kayupanさんの映画レビュー・感想・評価 - 14ページ目

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ナポレオン(1927年製作の映画)

5.0

1927年のモノクロ、無声、3時間半というストイックさながら、古い映像効果も今では逆に新鮮で良く、1981年にコッポラが付けたというクラシック音楽も素晴らしく、世界史好きにはたまらない。

ディーバ(1981年製作の映画)

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北野武映画みたいな静謐な雰囲気。カットが斬新で画が綺麗なサスペンス

アマデウス(1984年製作の映画)

5.0

批判と皮肉を含みながらキリスト教の神性も絡めて、偉大なミュージシャンの感受性の破滅的側面を描いている。逆説的に、見た者が凡庸であることをつきつけられる作品。

モンテーニュ通りのカフェ(2006年製作の映画)

4.0

クラシック、アートコレクター、演劇にそれぞれ携わる者の自由への悩みから生まれる人間的な美しさを、パリモンテーニュのカフェ店員の試用期間である主人公を中心に同時進行で描かれる。

きっと、うまくいく(2009年製作の映画)

4.0

夢・恋愛・結婚・出産・友人家族愛など人生のイベントのいいところを全部詰め込んだインド映画特有の構成で、それぞれしっかり描かれているので映画5本くらい見た気分になる。

サウンド・オブ・ミュージック(1964年製作の映画)

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ジャズスタンダードの元になったmy favorite thingsが主題歌の映画。歌詞がこんなに明るい内容だと知らなかった。解釈が少し変わった。メロディとコードの関係が素晴らしく良い曲。その他も音楽の>>続きを読む

セッション(2014年製作の映画)

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名門音楽院内での師弟関係ホラー映画。楽器練習しなきゃと思った。

酒とバラの日々(1962年製作の映画)

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爽やかに演奏されるジャズスタンダードになった同名主題歌から想定されるようなジャズ映画ではなく、アルコール依存性のなかなか悲惨な話。
元来的に主題歌は物悲しいバラードなのだと感じた。

アルフィー(1966年製作の映画)

4.0

ソニーロリンズが音楽を担当しており、冒頭から都会的な雰囲気が流れる。ストーリー自体は、モテまくり男の少年漫画みたいな話だがなかなか面白く、洒落たファッションや、終始カメラ目線で独自の哲学を語りかけるの>>続きを読む

グレン・ミラー物語(1954年製作の映画)

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トロンボーン奏者兼作曲家であり、ビッグバンドのリーダーでもあるグレンミラーの実話を元にした映画。数々の逆境を妻のサポートを得て越えていくサクセスストーリー。
何度もハプニングがチャンスに変わっていく(
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コットンクラブ(1984年製作の映画)

4.0

ニューヨークのハーレムが舞台で、ジャズコルネット奏者が主人公。
他にもミュージカル、タップダンス、ギャング抗争と自分の好きなキーワードが結集していて、とても面白く観れた。
前に実際に歩いたニューヨーク
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ニューオリンズ(1947年製作の映画)

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ジャズの力、最高!と思わずにいられないほど魅力的に、ラグタイムを始めとした黒人音楽が、上流階級の白人音楽であるクラシックと対立構造を軸として語られている。ルイアームストロング、ビリーホリディ、ミードル>>続きを読む

バード(1988年製作の映画)

5.0

チャーリーパーカーの映画「BIRD」見た。音楽かっこいい、話は実話を基にしていて暗かった。盛者必衰。でも、どんなに自分はだめだ〜って落ち込んでも「いや、チャーリーパーカーよりは大丈夫!」って思える。>>続きを読む

ラウンド・ミッドナイト(1986年製作の映画)

4.0

デクスターゴードン主演のラウンドミッドナイト観た。バドパウエルのフランス滞在時の実話を基にしているらしく、いい話だったし、何よりハービー、ウェインショーター、ロンカーター、トニーウィリアムスとか出てて>>続きを読む

死刑台のエレベーター(1958年製作の映画)

5.0

マイルスデイビスが音楽を担当したサスペンス。トランペットの夜感と妖しさがフランス映画の雰囲気とよく合う。結構急展開。