Tomatoさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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靴ひも(2018年製作の映画)

3.5

主役のガディの笑顔がいい。勝新太郎を思わせる風貌の父親がまた良い。ソーシャルワーカーもお店に集う仲間たちも、決して裕福そうではないのに、温かく見守ってくれる。
キャストがとても魅力的な映画でした。

インターステラー(2014年製作の映画)

3.4

映像がとても美しく、空想科学的要素の中に人間ドラマが織り込まれていて、他にはない感じ。
時間とか空間とか次元とか?
これを取り入れられれば、日常をより俯瞰できるかも。

スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

3.8

ブリュノの情熱とマリクの静かな慈愛に満ちた瞳がとても印象的。
自閉症児たちを美しく描いていて凄いと思う。
一見、ブリュノだけが戦って奔走しているように見えるが、実は、マリクや仲間のスタッフに支えられて
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シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.8

長澤まさみの勇気に乾杯!

ウルトラマンの知識ほぼ無しで、鑑賞したけど、とーっても楽しかった。
手練れの俳優陣の中、初めて知りましたが、早見あかり、すごく良かったです。

確かに後半は、睡魔に襲われそ
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はじまりのうた(2013年製作の映画)

3.8

ほっこりしました。
足の裏真っ黒のおじさんが出てきて、一体どんな映画なの⁈と思ってしまったのに、最後は心温まりました。

思春期の娘とのやりとりや、グレタとダンの距離感の中になかなかのグッとくる親愛の
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

主人公の少しヒステリックなところが、ストーリーをよりリアルに。

通話と主人公だけの絵面なのに、サスペンス要素と主人公の背景が気になって、途中でやめられない。臨場感が見る側の想像力を掻き立てる。

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ハングオーバー!!! 最後の反省会(2013年製作の映画)

3.8

始まりから強烈な相変わらずバカバカしいアランのエピソードに笑ってしまう。
今までのシリーズの伏線回収にほっこりします。今回注目は、アランの成長です。
アランの歌声や奇天烈な泣き声とお別れするのが寂しく
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ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い(2009年製作の映画)

3.3

ブラッドリークーパーの魅力全開⁈
愛すべきバカバカしさ。
史上最悪のとっ散らかりをなんとかするはずが、ますますとっ散らかっていって笑うしかない。
ドラマ感覚で見られる軽さで楽しくて、その上お代わりもあ
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mid90s ミッドナインティーズ(2018年製作の映画)

3.9

90s なっつかしいっ。
挿入歌のモリッシー、青春時代を思い出させてくれました❗️
男の子同士の気持ちの揺れる描写が、心に迫ってきました。
レイがかっこよかった。
レイとスティービーが夕陽の道路をスケ
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裏切りのサーカス(2011年製作の映画)

3.7

難しかったけれども、解説読んで、2度見て、なんとかストーリーを理解。

でも、内容がわからなくても、思わず見入ってしまう演技力とシーンの緻密さ。
ゲイリー・オールドマン始め、俳優陣がかっこ良く、モノク
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コリーニ事件(2019年製作の映画)

4.0

静かな水面の湖の底にあるものが、ジワジワと明らかになっていく感じ。
とても切ない美しい映画でした。
サスペンス色より、最後まで美しさがより感じられました。

ミッドサマー(2019年製作の映画)

3.4

鑑賞済みの身近な人たちから、グロいよーと聞いていて、とうとう怖いもの見たさで鑑賞。
普通なら、闇の中で行われることが、白夜の下、白日に晒されて行われる。眩しさと不気味さの対照が印象的。
すごいのは、ク
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ソロモンの偽証 後篇・裁判(2015年製作の映画)

3.3

いよいよ裁判!
と思ってたけど、始まるまで長いかな。
板垣瑞生の演技が光る。

ソロモンの偽証 前篇・事件(2015年製作の映画)

3.6

最初から衝撃的。
描写がリアル過ぎて、ちょっと重たい印象。富田望生の演技が切ない。

あなたを見送る7日間(2014年製作の映画)

4.1

見つけて良かった映画でした。
家族の過去が現在と混じり合うバランスが最高。
素晴らしいキャストと絶妙なカメラワークで、一々心にグッとくる場面がいっぱい。
散りばめられたコメディ要素が温かく回収されると
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.7

うだつの上らない父ちゃん感満載だったのに、驚きの展開に目が離せず。
シンプルで洗練されてて、バイオレンスなのに、思わずクスッとしてしまう。
痛快を体現した映画でした。
散りばめられた家族愛とBGMのチ
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孤狼の血 LEVEL2(2021年製作の映画)

3.9

前作の孤狼の血がショック過ぎて、残酷なのにストーリーが面白すぎて、LEVEL 2を怖いもの見たさで視聴してしまいました。

最初から恐怖心を煽られ、この人は無事でいられるのか?この人は?とドキドキして
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かもめ食堂(2005年製作の映画)

3.7

やっと観ました。
まあ画面いっぱいに広がる静かなフィンランドの世界。臨場感満載です。
小林聡美はもちろん、片桐はいりともたいまさこの静かな破壊力に心を奪われました。
こんなに静かなストーリーなのに、心
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9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019年製作の映画)

3.6

えー面白かった!
女優さん、みんな綺麗でした。成熟した女性の良さが出ていて。
謎解きも一つでは無くて面白かった。
重すぎず、綺麗な映像とスピード感、外国語の耳心地も良くって、エンターテインメントとして
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新聞記者(2019年製作の映画)

3.5

主役のシム・ウンギョン。この映画で初めて知ったのですが、役にピッタリで、澄んだ真っ直ぐな瞳にグイグイ引き込まれました。
最初から最後まで映像がとても綺麗でした。映像編集が秀逸です。
主役の二人を取り巻
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アルキメデスの大戦(2019年製作の映画)

3.6

数式を操れる人、カッコいい。
菅田将暉演じる主人公の天才ならではの葛藤がじわじわきます。
隣で併走する柄本佑は、主人公の親友させたら安定の日本一でした。

浅草キッド(2021年製作の映画)

4.3

”ひょっとしたらひょっとするぜー“
大泉洋のべらんめえ調の師匠が、格好良くて、柳楽優弥のたけしの哀愁がまた良くて。門脇麦の千春との別れ際がまたまた良くて。
人情がいっぱい詰まってて、ジーンと来ました。
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ホーム・アローン(1990年製作の映画)

4.0

テンポ良く、細かいところまで練られたストーリーと伏線回収が芸術の域だと思う。だって、何回観ても、ハラハラ見入ってしまうから。
マコーレー・カルーキンの綺麗な顔に現れる悪い表情のコントラスト。とても可愛
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殺人の追憶(2003年製作の映画)

3.6

ネタばれになってしまうので、多くは語れませんが、見始めたら最後までやめられません。
描写が一々、とてもリアルで、心を痛めずにいられない。その悲惨さを、独特の味わいで、墜落させずに低空飛行させてくれるソ
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ダブルフェイス 偽装警察編(2012年製作の映画)

3.8

角野卓造の本気と小日向文世の狂気を見た!
香川照之、苦手だったので初めて出演作を見ましたが、奥歯噛み締めるところとか、クセの演技の絶妙なリズムとか、何もかも本物でした。
最後の最後まで迫り来る緊張感。
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THE 有頂天ホテル(2005年製作の映画)

4.0

役所広司繋がりで鑑賞。
舞台を見ているような、セリフや場面転換で、とても楽しめました。
品のある原田美枝子に、戸田恵子って絶妙だなあと感心したり。
悲喜交々のドラマに手に汗握りつつ、ラッキーアイテムや
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劇場版 きのう何食べた?(2021年製作の映画)

4.4

嬉しい!
大画面で、けんじとしろさんに再会!
二人のアップが多いところに、絶妙な匙加減で味のある脇役たちが現れて、もう神の領域。こんなに素直に笑って泣けて、愛情いっぱいの映画、他には無いかも。
ドラマ
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サムライマラソン(2019年製作の映画)

2.8

“超高速!参勤交代の”に惹かれて鑑賞。色彩は綺麗で、俳優陣も良いのに、切り取られたエピソードが多くて、誰にも感情移入し切れませんでした。残念。テンポは良かったけれど。
コメディ要員の竹中直人が一番時代
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大奥〜永遠〜[右衛門佐・綱吉篇](2012年製作の映画)

3.0

菅野美穂頑張ったなあ。終盤になるに連れて、色がどんどん深まっていきました。
出てくるキャストが、今だから分かるって俳優が結構いて面白かった。
原作に忠実にっていう姿勢が溢れてて、登場人物のスピンオフド
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大奥(2010年製作の映画)

3.0

紅を差したニノは綺麗でした。
和久井映見の久通、久通でしかなかった。

怪物はささやく(2016年製作の映画)

3.4

イチイの怪物のお話がとっても面白かった。毎晩、眠る前にお話してほしい。
コナーの硬くなってしまった心を、コナー自身が一生懸命粉々にしていく。
コナーの気持ちになるというより、コナーのような気持ちが、自
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しあわせの絵の具 愛を描く人 モード・ルイス(2016年製作の映画)

4.0

サリー・ホーキンスのモードとイーサン・ホークのエベレット。

始まりは、灰色がちだったスクリーンの景色。エベレットの家も同様で、それが時間の経過と二人の心の変化と共にモードの筆で、少しずつ彩られていく
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ワン チャンス(2013年製作の映画)

3.0

ライトな(軽さも明るさも!)コメディタッチのストーリー。映画というより、テレビドラマを見るようなリラックスした気持ちで鑑賞できました。
少ない登場人物、みんながリアルな一般人のように思わせる演出が素敵
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