Tomatoさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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最高の人生の見つけ方(2007年製作の映画)

3.3

モーガン・フリーマンの語りって直接心に響く。“ショーシャンクの空に“を思い出しました。

ストーリー展開に新鮮さはないけれど、モーガン・フリーマンの味わい深い表情と、ジャック・ニコルソンの切れのあるワ
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運び屋(2018年製作の映画)

3.4

クリント・イーストウッド演じるタタこと運び屋の佇まい、肩の力の抜き加減がとても良かった。
エピソードの端々に、お爺さんらしい、時代の変化に遅れた感じだったり、気づかずになんとかなってしまうように“見え
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孤狼の血(2018年製作の映画)

4.1

役所広司の実力に引き込まれました。
松坂桃李の多彩な変化も圧巻!
ありとあらゆることが衝撃的過ぎて、日常生活に支障をきたしました。
暴力団に関わる人々が誰も幸せでないところが、とても生々しくテンポ良く
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弁護人(2013年製作の映画)

4.0

ソン・ガンホに惹かれて、つい見てしまいました。
力の抜けたおじさん感につられてぼーっと見ていたら、とても重い内容じゃないか?!
尺が長いのに、登場人物みんなが、良すぎて、全く飽きることなく、手に汗握っ
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それでもボクはやってない(2007年製作の映画)

3.7

結末まで、どうなるのかハラハラしながらのサスペンス。
冤罪が作られてしまう過程が衝撃的。

名バイプレイヤーが目白押しで、監督の俳優選びに脱帽しました。
小日向文世がすごすぎて、嫌いになりそうになった
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.0

とうとう鑑賞してみた。
柳楽優弥始め、全員演技が光っている!
是枝監督のすごさと優しさが詰まってました。
散りばめられたディテールも。
社会の歪みに落とされた子どもたちの生命力!普通って何?
主人公が
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ホテル・ムンバイ(2018年製作の映画)

3.9

ホテルマンのデヴ・パテルが、とても美しかった。
テロによって繰り広げられる残酷さのリアルさと、なんとか逃げ延びる人とのバランスが絶妙で、最後まで息をつめて見入ってしまいました。
実行犯となった若者の悲
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天才作家の妻 -40年目の真実-(2017年製作の映画)

3.0

何より、グレン・クローズ演じる妻ジョーンの表情にハラハラし通しで、目を離せず。
ジョナサン・プライズ演じるジョセフはそのだらしない弱さに、嫌悪感を覚えるほど。
記者は誰かと思ったら、ここでクリスチャン
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ジョーカー(2019年製作の映画)

3.6

アーサーの哀しい物語。
アーサーそのものにしか見えず、ひとつひとつが不気味で哀しかった。
下層の慎ましい生活をしていたアーサーが、たった一つの拳銃を手にしたことで、観客のいるステージに上がってしまう。
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.0

見始めは、あー時間と共に、主人公二人の関係が変わって行くよくあるストーリーかあ。と思っていたら、見事な想定外!
シャーリーのスノッブな感じと繊細さに心が痛くなり、トニーの暴力の成熟した匙加減の格好良さ
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トイ・ストーリー4(2019年製作の映画)

3.8

自分も年齢重ねて来て色々考える今日この頃。なんか、現役から外されてしまう感じが身につまされた。

バズとウッディの距離感こそ、真の信頼関係。バズ、ずれてるようでブレてないのが、とても男前です。

見た
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マダム・フローレンス! 夢見るふたり(2016年製作の映画)

3.6

ヒュー・グラントに久しぶりに再会したけど、相変わらずのチャーミングさ健在でした。
メリル・ストリープのゴツさの中に、幼女をちらつかせる演技は、凄いなあと思います。

ストーリーだけを追ったらシンプルな
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ザ・レポート(2019年製作の映画)

3.2

この状況をどうひっくり返すの?とじりじり見続けずにはいられないサスペンス。

仕事を請け負ったダンことアダム・ドライバーがどんどんレポートにのめり込む姿が、リアルに共感出来る。

私たちの生きている社
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.1

ブラッドリークーパーの歌が良かったんですけど!
アリーがデビューするまでの、ダイヤモンドの原石オーラが、綺麗で強く輝いてました。

ストーリーはとても普通。

おばあちゃんの家(2002年製作の映画)

3.7

おばあちゃんが、一言も発していないのに、ひたすら、態度だけでおばあちゃんの愛情を注ぎ尽くすのが、すごい。

色んな小道具が、上手く使われていて、まさに、マジック。気づいたら、続きが見たくてやめられませ
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.9

原作を裏切らないストーリー展開でした。

松田龍平とオダギリジョー、難しいキャラクターなのに、愛おしく思ってしまう演技の腕前、さすがだなあ。
脇を固める俳優陣も実力派揃いで、この人かあと嬉しくなっちゃ
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

4.0

とても生々しいのに、ドライな感じもあって、久々に観る色んな意味で残酷な映画でした。
始まりはあんなに軽くて明るい感じだったのに。私達の幸せもこんな感じだったらどうしよう。時間軸でも空間軸でも、自分の知
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こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話(2018年製作の映画)

3.8

こういう現実を一部でも知ることが出来てよかった。
大泉洋すごいなあ。リアルでした。

青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.8

劇団ひとり!
キャスト良し、セリフ良し、ストーリー良しで、何度も素直に泣いてしまいました。
前半の売れないマジシャンさ加減も、共感してしまいました。
不器用な優しさが溢れる温かいお話でした。

アフタースクール(2008年製作の映画)

3.4

何気なく見始めたところ、「え?なになに?」とサスペンスに引き込まれてしまいました。
佐々木蔵之介のアップが綺麗!
ドラマだと思って、十分楽しめます。
押し付けがましくなく、ほっこりするのは大泉洋と堺雅
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

3.6

映像が綺麗で、スピード感のあるカメラワークが遊園地のアトラクションに乗っているよう。

ビリギャル(2015年製作の映画)

4.0

ストーリーは単純明快なのに、アップテンポのセリフやBGMがとても心地良く耳と心に響きました。
伊藤淳史の演技がとても光る良い映画に出会えて良かった。塾の先生そのものにしか見えなかった。
俳優陣が全員う
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武士の献立(2013年製作の映画)

3.0

上戸彩が姿勢がとても綺麗だった。高良健吾が薄い印象。
ベテラン俳優陣、筋の通ったストーリー、と素材は良いのに、出汁が出てない感じでちょっと残念。