックスに見せかけているシーンは全然途中で、更に友情とパワフルさを見せてくれるラストが待っているのは熱かった
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理想郷(2022年製作の映画)

3.9

移住してきてまだ2年の夫婦が、嫌がらせに度々合う。隣人一家が犯人だろうと確信して、証拠を撮ろうとするというあらすじ

中盤の思わぬ展開からの後半パートでサスペンスから人間劇に転換していく感じがとても良
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ノースマン 導かれし復讐者(2022年製作の映画)

3.7

預言者とか霊的なものが多く出てくるけど、話繋げるために使ってるなとは感じさせない世界観の作り込みがすごいと感じた

血の繋がりは憎しみも愛も生み出すってことが伝えたいのかなーとは思うけど、途中の愛によ
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ザ・メニュー(2022年製作の映画)

3.8

不思議なサスペンスホラー

料理人も客もエゴは置いといてシンプルに美味しく食事しようというメッセージだと感じた

複雑そうな料理に対してシンプルなグロシーンと、シェフの手パァン!が印象的

何者(2016年製作の映画)

3.7

本で読んだ時はラストの内面が露わになるところがおぉってなったけど、映画だと少し地味に映ってしまうところはあった

ただ、少なからずある自分自身を見せつけられるから、良い意味でざわざわ出来る

映像で見
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

3.7

多くは説明せず、テンポ感の良いサイコパス映画

心が壊れて性欲と暴力が一緒になってるシーンとか、カレー食べてるシーンとか描写が印象的だった

でもジャニーズよくOK出したなというのが一番印象に残る気が
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ライフ(2017年製作の映画)

3.9

SFホラーとして、かなり優等生な展開!
最後はこうあって欲しいなという結末に(笑)

順番にフェードアウトしていくのはありきたりではあるけれど、飽きさせないスピード感がある
ただただ本能で動き回るエイ
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さかなのこ(2022年製作の映画)

3.8

子供の時から好きなものをずっと好きでいられるのは、3つのことが必要だと実感出来る

家族の懐の深さ
周りの人たちの根の優しさ
ミー坊自身のある意味での鈍感さ

小学生から魚博士になるまで1〜3章みたい
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NOPE/ノープ(2022年製作の映画)

3.9

知識や前情報なしで見たときの単純なSFとしての面白さ
解説等を読むと分かる「見る」と「見られる」の関係性
2段階で楽しめる映画だった

よく分からんなーと思うシーンがいくつかあるけども、この物体は何な
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ボイリング・ポイント/沸騰(2021年製作の映画)

4.0

ギリギリで運営されるレストランの緊張感が、ワンショットで撮影されることでリアルに伝わってきて面白かった

細く、何とか張ってた糸がプツンと切れる感じ

スタッフからお客さんまで見たことあるぞって人ばか
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竜とそばかすの姫(2021年製作の映画)

3.8

世間で言われてるより面白いと感じた。ただ前半、もう少し観客に寄り添ったストーリー展開にしていてくれれば、後半の感動大きくなったかなと思う。
場面転換する際、関係ない様に見えるシーンに急に移ることばかり
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岬の兄妹(2018年製作の映画)

3.8

どこまでリアリティが投影されたフィクションかは分からないけど、リアルを感じさせる作品だった。

女医さんの「見えない…」は、ラストのループ感あるシーンも相まって、あの生活の終わりの見えなさを感じさせる
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

3.8

SF、ゾンビ、グロアクション、コメディ色々楽しめて面白かった

ハーレイ・クイン以外知らないけど、それに関わらず分かりやすい、見やすいストーリー

特に脅威が核関連じゃないのがすごく良い
異世界からの
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グレイマン(2022年製作の映画)

3.7

クリス・エヴァンスは中々のカメレオン俳優ということがよく分かった
普通どうしてもアメリカ感出てしまう気がするけど、ナイブスアウトでも感じさせなかったし、今回はなんならホントにクリスなのか疑った

後半
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希望と絶望 その涙を誰も知らない(2022年製作の映画)

3.9

ここ2,3年で日向坂を見てきただけではあるけど、全員揃って中々ライブが出来ていない印象がすごいある

べみほの卒業も相まって、だからこそ東京ドームにかける想いはかなり強かったんだなということがよく分か
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ノマドランド(2020年製作の映画)

3.7

「ノマド生活の中で会った人とは、いつかは分からないけどまた再会できる。同じ様に思い出とも再会出来る」というのはただその日暮らしで生活するというのではなく、心と折り合いをつけるための生活でもあるというこ>>続きを読む

私ときどきレッサーパンダ(2022年製作の映画)

3.6

子供が自立する物語

大きさは親の方が意外と子離れ出来ないことを表してる?

ピクサーにしては薄味のお話だったので、記憶にはあまり残らなそう

スウィング・キッズ(2018年製作の映画)

3.9

ただ踊りたいだけでも、踊れない時代がある、人がいること

前半もっとギュッと絞ってくれればテンポもバランスも良かった気はする

クリスマスのダンスは前口上が良かった、対決ダンスも最後に持ってこられたこ
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82年生まれ、キム・ジヨン(2019年製作の映画)

3.7

男が、社会が抑圧していることに気づかないために起きたこと

自分はそういうことしてないって思っていても、何気ない言動に当然と考えてしまっていることがあるんじゃないか

こんな生活も近づいてくるだろう歳
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.6

90年代半ばのアメリカを、子供視点でドキュメンタリーパックとしてコンパクトに納めるという点ではすごいと思う

個人的には緩急あるはずだけど、あまり山場とかが分からなくてすっと抜けてしまった

多分、見
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くれなずめ(2021年製作の映画)

3.7

青春とくれなずむ時間は確かに似ている気がする

高校の時の友達とかは、意外と会えないもんだから、大人になってからの再会は大事にした方がいい

ホントに生きてるのか死んでるのかよく分からなくなっちゃう

ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

3.9

最後の朝焼けみたいな、心地よいグラデーション持った感情を作り出してくれる作品だった!

大きな出来事があった日にフォーカスするのではなくて、6年間の同じ日にフォーカスしているから、より日常感があってリ
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リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

4.0

・死んだ後も覚えられていればその人は世に留まっている
・音楽は心を響かせて、人を繋ぐものである
というメッセージを子供でも分かりやすく、大人でも感動する様にストーリー作れるのホントにすごい!

死者の
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罪の声(2020年製作の映画)

3.7

・事件の謎を淡々と探っていく感じはドキュメンタリー番組で良かったんじゃないかという印象
・最後の方で事件の全貌が分かった上で、やっと人の感情が明確に出てくるので終わりとしては締まっていたと思う
・「何
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トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.0

マーヴェリックがグースに対する想いを、ルースターと共に、これ以上ないくらいキレイに回収する作品だった

音と圧倒的な画が作るリアルが「絶対これは無理でしょ…」と思わせる緊張感を漂わせる

そこから実現
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流浪の月(2022年製作の映画)

3.8

全編通して画と俳優さんの演技がすんごい良かった
映画の醍醐味である、日常で感じることのない感情を得られるという意味では最高

ただ話の展開は後半いくにつれて…いやもっと上手くやりなよーって気持ちになる
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トップガン(1986年製作の映画)

3.5

みんな顔に尋常じゃない汗を浮かべてるのが1番印象的だった(笑)

・全体的に曲が結構良かった
・飛行機の戦闘シーン、誰がどれに乗ってるかイマイチ分からなくて、何起きてるか理解出来ない…
・結局トム・ク
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犬王(2021年製作の映画)

3.7

決して分かりやすくはないけど、次はどんな舞が見れるのかワクワクしてしまう作品だった

歴史の中で、もみ消されてしまった?けど実はこんなロックな申楽があって人々を楽しませてたかもしれないっていうストーリ
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さがす(2022年製作の映画)

3.9

・ピンポンシーン、ラリー続けながらの会話に意味がありとても良かった
・佐藤二朗はコメディばかりやらせてはいけない(笑)伊東さん、森田さんも変幻自在すぎる。清水さんのキャラも良かった
とにかく演技が光っ
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

3.7

監督趣味?が特に後半全開で視覚的に面白かった、ハイライトはワンダから逃げるために色んなマルチバースを一瞬で駆けめぐるとこ!
ストーリーはそれほど…こんだけのユニバースの中だとどうしても繋ぎ感があって、
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アナザーラウンド(2020年製作の映画)

3.5

大人しめが故にリアル感はある映画だった
でもこれくらいシンプルな内容なら、もう少しバカさあっても良かったなー(お国柄?)

どうせならお酒の失敗談に話を持っていくんではなく、血中濃度リアル0.05%で
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空白(2021年製作の映画)

3.9

人がそれぞれ持ってる感情や考えがはみ出て重なった結果、不幸が起こることがしっかり描かれている
父親が色々な気づきから、はみ出している部分(怒りや疑心→嫌がらせ、娘の親である→自分はちゃんと娘を知ってい
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.7

めちゃくちゃシンプルでビックリした

アクションシーンでところどころザ・CGな感じになるとうーん…となってしまう…
迫力あったけど!

コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

3.9

表情で心が揺り動かされる映画だった

・主人公の子、大人と子供の境目に漂っている感じが出てて惹き込まれた
・お母さんとの寝室での会話シーンや最後のハグのシーンは家族愛に溢れていて、この映画をよく体現し
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.9

前半はホントあんま面白くないな、失敗したんかなと思った
あんまりグロいところも出てこないし…

でもビデオ映像で後ろが映った瞬間から…ひっくり返って怒涛の展開が最高だった!
気持ち悪さと気味悪さとスタ
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.9

最初から最後まで暗いシーン&雰囲気と、影を意識したアクションで統一されていたのが良かった
記憶に残る絵がたくさんあった

リドラー自身があまり出てこなかったから、キャラクター性が見えにくかったのが残念
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